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校長室のひとりごと

校長室のひとりごと「星に願いを」

 昔から「流れ星が流れている間に願い事を」などと言われており、これまで◯◯流星群など、チャンスあるごとに挑戦してきましたが、あまりにも突然現れすぐに消えてしまうため、一度も願いが叶ったことはありません。と言うより一度も流れている間に願い事を言えたことすらありません。皆さんはどうですか?

 これまで願いが叶わなかった私のような人には朗報です。世紀の大彗星とも言われている「紫金山アトラス彗星」をご存知でしょうか。2023年1月に中国の紫金山天文台と南アフリカのアトラス望遠鏡で相次いで発見された彗星です。発見当時は「木星」より遠くにあったにもかかわらず発見されたことから、かなりの大きさで2等星ほどとも言われていました。彗星は氷を含んだ天体が、太陽に近づくとその氷が溶けガスやチリを放出して長い尾を引くように見える状態を「彗星」と呼んでいます。

 実はこの「紫金山アトラス彗星」は現在地球に最接近しており、条件が揃えば日本でも肉眼で見ることができるそうです。実際に昨日の未明、飛行機から綺麗に尾を引いた姿が目撃されているそうです。ここ数日間は、夜明け前の午前4時半頃の真東の水平線と角の低い位置で見えるそうです。そして一旦見えなくなりますが、10月中旬には夕方、今度は西の空に現れ、徐々に高く移動して10月いっぱいは肉眼でも見える可能性が高いと言われています。

 「アッ」という間の一瞬の流れ星と違うため、もし目視できれば、じっくりと願い事を唱える時間があるので、今度こそ大丈夫(早起きできれば)かもしれません。

  早速 今朝、張り切って早起きしましたが、我が家からは近隣の建物で見えませんでした。今月中旬のチャンスに再チャレンジです。