2025年8月の記事一覧
校長室から(75)8月1日(金)「夏休みの教員研修(前半編)」
7月30日には、日本列島の多くの地域に「津波警報」が出されました。各種産業にも影響が出ています。海や川の近くに出かけていた児童もいたことでしょう。
さて、今日から8月。夏休みに入って2週間がたちました。教員は7月中は個人面談、会議、出張、研修等のため毎日出勤でしたが、夏休み期間中は、朝は8時に出勤、退勤は16時30分と正規の在校時間(勤務時間7時間45分+休憩45分=8時間30分)で勤務しています。
8月前半は、それぞれの分掌によって出張や研修が入っている日もありますが、機械警備期間も含め、教職員も夏季休暇をとってリフレッシュする時期となります。そしてまたお盆が明けると会議や研修、2学期の準備が始まります。今日は、夏休み前半の教員研修の様子をお伝えします!
【「幼保小連携の日」研修会(7月30日午後)】
近隣の幼稚園、保育園の先生方が来校され、アイスブレイク、自己紹介のあと、本校の「学校経営方針」「1年生の学校生活」の紹介、各園の取り組みから小学校のカリキュラム作成に何が生かせるかの協議等を行いました。幼稚園、保育園では、それぞれ遊びを中心として「主体性」を育てる環境作りに力を入れていることがわかりました。本日は、1年生各担任と校長・教頭・教務主任が参加しましたが、今後、全教職員で共有し、かけはし期のカリキュラムをさらに改善していきたいと感じました。ご来校いただいた幼稚園・保育園の職員の皆様と顔の見える関係をつくることができたことを、園児・児童の交流や情報交換に生かして行きたいと思います。本日は、流山市幼児教育支援センターより所長、指導主事、幼児教育アドバイザーの先生方も本校においでくださいました。ご助言ありがとうございました。
【いじめ防止研修会(7月31日午前)】
1学期、5年生に「いじめ防止授業」をしてくださった流山市教育委員会指導課いじめ防止相談対策室の指導主事の先生に、本校職員へいじめ防止や組織的対応に関する研修を行っていただきました。ふだんから校内で心がけている初期対応や組織的対応の大切さを改めて確認することができました。いじめが起こりにくい、互いを思いやる温かい人間関係づくりに力を入れるとともに、子供の様子や表情をよく見ること、アンケートや心の天気から察知するなど、苦しい思いをしている児童がいないか、日頃からアンテナを高く持てる教職員集団でありたいと思いました。そして、「南流山小学校 学校いじめ防止基本方針」にあるとおり、いじめの訴えがあったときには、すみやかに組織的対応をとって児童の安心につなげていくことに全力を尽くす学校でありたいと思います。
【生徒指導研修(7月31日午後)】
午後は、生徒指導研修のため、流山市教育委員会生徒指導アドバイザーの先生にご来校いただきました。「いい先生になるためには、いい人間になること」「危機感と想像力はセット」「自己理解ができていない人には他者理解はできない」など、心に刺さる言葉をたくさんいただきました。児童に指導する前に、私達自身がたくさんの経験や学びを通して引き出しを増やし、人間性を豊かにしていくことが大切ということが深く心に残りました。