校長室のひとりごと「ファミリーデー」
以前ご紹介しましたが今日の土曜授業は「弁当の日」です。生徒達(教職員も)は自分で弁当を作り持参して、みんなでそのお弁当を食べる日です。この「弁当の日」には食育はもちろんいくつかの目的があります。一番の目的は弁当づくりをとおして「家族の会話」や「家族への感謝」「家族の絆」などを生徒達に考えさせるためです。理想を言えば、作る弁当の食材の調達から、作り終えた後始末も含め一切家族の手を煩わせないことですが、なかなかそうもいかないと思います。保護者の皆様にはご理解いただければと思っています。
さて、今日はもう一つイベントを企画しています。名付けて「教職員ファミリーデー」。これは本校に勤務する教職員の家族を招き、学校の様子、勤務する様子を参観してもらおうという企画です。小学生ではよくある「家族の職場見学」の教職員版といったところでしょうか。ご家族にとって「自分の娘、息子、またはお父さん、お母さん、夫、妻がどんな環境でどんな仕事をしているのか」は興味があることでしょう。本校だけではなく教員は若返りが進み、若い先生方がたくさんいます。メディアでは「教員はブラック」などと取り上げられ、少なからずご家族は心配していることでしょう。そんな心配を払拭していただくことで、ご家族も教職員も「家族」について考えるきっかけになればと考えています。
つまり今日は生徒にとっても教職員にとっても「ファミリーデー」なのです。