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1. ☆ 6月 4日(水)大切な自分と仲間を守るために~2年生学年集会~

投稿日時: 06/04 サイト管理者

本日帰りの会、D棟3~4階のホールで、2年生が学年集会を行いました。内容は、「相手の立場に立った言葉遣い・接し方」、そして「SNSとの賢い付き合い方」。生徒指導主任の小竹森先生から、あと11日で林間学園を迎える2年生に、自分と仲間を大切にしていくための重要な話がありました。

はじめに、今日、廊下のホワイトボードに書かれた河崎先生からのメッセージに絡めて、「マイクロアグレッション」について話がありました。マイクロは「些細な」、アグレッションは「攻撃」。マイクロアグレッションとは、日常会話や行動の中で、相手を傷つけたり、不快にさせたりする意図はないものの、結果として相手を傷つけるような言動や行動のことです。

これがわからないの?教えてあげるね。」と「そんなのもわからないの?教えてあげるね。」では、相手への伝わり方が変わります。言った自分には深い意図はなくても、相手には相手の数だけ受け取り方があります。「自分の言葉や行動が相手にどう伝わるかを想像して、相手の立場に立った言葉遣い・接し方をしてほしい、そうやって自分と仲間を大切にしてほしい。」と、小竹森先生は学年生徒一人ひとりと目を合わせるようにして、真剣に語りました。

次に、最近よく起こるSNSトラブルについて、説明と注意喚起がありました。

1つは、SNSでの「なりすまし投稿」です。本人ではない誰かが、本人と特定されてしまうような名前・プロフィールのアカウントで、事実ではないことを投稿している、というケースがあります。

もう1つは、ネット空間でつながった、どこの誰かわからない人物にLINEのアカウントが乗っ取られ、身に覚えのない文章が不特定多数の人に送りつけられたり、金銭を要求するような文章が送られたりする、というケースです。

どちらのケースも、法に触れるものであり、警察が対応する可能性がある内容です。小竹森先生は、法や人権の観点から、SNSで起きるトラブルが犯罪や訴訟につながっていく可能性があることを、子ども達に丁寧に説明しました。

 

お子様がスマホ等でSNSを利用している保護者の皆様、SNSは便利なツールである反面、犯罪に巻き込まれたり、安易な投稿がトラブルにつながってしまったりする危険性もあります。ご家庭で、使い方やルール、管理について、お子様とよく話し合っていただけるようお願いします。不安な場合は、学校にご相談ください。被害を受けてしまったり、心配な状況になってしまったりした場合は、警察にご相談ください。