学校行事の様子

10月3日(金)の給食

洋風菜飯・サバのポン酢焼き

 

 

本日のメイン食材は「サバ」です。

サバは栄養が豊富で、私たちの健康に多くの良い効果をもたらしてくれる魚です。特にDHAやEPAといった成分が注目されています。

【サバに含まれる主な栄養素】

サバにはさまざまな栄養素がバランス良く含まれています。

〇DHAとEPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、オメガ3系高度不飽和脂肪酸の一種です。これらは血栓の予防や高血圧の予防、動脈硬化の予防に効果が期待できます。また、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きもあります。DHAは記憶力向上や認知症予防、脳や神経機能の活性化にも役立つとされています。

〇タンパク質

サバには良質なタンパク質が豊富に含まれています。タンパク質は体の成長や筋肉の維持に欠かせない栄養素で、子どもから大人まで重要な役割を果たします。

〇ビタミン類

・ビタミンD: カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にする働きがあります。免疫力アップにも効果が期待できます。魚介類やきのこ類に多く含まれており、タイセイヨウサバ100gで成人が1日に必要な量を補給できるとされています。

・ビタミンB群 (B1, B12): ビタミンB1は糖質の代謝に関わり、ビタミンB12は貧血予防や神経障害の予防に重要です。サバにはビタミンB12が豊富に含まれており、100gで成人男女が1日に必要な量を補給できます。

・ビタミンE: 抗酸化作用があり、細胞の健康維持に役立ちます。

〇ミネラル類

・鉄: 貧血の予防や改善に効果的です。血液中で酸素を運搬する重要な役割があり、不足すると疲れやすくなるといわれています。

・亜鉛: 味覚を正常に保つだけでなく、免疫機能の維持にも関わっています。

【 サバの健康効果】

これらの栄養素によって、サバは以下のような多くの健康効果が期待できます。

生活習慣病の予防・改善: DHAやEPAが悪玉コレステロールや中性脂肪を減らすことで、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病から体を守ります。

記憶力向上・認知症予防: DHAが脳の機能を活性化させるといわれています。

貧血予防: 鉄分やビタミンB12が豊富に含まれているため、貧血の予防や改善に役立ちます。

骨の健康維持: ビタミンDがカルシウムの吸収を助けることで、骨密度向上や骨を強くする効果が期待できます。

免疫力アップ: ビタミンDが免疫機能の維持を助けます。

肝機能の強化。

がん予防。

いい事だらけの食材、残さず食べましょう!