2022年9月の記事一覧
千葉こども県展に向けて(絵画制作)
図工の時間はどの学年も千葉こども県展(任意参加)に向けての作品作りを進めています。このような機会を有意義に利用するため、この時期は絵画指導に力を入れています。
各学級で題材は決めていますので、学年が同じでも2クラスとも同じ内容で取り組んでいるわけではありません。
6年生は静物画に取り組んでいました。美濃紙のような紙をくしゃくしゃにし、そこの色を付け、台紙に張って描くという工夫を凝らしています。
少しずつ色を塗り足していくという手法で絵に厚みを出しています。
5年生はこれから取り組むようで、台紙の工夫は6年生と同様に行っていましたが、そこにした絵を描く活動をしていました。
教科書の数か所に花を用意し、好きな花を選んで鉛筆で書いていくという内容です。
対象を大きく描くことで、絵のイメージが強くなります。また、今後の彩色時に塗りやすくなります。
4年生は社会科の学習でごみの処理について学びましたので、そこからごみ収集車を描くようです。
対象が大きくなるとさらに迫力をつけるために大きく描く必要が出てきますので、車のような機械類を描くとなると難しさが増します。
どの学級も真剣に取り組んでいました。絵画指導を丁寧に行うことは、学習に落ち着きが出てきますし、じっくり取り組む姿勢も養えます。その意味ではこの秋の人時にはちょうど良い機会になるかもしれません。
ご家庭でも絵画の鑑賞などの機会がございましたら子どもたちに触れさせてあげてください。それによってより意欲的に取り組むかもしれません。また、苦手な子も励ましながら取り組ませています。ご家庭でも励ましのお言葉をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
水道の復旧
トイレ工事が始まるときに、教室棟の手洗い場(水道)が同時に使用不可になるとお知らせしました。トイレと水道の排管が同じであるために、工事がある程度進まないと流せないという理由だったのですが、業者の方にお願いをし、水道復旧を急いでいただきました。
そして、いよいよ今日から教室棟の水道がすべて使えるようになりました。
これで、手を洗う時に図工室や家庭科室などに行かなくて済みます。
子どもたちも喜んでいました。
また、現在、学校ではどの学年も図工の学習で、「千葉こども県展」に向けて絵画の制作に取り掛かっています。
水彩絵の具を使って絵を描く学年が多いので、絵の具の水を汲みに行く・捨てる時にも便利になりました。
※追記※使える水道が限定されていることを受けて、休み時間の制限を行っていると9月8日の日記に書きましたが、この制限も解除し、休み時間はどの学年も外で遊べるようになりました。(9月29日の主任会で決定し、30日から解除となりました。)
当たり前のように水道を利用していましたが、使えなくなるとありがたさが身に沁みますね。これもよい経験になったことだと思います。
調べ学習に強い味方
一人一台端末のクロームブック(タブレット型パソコン)を使って授業を進めていますが、調べ学習ではとても役に立っています。大人が利用するような検索サイトを利用することが多いのですが、そのような一般的な検索で得られた情報については、果たしてどこまでが真実なのかという部分は確証がない場合もあります。このあたりはネットのリテラシー能力(適切に理解、分析、判断する能力)がつかないと難しい部分でもあります。
そこで、そんな小学生に強い味方が「電子百科事典」です。本年度、市で試験的に導入してくださり、本校はその対象となっているので9月の間は無償で利用することができています。
今日は5年生が理解の学習で利用していました。「アサガオ以外の植物はどのように受粉しているのだろうか」という学習問題に対し、自分で調べたい植物を決め、予想を立てたうえで電子百科事典で調べます。
調べる内容、予想などもすべてノート上ではなく、クロームブック(タブレット型パソコン)でまとめていきます。
見にくい画面はピンチアウト(画面を拡大する方法)を使って見るなど、操作方法も堂にいっていました。
電子辞典のよいところはその内容の確かさだけではなく、動画なども利用できることです。
風が受粉を促しているのか、虫が受粉の媒介となっているのか、動画で確かめている子もいました。実際には風媒花(風が媒介)、水媒花(水が媒介)、動物媒花(虫や鳥などの動物が媒介)、同花受粉(花弁の中で自分自身のおしべの花粉を自分自身のめしべが受粉するもの)の4種類があるようです。
今後はこのような形でリテラシー能力を高める(意識づけする)と共に、自ら進んで学習に取り組み、意欲的に意見をまとめて発表することができるような学習が多くなってくると思われます。
低学年図書室の飾り付け
図書ボランティアの皆さんが10月のハロウィンに向け、低学年図書室の飾り付けをしてくださいました。
このような飾りつけをしてくださると、子どもたちも楽しく読書をすることができます。読み聞かせなどでもいつもお世話になっていますが、このようなところまで配慮してくださり、助かっています。ありがとうございます。
林間学校2日目の様子
昨日に続いて林間学校の2日目の様子をお伝えします。
朝は6時半に起床です。ふとんやシーツをたたむのは、施設の指定で「縦半分にしてから3つ折り」です。なかなかこの「3つ折り」がうまくできず、苦心していました。
洗面等を済ませた後、朝食になりました。
夕食時よりスムーズに配膳することができました。残食がほとんど出ず、みんな、おいしくいただきました。
朝食後は部屋など、施設の掃除をしました。
使わせていただく前よりきれいに・・これがマナーです。
心を込めてお掃除をしていました。
さて、いよいよ最後の活動、野外炊飯となります。
薪の組み方など細かく丁寧に教えてくださいました。
米を研いで20分ほど水につけ、カレー用の野菜を切っている間にかまどの火をおこします。あまり早くつけると消えてしまいます(もしくは薪がもったいない)ので、米の準備が終わり、野菜を切り始めたころに火おこしを始めます。
ちなみにカレー用の鍋、お米を炊く鍋の両方ともに鍋の外側にはクレンザーを塗ります。これは薪の炭が鍋につくのを防ぎ、さらに洗う時に洗いやすいという効果があるそうです。
一生懸命に作ったカレー、とてもおいしくできました!!
いただきます!!
作ることも大変な経験でしたが、後片付けがもっと大変でした。
鍋の炭落としは手間がかかりますし、食器を洗って、拭いて、数を数えて・・元に戻すことの大変さがよくわかったと思います。また、かまどの片付けも大変でした。
生活の中で何気なくしていただいていること(家事など)への感謝の思いが芽生えたと思います。
最後の活動、閉所式となります。これで2日間お世話になったさしま少年自然の家ともお別れです。
所員の方にはたくさんお褒めの言葉をいただきました。話を聞く姿勢、あいさつ、態度、どれも家庭生活や学校生活で学んだことだと思います。誇らしく感じました。
無事に学校へ帰校。土曜日であるにもかかわらず、たくさんの職員が帰校時刻に合わせて来て、出迎えてくれました。
様々なことを学んだ2日間。今後の学校生活にも生かせそうです。
2日間、見守ってくださった保護者の皆さま、ありがとうございました。