昨日11月3日(日)、流山市生涯学習センター(流山エルズ)において「第22回 流山市少年少女俳句大会」の表彰式が行われました。本校は市内最多の658名が参加し、1723句を投句。
中学校の部、全7935句のなかで、本校の坂上直也さん(1年)の句が見事に市議会議長賞に選ばれました。その他、秀逸7句、佳作8句と計15句が入選しました。どの句も心にジーンとくる、そしてその場の映像が浮かび上がる素晴らしい句ばかり。本当におめでとうございます。なお、入賞句は以下の通り。
【市議会議長賞】
盆提灯写真にそっとまた来るね 坂上 直也さん(1年)
※自分のことを可愛がってくれた今は亡きひいおばあちゃん。その温かい手のぬくもりを忘れずに、ひいおばあちゃんの写真に向かってそっと声をかけた坂上さん。優しく、温かい人柄が伝わってきます。
【秀逸】
準優勝流れた汗は涙味 緑川 薫 さん(1年)
いなびかり地割れのように落ちてくる 清板 紗良さん(1年)
ブカブカな麦わら帽子祖父に似る 古西 悠乃さん(1年)
ベランダで炎暑を嘆く室外機 井田 求 さん(2年)
父の日で書いた手紙は棚の中 大山 菜月さん(2年)
フルートの音色かきけす蝉の声 田岡 楓 さん(2年)
一週間生きると叫ぶセミの声 矢野 杏奈さん(3年)
【佳作】
青い空にゅうどう雲が背のびする 村岡 叡人さん(1年)
風鈴やお茶を片手にひとやすみ 前田ゆいなさん(1年)
スイカ割りみんなの指示が入り交じる 高山 愛子さん(2年)
空高くどこまでも行け花吹雪 高橋 景子さん(2年)
六花静寂の夜に包まれる 後藤 咲耶さん(2年)
透き通るラムネの青に雲うつる 鳴海 結希さん(2年)
君の頬冬暁に染められて 松田 梨愛さん(3年)
かたつむり大きな幹を我が道と 岩田 優羽さん(3年)
▼井崎義治流山市長と記念写真
▼坂巻儀一流山市議会議長と記念写真
▼北川昭久流山市俳句協会会長と記念写真
▼昨年度まで南流山中の「スクールアシスタント」として勤務してくださっていた橋本太郎先生。現在は流山市役所文化芸術・生涯学習課に勤務され、今回の表彰式の運営にも携わっていらっしゃいました。橋本先生も永遠に「チーム南流」です!!ありがとうございました!!