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校長室から(184)1月17日(金)「阪神・淡路大震災から30年」「図書ボランティアさんワークショップ」「アストロトークwith天体観望会」

 30年前(1995年)の今日、1月17日午前5時46分、兵庫県を中心に多くの方が被害にあった「阪神・淡路大震災」が発生しました。巨大地震によって大きな都市の建造物が破壊し、火災が発生した地域は一瞬にして火にのまれ、がれきの街と化し、多くの方々が犠牲となりました。この地震では、災害時のボランティア活動が復興に向けた大きな力になったことから、1月17日は「防災とボランティアの日」となりました。その後の30年の間にも、東日本大震災や熊本地震、能登半島地震、そして豪雨による各地の災害など、多くの自然災害が発生しています。これまでの災害から得られた教訓を継承し、いつ災害が来ても命が守れるように備えていきたいと思います。


 図書委員会では、本日の委員会活動の時間に、日頃からボランティアで破れた本の修理や蔵書の点検をしてくださっている図書ボランティアの皆さんをお招きして、ワークショップを行いました。図書委員児童が4つのグループに分かれて、図書ボランティアの皆さん方から教えていただきながら、本の修繕をする体験をしました。思っていたよりも難しかったと感想が聞かれました。ボランティアの皆さんへの感謝の気持ちと、本を大切にしよう、みんなに伝えようという思いになった良い取り組みでした。

 また、本日夜、本校を会場に、一般社団法人サイエンスエデュケーションラボ様主催・南流山子ども食堂の会共催の、地域の児童・保護者の方を対象にした天文の専門家による「アストロトーク」と「天体観望会」が行われました。ミニアリーナで宇宙に関するお話を聞いたり、校庭から天体望遠鏡で、金星、木星、土星を見る催しで、肉眼でも火星、木星、金星、土星、オリオン座や「冬の大三角」も見られましたが、望遠鏡で見ると、金星が欠けている形まで見えて感動しました。手作り科学館エクセドラ館長の羽村様のトークも大変おもしろかったので、機会がありましたらより多くの子ども達のためにまたおいでいただければと思います!