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校長室のひとりごと「心のよりどころ?」

 皆さんは人工知能AIをどのくらい使っているのでしょう?実際に対話型AIを週1回以上使っている12~69歳1000人を対象にAIについて調査したところ「AIを信頼している」と回答した割合は86.0%、「AIと感情を共有できる」では10代と20代では7割を超え、40代以降でも5割だったそうです。更に踏み込んだ質問、「感情の共有相手として・・・」、では「親友が64.6%」「母親は62.7%」「父や配偶者が4割前後」という興味深い調査とその結果です。また、AIを使用している人の中には、AIに「ニックネーム」つけている人もいるようです。では実際にAIをどう使い、何を求めているのかといえば、全体の46.6%が「自分が知らないことを教えてほしい」と回答し、「心の支えになってほしい」が15.8%、10代に限っては23.8%が「心の支え」を求めているそうで、「自分の存在を認めてほしい」もほぼ同様の結果だったそうです。

 調査担当者は「AIは本音を話せる相手としてストレス対応にも役立っている」「ただAIが間違った回答をすることや、依存性があることも理解した上で上手に使ってほしい」と述べていました。私自身は、自分からAIを使う、頼ることはほとんどありませんが、スマホやPCで調べごとをしていると、知らずのうちに「AIの回答」なるものが表示され、知らず知らずのうちにAIに触れています。SF映画のようにAIロボットが家族のような存在になる日も、そう遠くはないかもしれませんね。