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校長室のひとりごと「あふれる情報」

 世の中には様々な情報があふれています。新聞やテレビだけではなく、インターネットやSNSでもキーワードを入力し検索すれば、関連した情報が次から次へと閲覧できます。スマホ1台持っていれば不自由なく情報を手に入れることができる便利な世の中になったと実感しています。一方で、情報が簡単に手に入ることへの怖さも感じています。我々大人もそうですが、情報が多ければ多いほど、欲しい情報はどれなのか、フェイクニュースなど、この情報が正しいのかという判断力が必要になってきます。私は朝夕のニュース番組をよく見ますが、時間帯によってチャンネルを変え複数の局のニュースを見るようにしています。同じ出来事を報じていても局によって伝わり方が違うことが少なくありません。しかしSNSなどの情報とは違い、マスメディアには、必ず社内に校閲チームがあるので誤った情報はあり得ません。例えば「月」は誰が見ても、同じように見え裏側は見えませんが、事件や事故は多方向から見ることができ、取材する人も違えば見ている方向が違うことがあるから局により違った印象を受けるのだと思います。しかし事実として双方とも正しいわけなので、双方の事実を踏まえ自分なりに解釈するようにしています。情報があふれている世の中、情報を見極める力が必要だということでしょうか。

 当たり前のようにスマホやタブレットを毎日使う子ども達にも「情報リテラシー」を身につけてほしいものです。