投稿日時: 02/18
サイト管理者
本日6校時、3年2組の教室では鴇田教頭先生による社会科の「最終授業」が行われました。
民主主義について考える今日の授業では「民主主義」と「専制政治」をペアで説明するところからスタート。さらに「今、日本の(世界の)民主主義はうまくいっているのだろうか?」の問いが示されます。
内閣支持率の推移、政治とカネの問題、衆院選の投票率の推移、EU離脱の賛否を問うイギリスの国民投票結果などの資料や、専制政治で良い社会を築いていたブータンの例が提示され、民主主義の危機が懸念される状況を子ども達は目の当たりにします。
そして究極の学習課題、「最悪の民主主義」と「最良の専制政治」では、どちらが良いだろうか?が投げかけられます。ペアやグループで互いに意見を交換し合う子ども達。その表情は真剣そのものです。
ここまで徹底して子ども達自身に考えさせることを大切にしてきた教頭先生ですが、今日の授業の最後、オバマ元アメリカ大統領の退任演説とともに、3年生に向けてのご自身の強いメッセージを示されました。
授業の最後には教頭先生が「千葉県公立高校入試問題」を過去20年以上にわたって分析・研究しつくした末の、渾身の「予想問題」が生徒に配布され、明日・明後日の本番に向けての力強いエールが送られます。
南流中を支える鴇田教頭先生は社会科教員としても超一流。今日の先生の授業は、社会科教員としてのご自身の確固たる信念のもとに行われた、感動的な授業となりました。