木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

6月22日(水)

 最近,教育界では「小中連携」という言葉が頻繁に使われています。本校は関宿地域の中高連携校だということは以前この場でもご紹介しましたが,「小中連携」つまり小学校と中学校の連携です。これにはいくつかの目的がありますが,「義務教育の9カ年を見通した教育」「中1ギャップの軽減」「地域に根ざした系統的な教育」などが目的としてあげられます。昨日,お隣の木間ケ瀬小学校で市内全小学校の全先生方が会し,研究会が行われました。「小中連携」とはいっても日頃は忙しさ故,なかなか互いの学校を訪問し授業などを見る機会はありませんが,昨日の研究会をきっかけに,私を含む8名の先生方が木間ケ瀬小学校におじゃまし,小学校の先生方に混じり授業を見学させていただきました。
 隣にある同じ公立学校でも,実は文化が違います。また小学校と中学校でも,ある意味常識が異なっていることに気づきました。私は体育科教師なので,6年生の体育の授業を見学しましたが,大変勉強になりました。「この子たちが入学してくるのだから・・・」と来年度の構想が,勝手に頭の中に具現化されてきます。子どもたちの視線,保護者としての視線で客観的にみると,やはり「小中連携」,中学校はもっと小学校の様子を知り,小学校ももっと中学校の様子を知ることから始めなくてはなりません。そう強く感じました。小学校だろうと中学校だろうと,目的は一つ。将来子どもたちが,未来の日本を担う,心豊かで立派な社会の一員,大人になって活躍してもらうことに他なりません。

PS:明日は,市内の中学校の先生方が野田一中に会し研究会を行います。そのため求職後に下校となります。 子どもたちのために実のある研究会になればと願っています。