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3月15日(水)曇り 子育て・親育ちの眼「養育と非行」

<子育て・親育ちの眼「養育と非行の関係」> 昨日の北中ホームページへのアクセスは「320件」ありました。 多くの方々が本校のホームページをご覧いただき感謝申し上げます。これからも、北中生徒のよさや活動の様子などを準リアルタイムに掲載していきたいと思います。

〇親の養育と非行の傾向について・・・・・・教育社会学者の舞田敏彦先生の記事を紹介します。
●警察庁の統計で・・・平成27年度中に「刑法犯」で検挙された少年は3万8,921人でした。このうち親の養育態度が「放任」と判断された少年が23,2%。「拒否」型が0,5%。「過干渉」が1,6%。「気まぐれ型」が1,1%。「溺愛型」が2,5%だったそうです。

●検挙の中で・・・「強盗犯」少年の44,5%が、親の「放任型」だったそうです。


●検挙された少年のうち・・・親の養育で「放任型」では「殺人」や「強盗」、「傷害」といった罪種が多くありました。「放任型」の家庭の中で育った少年は欲求充足のために大声を出す、暴れるといった攻撃的な人格になりやすい傾向があるようです。

●また、「溺愛型」で育った非行少年は・・・「強姦」や「わいせつ」などの性犯罪が多い傾向にあるようです。欲求が過剰に充足される中で育った少年は、何でも自分のものになると錯覚し、突発的な性欲を押さえられないようです。

●舞田先生は・・・親の養育態度の大きな歪みが、子どもの非行に密接に関連している、と話していました。
******養育に大きな歪みが出ないよう、十分にお子さんに目配り、気配りをしながら子育てをしてくださるとありがたいです。
  参考文献「日本教育新聞」(H29,3,13) 3面から引用 

3月14日(火)その2 校長室コラム「PTA監査」

<校長室コラム「PTA会計監査 東小建設工事打ち合わせ」> 太平洋沿いに雨雲が北上しています。この雨雲の影響で、場所によっては薄い雲がかかり小雨が降るような天気です。
 
(朝の国旗掲揚塔付近)      (朝 小雨で掲揚しませんでした)
 
(12時ごろの空の様子)      (今日の給食 混ぜご飯)

〇東小学校建設工事打ち合わせ・・・・・・今日、10時から北中、中会議室で設計事務所と建設業者、町教委、学校職員が参加して、この春休みからはじまる工事についての第1回目の工事打ち合わせを行いました。
●東小建設工事に伴い大きく敷地内を仮囲いする関係で、北小からの生徒の学校への入り口をどうするかや、給食運搬車の搬入経路の確保などについて、約1時間話し合いを行いました。

●新学期からの北側からの生徒の校内への入り口変更などについて、後日町教委からの通知文を配布させていただきます。

〇がんばる象タオルの寄贈をいただきました・・・・・・生きがいクラブ高根沢の長岡ヒロヱ様より、手作りでタオルの「がんばる象タオル」をクラス分7本、寄贈していただきました。
●毎年、町内小学校には「交通安全帽」。中学校には「がんばる象タオル」を手作りで作りお贈りいただいています。 校長室にも、青いタオルの「がんばる象」が飾ってあります。「長岡様、ありがとうございました。」  
  

〇PTA会計監査・・・・・・本日、18時から中会議室で、監事さんにご来校をいただき、平成28年度のPTA会費についての監査をお願いしました。
 

3月14日(火)曇り 子育て・親育ちの眼「キャビアの商品化」

<子育て・親育ちの眼「チョウザメのキャビア商品化」>今朝は校庭の土がしっとりと濡れていました。天気予報では、今日、明日が雨または雪の予報がでていますので、運転には十分ご注意ください。

〇県立馬頭高校が「黒い宝石」の商品化に・・・・・・チョウザメの卵は「黒い宝石」とも呼ばれ、塩漬けにした高級食材の「キャビア」になります。
●国内の高校で唯一、淡水魚を専門に学ぶ水産科があるのが馬頭高校です。チョウザメはサメのように見えて、実は淡水魚です。20年前、当時の生徒が「食べてみたい」と好奇心を抱いたのが研究のはじまり。

●キャビアは・・・大粒ほど高級とされ、そうなるまでにチョウザメの飼育に10年かかるそうです。雌雄判別や人工授精も高校ではまだ道半ばだそうです。

●昨年・・・はじめて産卵し、低塩分、非加熱処理のフレッシュ・キャビアに仕立てました。本年度は「急速冷凍庫」を導入。解凍してもおいしさが保てるようになり、ほんのわずかだが念願の商品「キャビア」が出来上がったそうです。

●海なし県の本県で、「キャビア」を量産化し高校生が作った商品として売り出せば、大きな話題になるでしょう! 水産科の生徒たちは、研究旺盛で夢の実現に向かって目を輝かせています。 
******商品化を楽しみにしています! 参考文献 「下野新聞」(H29,3,13)1面から 

3月13日(月)その2 校長室コラム「静かな一日」

<校長室コラム「静かな一日」> 今日は大きな行事などもなく、静かに6時間が終了しました。
  
(今日の給食 ツナ入りナポリタン) (朝、5名が国旗掲揚していました)

〇静かな一日・・・・・・朝の会から、6時間の授業がありました。私が3回、校舎内を巡回しましたが、どのクラスも落ち着いて学習ができていました。時折、笑顔を見せながら生徒たちが授業に参加していました。
    

●午後、小野口PTA会長さんが来校しました。次年度の役員さんについての話やPTA総会時の役割等について話をして帰られました。

●今日の部活動は、下校17時50分になっています。外の部活は風はありませんが、少し冷たい中での練習になります。 
        

〇ヘルメットを荷台にくくり付け・・・・・・今朝、自転車置き場を見てちょっとビックリしました。何故かと言うと、サッカー部からはじめたヘルメットを自転車の荷台にくくり付けが、半分以上になっていたことです。
●大谷先生の話では、ソフト部やバスケットボール部、バレーボール部にも、この「へルメットくくり付け運動」が広がってきたようです。
新生徒会でも、この「ヘルメットくくり付け運動」を広げようと、活動をはじめたようです。期待しています!

●くくり付ける利点は、風で自転車が倒れてもヘルメットが散乱しないことや、雨水がヘルメットが中に入らないことです。 県北のいくつかの中学校では全員がヘルメットを荷台にくくり付けています。 地区内では喜連川中で実践しているようです。
 

3月13日(月)曇り 子育て・親育ちの眼「1歳児からスマホ」

<子育て・親育ちの眼「1歳児から4割がスマホ利用!?」> 今日は朝からずっと曇り空です。 日中の最高気温は「9度」と肌寒い一日になりそうです。

〇カズ 50歳ゴール・・・・・・昨日、J2の試合で横浜FCの三浦知良選手(50)が今季初得点をあげました。
●Jリーグで、50歳代の選手が得点するのは初めてです。自身が昨年8月7日のセレッソ大阪戦で記録した「49歳5ヶ月12日」のリーグ最年長得点記録を「50歳14日」に更新しました。

●試合後、三浦知良選手は「50歳でというよりは、FW(フォワード)として点を取れたことがうれしい。年齢は自分の中ではあまり重要視していない」と話していました。

〇1歳児の4割がスマートフォン利用・・・・・・「こどもたちのインターネット利用について考える会」(座長 坂元章お茶の水女子大教授)は、未就学児の保護者を対象に調査をしました。その結果、1歳児で約4割、3歳児で約6割がスマートフォンなどの情報通信機器を使用していることが分かった。
●どのような活用か・・・「機器内の写真や動画の閲覧」(0~2歳)、「ネット動画閲覧」「ゲーム」「知育アプリ」(3~6歳)の利用が多くありました。

●スマホを使う理由・・・1位 子どもの機嫌がよくなる(53,7%)   2位 親の手を離れる時間ができる(40,4%)   3位 機器に触れたがる(27,5%)   4位 学習ができる(21,1%)   5位 機器の操作を覚える(14,9%) だったそうです。 

●利用頻度・・・調査対象幼児の約半数が「毎日」「ほぼ毎日」と回答していますが、使わせている親の約9割が「何らかの不安を感じる」と書いていました。 
******今の若い親世代は、私が約25年前、子どもに与えていた「お絵かき」や「パズル」、「積み木」、「絵本」「レゴなどのブロック」の代わりに、現在は「スマートフォン」だと言うことが分かりました。
  ******参考文献「下野新聞」(H29,3,13) 22面から引用

子育て・親育ちの眼「県スポーツ調査から」

<子育て・親育ちの眼「県教委 小学生のスポーツ活動に関する調査」結果から> 県教委は1996年から5年ごとに、同調査を実施しています。その結果を公表しました。
〇小学生のスポーツ活動に関する調査 結果から・・・・・・特徴的な結果は、調査開始した20年前と比べて、「野球」(学童野球)へのン入部数が半減したことです。
●少子化の影響で学童野球チーム数も減少していることが、本県児童の「ボール投げ」(全国体力テスト)の成績と相関していると考えられます。

●プロ野球BCリーグに参入する「栃木ゴールデンブレーブス」の練習拠点となる予定の小山市絹地区では、児童・生徒数の減少から小中学校の統廃合が進んでいます。同地区の学童野球チームは数年前に複数のチームが合併し、「絹学童」という一つのチームになりました。

●県野球連盟によると、学童野球のチーム数はこの5年間で、「2割」減少したそうです。同連盟幹部の話では、親子でキャッチボールをする機会も減っています。遠征や練習試合など、親の負担が大きいこともチーム数減少の一因と考えています、と。 

●逆に水泳(スイミング)への参加児童数は、年々微増しています。競泳の五輪メダリスト 萩野公介選手の影響が大きいようです。宇都宮市内のスイミングクラブではこの10年間、入会児童の変動はないと言います。少子化の中、萩野選手らの活躍で、注目を浴び会員の減少を食い止めているのかもしれません、と話しています。
******参考文献「読売新聞」(H29,2,28)31面から引用

3月12日(日)晴れ 今週の行事予定

<今週の行事予定> 今日は風も柔らかく、暖かな春の一日になりました。
●我が家では午前中、自家用の「ジャガイモ」の植え付けをしました。男爵など3種類の種芋を切って植え付けました。「ジャガイモ」と言っても、何十種類も種芋があることが分かりました。
〇今週の行事予定・・・・・・12日(日) サッカー部練習試合(烏山中へ)

13日(月) 月曜①②③④⑤⑥  部活動17時35分・17時50分下校

14日(火) PTA会計監査(18時~ 中会議室)  大規模改修工事業者打ち合わせ(10時~ 8名来校)  火曜①②③④⑤⑥

15日(水) 職員会議  全校朝会(マイケル先生離任式*生徒会主催)  安全点検  一斉下校  水曜①②③④⑤

16日(木) 第2回PTA理事会(19時~ 大会議室)  髙松SC来校  部活動17時45分終了・18時00分下校  木曜①②③④⑤⑥ 

17日(金) 同窓会会計監査(17時~)  同窓会定期総会(18時~) 部活動17時45分・18時00分下校  金曜①②③④⑤⑥  町内小学校卒業式  

18日(土) 

3月11日(土)その2 子育て・親育ちの眼「虐待」

<子育て・親育ちの眼「虐待通告5万人越え!」> 全国の警察が昨年1年間に児童相談所に虐待で通告した子ども(18歳未満)の数は5万4227人になったことを公表しました。

〇虐待通告46%増 初の5万人越え・・・・・・統計を取り始めた平成16年度の962人から12年連続で増加。
●警察が、生命の危険があるなどして保護した子どもも過去最多の3,521人(34,2%増)になった。

●虐待の内容は、暴言などの心理的虐待が3万7183人で、全体の3分の2を超えています。このうち約7割は、保護者が子どもの前で配偶者に暴力を振るう面前ドメスティック・バイオレンスでした。 身体的虐待は1万1165人。育児放棄(ネグレクト)は5628人でした。

●被害者との関係では、実父が1番、実母が2番。性的虐待に限れば養父・継父が多い。 ******参考文献 「産経新聞」(H29,3,10)26面から 

3月11日(土)晴れ 校長室コラム「東日本大震災から6年」

<校長室コラム「東日本大震災から6年」> 今日は暖かな春の太陽が顔を出していましたが、冷たい北風が夕方まで吹いていました。
〇東日本大震災から6年・・・・・・6年前の「3,11」午後2時46分の光景を憶えているでしょうか!! 私は鮮明に覚えています。
●現在、中学1年生は大震災の時は、小学1年生だったでしょうか? あまりその当時の様子は憶えていないのかも知れませんね・・・。

●今日は全国各地で、東日本大震災から6年のイベントが行われています。報道や各局のニュースでも特番で放送しています。いつまでも風化させたくない出来事です。
   

●北中には東北から避難して生活している生徒はいません。全国では避難して生活している児童・生徒に対して言葉や暴力、恐喝などで「いじめ」をしている事件が報道されます。何とも悲しくなります。

●北中では、今日一日、「半旗」を掲揚しました。

3月10日(金)その2 校長室コラム「県立高合格発表」

 <校長室コラム「県立高校合格発表」> 朝から、青空と真っ白な雲のコントラストが美しい一日になりました。

〇北中紹介の記事が出ました・・・・・・栃木県連合教育会編「下野教育第754号」(下野印刷 平成29年3月 96頁)に、北中の紹介記事が掲載されました。「北中記事JPG」をクリックすると、ご覧いただけます。  下野教育北中記事.JPG 

 
(今日の給食 鯖の味噌煮)     (綺麗な青空でした)
 
           (丸窓からの風景)

〇県立高校合格発表・・・・・・本日、10時に県立高校では、玄関付近に「合格者(番号)一覧」が張り出されました。
●学校では、3年職員スタッフがパソコンの前にスタンバイしながら、「合格番号」が掲載されるのを待っていました。10時20分過ぎに、県教委のホームページが更新され、各高校の「合格者」の番号が掲載されました。

●職員3人で、本校受検生の番号を目を丸くして照合・チェックをしながら、生徒の「合否」の確認をしました。

●合格した生徒の皆さん、「おめでとうございます!」「ここで安心することなく、今日からが新たなスタートです!春休みを有効に活用してください。」

●卒業生67名は今日で最終決定した、それぞれの進学先や進路に向かって着実に歩んでいってください。

〇図書室で昼休み、読み聞かせ・・・・・・図書の坂本先生は今日の昼休み、来室した生徒を集めて2冊の童話の「読み聞かせ」をしてくださいました。
●読み聞かせの1冊「ぜつぼうの濁点」(原田宗典 作)の内容は深く、ブラックユーモアたっぷりの童話です。

●内容は、ひらがなの国の「ぜつぼう」の「ぜ」の濁点「”」は、私のために長い間、不幸が続く原因だと、旅に出ます。
ついには、濁点「”」が水の中に沈むとき、「きほう」ができて「ほ」のところに濁点「”」がくっつき、「きぼう」の濁点になったという話です。******この記事だけでは、この童話のおかしさや面白さが伝わらないと思いますので、図書室で読んでみてほしいです。
     

〇お客さんの声から・・・・・・来校して校長室に案内した来客の声です。
●「駐車場から玄関、校長室へと案内されましたが、生徒は今日、休みですか?」 と問いかけられました。「いいえ、1年と2年は登校して勉強していますよ。」と回答すると、「静かで、物音一つしないので、生徒が休みなのかと思いました。」と話して帰られました。******3年生の存在感を感じた瞬間(機会)となりました。ま
  
  (机と椅子がなくなった3年教室)  (人影のない2階の廊下)  
  
          (2年の授業風景)