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憧れの存在(3・4・5歳児)
あっという間に12月。
あともう少しでいまのお友だちで過ごす生活が終わってしまいます
年長さんの影響は大きく、1月から始まるアプローチカリキュラムに伴い
年長さんのいない生活が始まることにちょっぴり不安も・・・
そんなある日
インフルエンザが流行したくさんのお友だちが欠席になってしまったことで給食当番が回らず・・・。
発表会の練習もあるということで、保育者でやることにしました。
給食準備の早かった1人の年長さんにだけお手伝いを頼み、給食の配膳がはじまると
「どうして◯◯くんはお当番じゃないのにやってるの?」と不思議そうな表情を見せたMくん。
「お当番さんがお休みだからお手伝いしてもらってるんだよ〜」と説明すると
何も言わずに立ち去っていきました。
するとしばらくして
「給食の準備終わったからやってもいい?」
と戻ってきました!
自分の中でどうしたらお当番ができるのか考えたみたいで驚きが隠せませんでした
じつは進級当初のMくんは恥ずかしがり屋さんで自分の気持ちを表現することが苦手なところがあり、
やりたいことがあっても見届けることしかできませんでした。
そんなMくんが
「 どれくらいがいいですか? 」
「 大盛りにする? すこしがいい? 」
とちょっと照れ臭そうに目線を合わせる姿に大きな成長を感じました
「できなかった」で終わるのではなく、
「できる」ためになにが必要なのかを自分なりに考え
観察をすることで学ぶ、そして学んだことを実践してみることを
誰かに言われてではなく、自主的にできたことが今回の姿につながったのだと思いました。
大人から教えてもらうことだけではなく
子どもの社会の中で自分で必要なことを見つけて実践してみることを
保育園生活を通してたくさんのお友だちが経験できるような環境づくりを
今後も大切にしていきたいなと強く感じるとともに
1月からの新しい生活がちょっぴり楽しみに感じた出来事でした
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