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校長室のひとりごと「PTA活動」

 今日は、年度はじめ保護者会が行われます。そして引き続き「PTA総会」も行われます。残念なことに例年、事業参観や学級懇談会が終わるとお帰りになる保護者の皆さんが多く、PTA総会まで残ってくださる方は多くはありません。今、巷では「PTA活動」について疑問を投げかけるような世論が広まっています。

 PTAは、保護者(P)と先生(T)で構成される組織(A)で、子ども達の健全育成のために、戦後間もない昭和20年に誕生しました。子ども達のために環境整備を行ったり、学校行事お手伝いを担ったり、登下校の見守りなどの活動が一般的です。誕生から80年、時代や社会、教員だけではなく保護者の皆さんのライフスタイルも変化し、共働きの家庭も増え、なかなかPTA活動に参加できない方々もおり、近年PTA組織自体を見直す自治体も出てきています。PTA組織自体を廃止したり、PTAへの加入者が少なく、活動を維持できずPTA組織自体を廃止する学校もあるようです。

 本校もこういう状況を鑑みながら、PTA活動を大きく見直し、役員等を極力減らして、お手伝いいただけるときにお手伝いしてくださいね、というスタンスで保護者の皆さんに呼びかけて子ども達のために活動していただいています。今日のPTA総会、多くの方が参加くださることを願っています。