R7年度 今日の給食
令和7年7月3日(木)の給食 ~チリ料理~
【献立】牛乳 はちみつパン パステル・デ・チョクロ カスエラ
今日は、南米チリの料理を取り入れました。「パステル」は「ケーキ」、「チョクロ」は「とうもろこし」を意味するそうです豚ひき肉を炒めて調味した具を敷き詰めた上に、レーズン、ゆでた鶏肉をのせ、クリームコーンをのせてオーブンで焼きます。クミン、オレガノが入り、異国の香りがします。とうもろこしの甘みと、塩味のお肉に、レーズンがアクセントとなり、独特の味わいです
カスエラは、南米のポトフのような具沢山スープです。こちらも、クミンとオレガノが入ります。角切りのお肉に、にんじん、かぼちゃ、じゃがいもなどがゴロゴロ入った食べ応えのあるスープです。
子ども達は、パンにパステル・デ・チョクロを詰めたり、パンをちぎってスープにつけたり、思い思いの方法で味わっていました。
令和7年7月2日(水)の給食
【献立】牛乳 麦ご飯 手作りひじきふりかけ ほっけの塩焼き 高野豆腐と生姜のスープ
ふりかけには、房州ひじき、鰹節、ちりめんじゃこ、アーモンド、ごまが入っています。ひじき以外の材料はオーブンで焼きました。ひじきを甘辛く煮たところに鰹節とちりめんじゃこを加えて、水分を飛ばしながら炒り付け、最後にアーモンドとごまを加えて出来上がりです種実類の香ばしい香りが食欲をそそります
スープには、細長い高野豆腐を使用しました。高野豆腐になじみのない子も多くなっていますが、スープだと知らず知らずのうちに食べられるように感じます豚肉がたっぷり入り、生姜の風味がとてもおいしく、子ども達にも人気のスープです。
令和7年7月1日(火)の給食 ~マレーシア料理~
【献立】牛乳 ミーゴレン カレー肉じゃが フルーツ白玉
ミーゴレンはマレーシアやインドネシア、シンガポールなどで食べられている焼きそばです。ケチャップマニスやナンプラ―などを使った甘辛い味付けが特徴です。給食では、黒砂糖とナンプラー、オイスターソース、ケチャップなどを使用しました。麺はスチームコンベクションオーブンで焼き目を付けてから、具と混ぜました。
カレー肉じゃがは、肉じゃがにカレー粉を加えてアレンジした料理です。カレー粉のおかげで、和風料理が異国風に変化します。簡単なので、ご家庭にもおすすめです
暑い日が続いているため、ひんやりしたフルーツ白玉が喜ばれました。献立表を見て楽しみにしている子が多かったそうです
令和7年6月30日(月)の給食 ~千葉県民の日献立~
【献立】牛乳 ごんじゅう飯 こぼれ梅入り卵焼き 房州アジのつみれ汁 流山ブルーベリー
6月15日は「千葉県民の日」でした。これにちなんで、6月最終日の今日は、千葉県や流山市の特産品や郷土料理を盛り込んだ献立です。
ごんじゅうは、館山市の郷土料理。もともとは、お祭りでお神輿を担いだ人にふるまわれたおにぎりです角切りの豚バラ肉と油揚げをしょうゆで煮て、鰹節を混ぜたおにぎりで、誰にでも食べやすくボリュームがあります。
房州地区で獲れたアジは、おから、しょうが、カレー粉などを混ぜて油で揚げ、つみれにしました。外側はカリッと、内側はふんわりした食感とカレー風味が好評でした千葉県で多く取れる野菜、さつまいも、にんじん、かぶ、ねぎなども加えて、千葉の恵みたっぷりの汁物になりました。
卵焼きには、千葉県のにんじん、小松菜、房州ひじき、こぼれ梅を甘辛く煮た具を混ぜました。調理員さんが、大きな天板に60人分ずつ生地を流し、スチームコンベクションオーブンでしっとり焼き上げ、彩り良くきれいに仕上がりました。こぼれ梅の甘さと独特の風味が、卵焼きによく合います。
ブルーベリーは、池田ブルーベリーガーデンさんの冷凍品を使用しました。朝一番でさっと洗ってから、クラスごとに袋に入れて冷凍庫で冷やしておきました。給食時間直前に、これも冷やしておいた食缶に入れて提供しました。調理員さんは、冷たいままで出すために細かく配慮して下さいました
給食時間には、教室で、本日の給食についての説明動画を見てもらいました。地元の特産品や郷土料理を知り、千葉の恵みを感じながら食べてほしいと思います。
子ども達の反応を聞くと…、初めて登場した冷凍ブルーベリーが好評でした食べ慣れない子も多かったのですが、アイス感覚で生よりおいしく感じられたようです。卵焼きやつみれ汁、ごんじゅう、全ての料理について「おいしかった」という感想を聞くことができました。調理員さんと知恵を絞って考えた献立だったので、ほっとしました
令和7年6月27日(金)の給食 ~4年生 アルファ化米体験~
【献立】牛乳 アルファ化米わかめご飯 かつおカツ かみかみ和え じゃがいものそぼろ汁
今日は、市の防災危機管理課から無償提供していただいた「アルファ化米」を使用しました。賞味期限が5年のもので、入れ替え時期に当たるためです今回は、本校中庭の備蓄倉庫に保管されていたものを出していただきました。
アルファ化米は、水を入れると1時間、お湯だと15分で出来上がるそうです。また、炊飯器でも炊けます。給食室では、分量通りの水を入れ、底からよくかき混ぜてすぐにスイッチを入れました。
普段のお米とは全く違う食感ですが、わかめの味付けで子ども達にも好評でした
4年生は社会で「防災」について学ぶことに関連付けて、教室で調理体験をしました。特別支援学級も防災への興味関心を高める目的で、子ども達の前で調理しました。大人50人分のセットで必要なのは、水8リットルだけです。タッパーやしゃもじ、輪ゴム、袋を開けるカッターなど、必要なものはほとんど入っていてとても便利です。
実際に調理する担任の先生には「うまくできるかな」と緊張気味な方も…。3時間目に調理して、給食時間に袋を開けてみると…どのクラスも問題なくできていました!よかったです
市内の備蓄倉庫には、アルファ化米以外にも、水、ブランケット、おむつなど様々なものを備蓄しているそうです。この体験が、防災について考えるきっかけとなれば良いと思います。
令和7年6月26日(木)の給食 ~チーバくんシチュー~
【献立】牛乳 ホットドックチリソース 野菜とツナのソテー チーバくん豆乳シチュー
チーバくん豆乳シチューは、千葉県で多くとれる野菜、さつまいも、小松菜、にんじんが入ったシチューです。隠し味にみそを入れます。食物アレルギーに配慮して、牛乳の代わりに豆乳を使いました。また、クラスに2個ずつ、チーバくん型に抜いたにんじんを入れました
ウィンナーにかけるソースは、ケチャップとエビチリソースを合わせて作りました。少しピリ辛なのが味のアクセントです。ソテーのツナは、余分な水分を抜くために、オーブンで焼いてから、炒めた野菜に加えました。
1年生にとっては、初めてのチーバくん人参です。チーバくん人参が当たった子は、嬉しそうな表情で人参を見せてくれました
令和7年6月25日(水)の給食
【献立】牛乳 カレー南蛮うどん キャベツメンチ 卯の花炒り 日向夏ゼリー
卯の花炒りを大量調理でおいしく作るために、調理員さんは毎年試行錯誤しています
おからは、オーブンでじっくり焼き、水分を飛ばしてパラパラの状態にしました。竹輪やねぎ、干し椎茸は存在感を消すために、小さく切りました。だし汁は控えめに加え、おからを混ぜてから硬さを調整しました。今日は、調理員さんにとって納得の仕上がりだったようです
卯の花炒りを食べたことがない子は、昔より増えているように感じます。給食時間に、味見もせずに減らしてしまう子がいます。職員内でも「自分ではあまり作らない」という話を聞きます。一方で、「家で出たことあるよ」という子もいました。おからは低価格、低エネルギーで栄養満点の健康食品です。昔ながらの日本のお惣菜、卯の花炒りを食べる機会は減っているかもしれませんが、どんな味かだけは知っておいてほしいと思います
令和7年6月24日(火)の給食 ~3年生 枝豆もぎ取り~
【献立】牛乳 マーボー丼 ニラ玉コーンスープ 枝豆
今日は、3年生が枝豆のもぎ取り体験をしました。朝、農家の中田さんとJAの森永さんが、体育館に根付きの枝豆の苗を200本持って来て下さいました。中田さんは、子ども達に見せるために、実際に畑で使用している種まき機や、マルチシート、枝豆の種も準備して下さいました。
枝豆が育つまで、農家の仕事、JAの役割などについて、写真と共に説明していただいた後、いよいよもぎ取りです。森永さんからは「出荷するつもりで丁寧にもぎ取って下さい」と声掛けがありました。
子ども達は班ごとににぎやかにもぎ取っていました。1粒しかないもの、まだ実が小さいものなどを発見したり、「カメムシがいた!」と大騒ぎしたりしていました
終わりの子ども達の感想発表で「農家の人の苦労を知ることができた。これからは、野菜を感謝して食べたい」というものがありました。JAの森永さんは、「お店で売られている野菜は、最初からその形だったわけではありません。生産者や運ぶ人、いろいろな人の努力があってみんなの元に届くことを知ってほしい」とおっしゃっていました。
生産者の方と一緒に下処理体験することの意義を感じられる時間だったと思います。調理員さんも毎年、3年生のもぎ取る枝豆を楽しみにしています。おいしくゆでて、冷ますため、試行錯誤を重ねています。今年も朝採りの新鮮な枝豆を無事おいしく提供することができました3年生は配膳時間も「早く食べたい」と待ち遠しそうな様子で、喜んで食べていました
令和7年6月23日(月)の給食 ~沖縄慰霊の日・おはなし給食~
【献立】牛乳 くあじゅうしい 豚肉の角煮 ふーちゃんぷるー 冷凍パイン
今日は「沖縄慰霊の日」。今から80年前の太平洋戦争で、沖縄での組織的な戦闘が終わったとされている日ですこれにちなんで、沖縄県の郷土料理の献立です。
角切りの豚バラ肉は釜で焼き、塩麴をまぶしてから、軟らかくゆで調味料で煮込みました。味がしっかり染み込み、脂身まで軟らかく仕上がりました
この煮汁を、くあじゅうしいの具の味付けに使用しました。くあじゅうしいとは、沖縄の炊き込みご飯です。細切り昆布、ちくわ、ハム、人参を炒めて角煮の煮汁で煮つけました。豚肉のうまみと昆布のうまみがよく出ていました。
ふーちゃんぷるーには、車麩を使いました。給食では、卵は完全加熱しないといけないので、卵の一部は車麩に染み込ませ、残りの卵は炒り卵にして作りました。大量調理ならではの工夫です
給食時は、「美味しい」と言って完食する子と、いろいろな具材が混ざった見た目が苦手な子、ちくわが苦手という子など、反応はさまざまでした。沖縄料理や麩を初めて食べる子も多くいたようです。給食を通して、地域にある様々な料理を知ってもらいたいと思います
給食放送では、図書委員さんが『シェフでいこうぜ!』(国土社)という本を読み聞かせしてくれました。小学生の主人公が沖縄料理作りを通して、父親のふるさと、沖縄への愛や思い出、歴史を知っていくお話です。
令和7年6月19日(木)の給食
【献立】牛乳 ナポリタン 地中海のスープ アップルパイ
アップルパイの具は、調理室で手作りしました。缶詰のりんごを砂糖と煮て、レモン汁を加えました。具は冷風機を当ててよく冷ましてから、半解凍のパイ生地にのせました。200度のスチームコンベクションオーブンで15分ほど焼いて出来上がりです
ナポリタンには、たんぱく質源として、ウィンナー、豚ひき肉、レバー、大豆ミートが入っています。無理せずたんぱく質や鉄分、食物せんいが摂れると良いと思います。担当調理員さんは「ぜいたくですね~」と呟いていました。
今日の給食を楽しみにしている子が多くいたようです。どれも良く食べられており、カラメル化したりんごとサクサク生地のアップルパイは大好評でした