校長室から(104)10月3日(金)「3年ダンスリーダー」「卯月啓子先生『読み読み教室』」
ふれあいタイムに、3年生のダンスリーダーが集まって、再来週からの学年練習に先行して「花笠音頭」の練習をしていました。やる気満点で一生懸命な姿に感心しました。運動会で踊る3年生の花笠音頭、楽しみにしています!
また今日は、「卯月啓子の楽しい国語の会」代表で、多くのご著書を出され、ラジオ等にもご出演の卯月啓子先生をお招きして、5年2組で国語「雪わたり」の授業を2時間続きでしていただきました(3・4時間目)。卯月先生は、出会ったばかりの子供たち一人ひとりに声をかけ、その良さを見つけながら、スピード感の中に学びのある授業を展開されました。たくさんの教員が見学させていただきました。子供たちは真剣な態度で、全員の発言で物語文を深く読み取っていきました。授業が終わっても子供達は卯月先生から離れず、サインをねだったり校長室までついてきたりと大変な人気ぶりでした。校長室まで来た子供たちに授業の感想を聞くと、「一生忘れられないすごくためになる勉強ができた」「おもしろくて授業がすぐに終わってしまったように感じた」等々、卯月先生の前で堂々と感想を伝え、「みんなでお礼を言おう!」と心を込めて挨拶をしてお別れしていました。
5時間目は、5年5組担任の国語の漢字学習の授業を卯月先生に参観していただき、教員も見学しました。5年5組がふだんから取り組んでいる漢字の学習の様子に、参観した教員が良い刺激を受けていました。チャイムが鳴って授業が終わると、子供たちの方から「もっとやりたい」「今日の宿題にしてください」という声があがっていました。このように、子供たちが「もっと学びたい!」という気持ちになるような、楽しくて力がつく授業作りに、学校全体で励んでいきたいと思います。
放課後は、全体研修会で卯月先生にご講話をいただきました。子供たちが楽しく取り組み、力をつける授業にするために、私達教員がもっと「言葉」を大切にしなければならないことや、子供をよく見て、学ぶことが好きになり、思考力や表現力を高める魅力ある授業をするには、といった子供たちを前にした授業の時とは少し違う、温かくも厳しいお話もいただきました。教員もまた、子供同様に、研修会が終わっても質問やお話をしたい人がたくさんいました。今日の研修を明日からの授業に生かしていくことを期待しています!