校長室のひとりごと「スポGOMI?」
「スポGOMI」をご存じでしょうか。これは「スポーツごみ拾い」のことです。と言ってもそもそも何それ?ですよね。2008年に日本で誕生したスポーツで、1チーム3人、競技時間は60分。つまり60分以内にどれだけゴミを拾えるか、そしてゴミの種類ごとにポイントが決められており、獲得ポイントで勝敗を競い合い世界大会も開かれています。
世界中で深刻化している海洋ゴミ問題、その8割は陸(街)から流れ出ていると言われており、それを防ぐための有効な手段、それが「ゴミ拾い」と言われています。昨年21カ国が参加した「スポGOMIワールドカップ」は世界中で大きな反響を呼び、国と国、人と人つなぎ地球規模で「スポGOMI」をとおして「ゴミ拾いの輪」が広まっています。今年10月には東京で34カ国が参加する世界大会「スポGOMIワールドカップ2025」が開催されるということです。この「スポGOMIワールドカップ2025」は既に各国で予選が始まっており、その各国予選でこれまで集められたゴミの総量は1773.98Kgで、参加人数は1,458人、また2008年に誕生以来のゴミの総量は193,120Kgで参加延べ人数は165,321人だそうです。
地球に優しいスポーツ「スポGOMI」の紹介でした。