校長室から(127)10月28日(火)「千葉県教育庁東葛飾教育事務所長訪問」「高野助産師『いのちの授業』2日目」
今日は午前中、千葉県教育庁東葛飾教育事務所より、所長様をはじめ総務課、管理課、指導室の先生方と、流山市教育委員会の次長様はじめ学校教育課の先生方が来校され、授業の様子及び、施設等安全管理面、服務関係、公簿関係、教職員の働き方改革の状況や不祥事防止対策等、学校運営全般にわたって視察及び点検を行っていただき、ご講評をいただきました。子供たちが落ち着いて学習していること、板書の丁寧さや児童と作る授業のあり方や、特別支援学級やスマイルルームなどでチーム連携が図られていること等に関して、お褒めの言葉をいただいたことを励みとして、すべての子供がよりいっそう楽しい学校生活がおくれるように職員一同邁進していきたいと思います。
午後は、昨日に続いて助産師の高野しのぶ先生をお迎えし、5年生と6年生それぞれにいのちの授業を行っていただきました。「心とからだの守り方」では、自分の気持ちを大切にすることや「NO」と言える関係の大切さ、プライベートゾーンはどうして大切なのかの意味など、「第二次性徴について」では、生理や射精のしくみと対処のしかた等、「LGBTQ」についてでは、持って生まれた性と心の性の不一致があっても、おかしなことではないということ、そして最後は、「3億分の1」のスペシャルな自分、生まれて来られたことがすごいこと、だからまず「I love me」、自分を好きになろう、というお話でしめくくられました。
参観された保護者の中には、昨日に続いてご参加くださった方や、2時間連続で参加してくださった方もいらっしゃいました。昨日のホームページを見て足を運んでくださった方もありうれしかったです!予定にはなかったのですが、今日も保護者様との座談会をその場で高野先生に応じていただき、保護者様からの質問に答えていただいたり、家庭での性教育に役立つ書籍をご紹介いただいたりしました。私と養護教諭、教頭も参加してとても勉強になりました。
また、今回、2日間、3年生、4年生、5年生、6年生と順にいのちの授業を受けている子供たちを見て、学年が上がるごとにしっかりと成長している様子がとてもよくわかりました。
「性」を学ぶことは「生き方」を学ぶこと、高野先生に出会えた子供たちはとても幸せだと思います。教職員にとっても、学びの多い2日間でした。高野しのぶ先生、エネルギッシュな授業をまことにありがとうございました!