校長室のひとりごと「1年で90万人減」
「82億3200万」。何の数字でしょう。世界の人口です。昨年の「81億1900万人」から1年間で1億1300万人増加したことからもおわかりのように、地球上の人口は増加の一途をたどっています。国連の推計では2037年には90億人、2061年には100億人を超えると予想しています。
先日、総務省は日本の人口について調査結果を公表しました。2025年1月1日現在日本の人口は「1億2065万3227人」と昨年度より90万人減と過去最大の減少でした。世界的に人口が増加している一方、日本では少子高齢化が深刻で減少の傾向は今後も続きそうです。総務省は来年にも1億2000万人を割り込むと予想しています。この人口統計には、国内滞在期間3ヶ月以上の外国人も含んでおり、対象の外国人は35万4000人増え、日本の人口のうち367万7463が外国人だそうです。
また人口の推移を都道府県別で見ると東京都以外の46道府県で減少し、千葉県では2万5709人減少で608万4566人と減少率は0.42%です。この減少率が最も高いのが秋田県で1.91%、次いで青森県の1.72%、高知県の1.71%です。
日本の少子高齢化による人口減少もそうですが、いわゆる「生産年齢(15歳から65歳)」の減少も大きな問題の一つとなっています。