校長室から(87)9月8日(月)「5年生・林間学園に向けて」「水筒を持っているときの注意」
9月も2週目となりましたが、今日も「熱中症警戒アラート」が発表され、午後は特に暑さが厳しかったですね。暑さが続いていることや、先週1週間の疲れが出たためか、今日は先週よりも発熱等による欠席の児童が多かったですが、体調不良の際は、無理をせずお大事にしてください。
さて、本日5年生は、10月の林間学園に向けて学年集会を行っていました。話を聞く態度がとても立派で感心しました。宿泊行事の成功は、一人ひとりが自分自身の成長を感じ、楽しかったと思えることです。準備がしっかりできるかどうかで当日の満足感が決まると言っていいほどです。
先日は、キャンプファイヤーのためにダンスを練習している5年生がとても良い雰囲気でした(写真は9月4日に撮影したものです)。
集会や練習の様子を少しのぞいただけでも、5年生全体の林間学園に向かう姿勢が、とてもいい感じです!
ところで、今朝、報道番組を見ていましたら、「水筒の斜めがけに注意」という話題で、水筒を首や肩にかけた状態で転ぶと水筒で腹部を強く打ち、大けがをするおそれがあるという情報に接しました。多くの子供たちが毎日水筒を斜めにかけて登下校しているので、気になって調べてみました。
調べてみると、消費者庁に報告が寄せられた事例で、10歳の子どもが通学中に友人と追いかけっこをして転倒した際に、水筒で腹部を強く打ち、小腸が破裂するなどして緊急手術が必要になったというケースや、7歳の子どもが登校中に走ってつまずき、首からかけていた水筒が地面とおなかの間に挟まって内臓を損傷し、すい臓の一部などを摘出したケースがあるとわかりました。
消費者庁は、子どもに水筒を持ち歩かせるときは、
★水筒をリュックサックなどに入れること
★水筒を首や肩にかけているときには走らないようにすること
★遊具などで遊ぶ場合は、水筒を置くこと
などを呼びかけていました。
水筒をランドセルの中に入れるのは難しいと思いますが、上記の重篤な事故はいずれも走っていて転んだケースでしたので、登下校時や校舎内(廊下・階段等)など、水筒を下げているときは「走らない」を徹底していきたいと思います。