投稿日時: 2016/03/11
木間ケ瀬中学校管理者
3年生のみなさん,また保護者のみなさん,本日はご卒業おめでとうございます。
4月から本校の様々な場面で全校をリードしてくれた3年生との別れを惜しむかのように,冷たい「涙雨」の卒業式当日の朝です。会場はかなり冷え込んでいます(6:00からストーブをつけていますが・・・)ので暖かくしてお越しください。
さて,今日は平成27年度第69回卒業証書授与式という晴れ舞台であると同時に,「3.11」東日本大震災の追悼の日でもあります。思えば5年前の今日,三陸沖を震源とするマグニチュード9.0という大地震が発生しました。5年前のあの日も卒業式の当日で,式を終えホッとしている午後の一時に,関東地方でも大きな揺れを感じたのは記憶に新しいことです。大きな揺れ,そして宮城,岩手,福島などの沿岸をおそった大津波により甚大な被害がありました。遠く離れた千葉県でも野田市でも被害がありました。
あれから5年。
今日3月11日という日が,卒業式であると同時に,東日本大震災で犠牲になった方々への追悼の意を表し,そして「自助・共助」の意識を持ち,決して大震災の経験を無駄にすることなく一歩ずつ前進するきっかけの「3.11」になることを祈っています。