投稿日時: 2016/04/16
木間ケ瀬中学校管理者
話はかわりますが,昨日,一昨日と本校のグランドにドクターヘリが着陸しました。本校生徒を運ぶためではなく,近隣での重病・重傷者を運ぶためです。公立の小中学校は,こうした事態に備えドクターヘリの離着陸場所に指定されています。今回は二日間とも生徒たちが学校生活を送っている時間帯でしたが,どの生徒たちもことの重大さを理解し,行動していたように思います。そんな生徒たちの話題の中に「まだ飛び立たないの?早くしないと・・・」という声が少なくなかったようです。我々教師の中にもそういった言葉が聞かれました。しかしそれは少し認識不足です。ドクターヘリは患者を空を使い一刻も早く病院へ搬送することも目的の一つですが,主なもくてきではありません。ドクターヘリには医師が乗り込んでおり,病院へ運ぶ前に一刻も早く,その医師が治療を行うことが主な目的なのです。救急車で病院へ運んだとしても専門医がいなかったり,十分な設備が整っていないこともあり得ます。こんな条件に合う受け入れ体制の整った病院を探している時間を利用しながら,逆の発想で「医師を連れてくる」のだそうです。この千葉県にドクターヘリは2機あるそうですが,1機年間1000件ほどの出動があるそうです。人の命を助けるために迅速かつ的確な行動をする隊員さんたちの姿は頼もしく輝いて見えました。
PS:今日はお弁当持ちです。お手数をおかけしますがご協力お願いします。なお,本日の授業参観・保護者会・PTA総会にお車でお越しの際は,本校グランドを駐車場として解放いたしますのでご利用ください。