木間ケ瀬中「歳時記」

1. 3月24日(金)

投稿日時: 2017/03/24 木間ケ瀬中学校管理者
 おはようございます。
 平成28年度も今日で終わり。修了式が行われます。皆さんにとってどんな一年間だったでしょう?どんな一年間だったにしても,この今の気持ちを4月から始まる平成29年度に生かして欲しいと思います。
 さて,今年度最終日となりますので,このホームページ「歳時記」の更新も今年度最後になります。一年間ご愛読ありがとうございました。毎日約100人の皆さんに読んで頂いていたことが,原動力となり頑張り続けることができました。「最終回」の今日は二つの事を書いてみます。
 一つは「習慣」です。私は毎朝6:00頃出勤し,新聞を取ったり,職員室の一日の準備をしたりしながら,毎朝この記事を更新します。そしてそれが終わると朝練の時間のために登校してくる生徒の登校指導を前の信号近辺で行います。次はぐるっと校内を見て回り職員室に戻ってきて本格的に一日がスタートします。本校に着任し2年間,毎日ほぼ同じ朝の動きをしてきました。人は口々に「大変だね~」などと言いますが,今は全然苦になりません。「習慣」だからです。これが私の朝の習慣です。「続ける」のではなく「習慣」となると色々な物が見えてきます。細かな変化,季節の移り変わりなど目も向けなかったことを発見します。同じように朝出会う人もそれぞれの朝の習慣があり,互いにあいさつを交わすようになり,その人のことがわかってきて人間関係が生まれます。「習慣」になれば一つレベルアップした自分に出会えます。そんな「習慣」をこれからも大切にしていきたいものです。
 二つ目は「お礼」です。よく「人は一人では生きてゆけない」と言いますが,私にとって学校という職場は,まさにそう実感します。私を含めた教職員の一つ一つの歯車が噛み合ったとき,学校として全てが動き出します。そして生徒達の牽引車となり教育活動がなりたちます。これと同様に大きく捉えれば学校を地域が支えてくださり,子ども達を保護者の皆さんが支えてくださっており,毎日変凡な日を繰り返すことができていることを忘れてはいけません。どこかで誰かの歯車が狂ってしまうと,学校の,家庭の,地域の平凡な日々が遠のいてしまうわけです。今年度1年間,生徒を含め学校に関係する全ての人たちのおかげで,平凡に平成28年度の幕を閉じることができることに,改めて「お礼」を言いたいと思います。
 一年間ありがとうございました。
       野田市立木間ケ瀬中学校 教頭 山田桂一