【今日の給食】そろそろ秋が見えてきた!?メニュー♪
今日のメニューは、萩ごはん、いわしのみりん干し、野菜の菊花和え、 揚げなすと豆腐のみそ汁です☆
今日9月9日は、日本の四季の節目を祝う伝統行事の一つ、「重陽の節句(ちょうよう)」です。「重陽の節句」は、「重なる」に「太陽の陽」の字を書きます。「陽」とは「奇数」を意味し、昔中国では一番大きな奇数の数字である9が重なるこの日は、とてもおめでたい日とされていました。古来より邪気を払う効果があるといわれている菊の花を生けたり、菊の花の香りを移したお酒を飲んだりして長寿を願う風習があります。日本でも奈良時代から平安時代あたりに伝わったとされ、宮中では菊を鑑賞し、宴が開かれていたといわれています。
萩ごはん!「萩はどこだ!?」と探した人もいたかもしれませんが、萩ごはんは、萩の花に見立てて作られたご飯のことです。ご飯の中に小豆と枝豆が混ぜてありましたが、これは、秋の七草の一つに数えられる萩の花の、赤紫色の花と、緑色の葉の色に例えています。味はもちろんのこと、彩り豊かで、目でもおいしい一品でした☆
和え物には、菊の花が入っていました。程よい塩加減でほかのメニューとも相性の良い栄養満点のお野菜でした。
イワシのみりん干しは、甘じょっぱい味と香ばしさ、そしてイワシ本来のうまみが調和した絶品!ごはんにもピッタリのこの味がわかる生徒は、もう大人の仲間入りです!
夏から秋が旬のなすは、「9のつく日になすを食べると風邪を引かない」といわれ、重陽の節句に欠かせない食材の一つ。なすのほかにも豆腐や油揚げ、わけネギ、玉ねぎなどたくさんの具材が入っている昔懐かしい味がするお味噌汁でした。
栄養士さんも季節に合わせてメニューを考えてくれています。旬の食材を食べられる喜びをかみしめながら、今日も給食をいただきました~♪