最新ニュース!!

1. ☆ 4月21日(月)楽しさあふれる「大阪・関西万博」!!

投稿日時: 04/20 サイト管理者

5月20日から22日まで3日間の日程で行われる3年生の「修学旅行」。いよいよ残り約1ヶ月に迫ってきました。

先週4月19日(土)に、修学旅行初日の午後に訪れる「2025 大阪・関西万博」の下見を行いました。最高気温が28℃となったこの日の大阪市。大変暑い中、約9時間にわたって危険箇所や安全面での配慮事項、当日の子ども達の動線などを確認してきました。

▼新大阪駅構内には至る所に「大阪・関西万博」を宣伝する巨大な表示が見られます。通路は広々としており、新幹線下車後の Osaka Metro 御堂筋線への乗り換えもスムーズに行えそうです。 

▼5分ほど歩いて、Osaka Metro 御堂筋線の「新大阪」駅へ到着しました。

▼御堂筋線「新大阪」駅から11分、5つ目の「本町(ほんまち)」駅で下車して乗り換えです。

▼1番線の「天王寺・なかもず」方面に乗車します。ホームは広々。全てのドアにホーム柵も設置してあって安心です。ただ、本校3年生の生徒数は279人と大変多いので、注意は欠かさないようにしたいところです。

▼「本町」駅で下車。今度はOsaka Metro 中央線に乗り換えます。ホームへは分かりやすく緑のラインで表示されています。

また、早朝から案内の方々も立って誘導してくださっています。新大阪駅と比べると通路は狭いので、一般の方々とのすれ違いには十分な配慮が必要になります。

▼Osaka Metro 中央線「本町」駅から21分7駅。終点の夢洲(ゆめしま)駅に到着しました。

大迫力のエスカレーターと階段。既にこの雰囲気に圧倒されます。

▼「夢洲」駅を下車して振り返ったところ。左前方には万博東ゲートが見えます。

▼最初の午前9時に入場する方々が既に大勢並んでいました。まだ、東ゲートからは、かなり離れた位置で待機しています。

▼各国の旗が並び、気持ちがより一層盛り上がります。入場者の列に並んだのが8時20分頃。陽射しが強く、既に日傘をしている人もいます。

▼少しずつ東ゲートへと誘導されます。ここは、指示に従って落ち着いて進みたいところです。

▼木製の巨大な入場ゲートも見事な仕上がり。日本の技術がここにも存分に現れています。

▼午前9時に持ち物検査が始まり、ポケットの中のものやペットボトル飲料は、全て外に出すよう指示されます。ちなみに缶の飲み物はその場で飲み干すか、没収となります。まるで空港の搭乗カウンターのようです。旅行業者の方によると、学校の団体はここは通らないとのことです。ただし、ルールは守らないといけません。

▼入場後、持参したガス検知器を使い、見かけたマンホールや排水溝などは手当たり次第、片っ端からガスの確認を行いました。

この検知器はガスを検知すると0.5秒で反応し、表示のバーが上がり、ビープ音が鳴ります。さらに、限界値を超えると真っ赤に点灯します。

会場内で計測した回数ですが、滞在中の9時間のうち、3時間程度はパビリオン見学とその待ち時間及びお昼。残りの6時間は、1分間に1回程度の計測を行っていたので、おそらく合計300回以上は行ったと思います。そのため電池交換も計3回行いました。最終的にはどこもかしこも全く感知せず、安全対策も十分に取られていることが分かりました。

係の方に伺うと、会場内及び各パビリオンでは、毎日一定時間ごとに検知作業を行っていて、異常があった場合はただちに見学の方々を退避させ、施設を閉鎖するとのこと。ちなみに、このガス検知器は、購入直後しっかりと反応することを、実際に目と耳で確認しています。驚くほどの勢いで検知してくれました。

会場内でしゃがみ込んで、こんなことをしている人は周囲にいなかったので、奇異な目で見られたかもしれません。しかし、子ども達の安全のためですから、そんなことは全く気にしません。聞かれたら答えるだけです。

▼NTT館の外側。多様性を表す素敵なオブジェがあちこちに。華やかな雰囲気が会場全体を包みます。

▼大阪館

▼パビリオンを見つつ、検知作業を行います。どこで計測しても全く反応しません。

▼木で建てられた大屋根のリング(→詳細はこちら:大阪・関西万博HPより)。清水の舞台を彷彿とする作りです。近くで見ると見事しか言いようがありません。

▼大屋根リングの下は爽やかな風も通り、日陰であるため暑さも感じさせません。

▼ルクセンブルグ館。ルクセンブルグに行きたくなりました。

▼ドイツ館では環境問題にどう取り組んでいるかの紹介がありました。実際にドイツの方々が出迎えてくれます。

各国のパビリオンでは、その国の方々が中心に案内などを行っていて、本当に国際色豊かです。ここに居ながらにして世界旅行を楽しんでいるようです。

▼この可愛い光るキャラクターを所々にある丸いプレートに当てると、電話のように展示の説明をしてくれます。楽しく勉強できます。

▼壁や床、天井など建物全体が循環型材料で作られていて、環境に配慮されていることがよく分かりました。

▼韓国館。光と音楽の素敵なショーなど、楽しい企画が一杯。最後は「繋ぐことの大切さ」をテーマにした感動的な映像が流れます。

▼会場内には様々なステージがあり、各国の躍りや音楽、武術などが披露され、楽しくてたまりません。

▼輪島塗の巨大地球儀が展示されていました。「夜の地球」を表したもので、見事な出来映えに息をのみます。

▼様々な日本の伝統工芸が紹介されています。

▼スペイン館。海に着目した展示が大変興味深く、見入ってしまいます。そして「情熱の国」というだけあって、色が鮮やかです。

▼各国のパビリオンは、その建物の形状などを見るだけでも楽しく、時間がどんどん経ってしまいそうです。下はインドネシア館。巨大なてが印象的なインド館の建物はまだ工事中。修学旅行の時には完成していると良いですね。

▼ウズベキスタン館と巨大なガンダムのオブジェ。

▼西ゲート付近。子ども達は半日見学して、西ゲートを通りバスに乗って京都の宿泊場所に向かう予定です。広々としたスペースが確保されています。

▼ベルギー館とイタリア館。

▼シンガポール館

▼ブルガリア館とオランダ館

▼オランダ館とルーマニア館

▼音楽と合わせて噴水が噴き出します。水が躍っているようです。

▼トルクメニスタン館とバーレーン館

▼ブラジル館とクウェート館

▼中国館

▼国際機関館

▼スイス館とコロンビア館

▼巨大な木製リングから会場を眺めたもの

▼アラブ首長国連邦の方々が、躍りながら歌っていました。実にユニークです。

▼大屋根のリングから見たカナダ館。

▼フランス館とアメリカ館

▼企業館

▼東ゲートからの帰り道。各国の旗が我々を見送ってくれているように見えました。そして、夢洲駅です。

▲ともかく楽しい「2025 大阪・関西万博」。日本に居ながらにして世界中を旅しているような気持ちになります。SDGs・世界平和・多様性・世界は一つ。大屋根リングはそんな意味を込めてのものに思われます。

いのち輝く未来社会のデザインがテーマの「2025 大阪・関西万博」。

きっと3年生の子ども達は楽しみながらも、間違いなくたくさんのことが学べるはず。そう強く思った一日でした。