木間ケ瀬中「歳時記」

1. 3月11日(土)

投稿日時: 2017/03/11 木間ケ瀬中学校管理者
 昨日は卒業式予行練習が行われました。凄いですね中学生って。3年生は複雑な動きをいとも簡単に行い,1・2年生は1回練習しただけでしたが,予行練習のできは立派なもので14日の当日が安心できる卒業式になりそうです。
 さて今日は3月11日。6年前の今日「東日本大震災」が発生しました。今も記憶に残っているところです。6年前の震災当日は,野田市の中学校では卒業式が行われ午前中に生徒は下校していたため惨事には至らず胸をなでおろしていたものです。あれから6年・・・
 2万1千人以上が犠牲となり,今も約12万3千人の方々が日本中に散らばり避難しており,そのうちの3万4千人の方々は,いまだ仮設住宅での生活を強いられているそうです。そして復興に向け頑張っている被災地の方々がいる一方で,世間では原発事故からの避難している児童生徒に対する,心ない言動「いじめ」が報道されています。教育者として,というより一人の人間として,胸が痛くなるばかりです。3月11日という今日という日にぜひご家庭でも話題にしてみてください。
「どんな気持ちで避難し転校してきたんだろう?」「もし木間ケ瀬中にそういう転入生が来たらどうする?」・・・
 被害はあったものの直接的な大きな被害はなかった野田市に暮らす者として,こういう世の中と真正面から向き合い,人の気持ちを考えて行動できる子ども達を育てていきましょう。そしてみんなが安心して生活できる学校,地域,国を目指しましょう。そんな第一歩は一人一人の中学生と向き合い語り合い心に訴えることではないでしょうか。

*学校では今日3月11日(土)東日本大震災で犠牲になった方々に追悼の意を表し「半旗」を掲げます。