5年 学習の様子(社会) ~食糧生産と自給率~
社会科では、「わたしたちの生活と食糧生産」という単元の学習に取り組んでいます。
授業では、日本の農業が今どのような課題をかかえているのかについて、「産業別の人口の割合」「輸入量の変化」「食料自給率」の3つの視点から調べ、考えを深めました。
農業にたずさわる人の数が年々減っていることや、高齢化が進んでいる現状をグラフから読み取り、「このままだと食べ物を作る人がいなくなるかもしれない」と驚く声も聞かれました。
また、日本が多くの食料を外国からの輸入にたよっていることや、食料自給率が低いことを知り、「もし輸入が止まったら大変なことになる」と、自分たちの生活とのつながりを実感している様子でした。
授業の終わりには、「地元の食べ物をもっと食べたらいいと思う」「食べ物をむだにしないことが大事だと思った」など、一人ひとりが未来に向けてできることを考える姿が見られました。
食べることの大切さや、生産を支える人たちへの感謝の気持ちをあらためて感じた学習となりました。