校長室のひとりごと「実感!地球温暖化」
関東も梅雨明けこそしていないものの連日の猛暑には困ったものです。日本だけではなくこの猛暑、ヨーロッパでも大変なことになっているようです。スペインやイタリアでは気温42℃という予報もあり対策を進めています。イタリアのシチリアでは最高気温が39℃以上の予報の日には昼間の屋外労働を禁止とし、今後この措置がイタリア全土に広がりそうだということです。またローマ、ミラノ、ベネツィアなどではAM11:00からPM6:00は外出しないように市民に勧告しているそうです。フランスのマルセイユは最高気温40℃に達すると公共プールを市民に無料開放しているそうです。ギリシャのアテネ、ポルトガルのリスボンでは熱波により山火事が発生し住民が避難する事態になっています。またスイスではビルヒ氷河が高温のために崩壊し、近隣の村の90%が埋没してしまったそうです。調べを進めると、アメリカでも凄いことになっているようで、ニューヨークでは37℃という連日の猛暑で、エアコンの使用量の急増で停電したり、アスファルトが溶け車が道路を突き抜け落下する事故が発生したということです。
地球温暖化による地球規模の異常気象なのでしょうが、暑いからエアコンをつける。そうすると電力消費が増し、さらに電気を作らなくてはならず、結果としてCO2などの温室効果ガスが増える・・・ 正に負のスパイラルと言えます。どうにか良い方法はないものでしょうか。