1月

 

 かぼちゃ    北海道産

 かぼちゃは、ポルトガル人によって九州に伝えられ、栽培されました。「かぼちゃ」の名前は、カンボジアから渡来したということに由来しています。このときの品種は、今の日本かぼちゃです。日本かぼちゃは、ねっとりとしていて水分が多く、甘味が少ないので、煮物などの日本料理に使われます。西洋かぼちゃは、粉質でホクホクとした肉質で甘味もあり、各種の西洋料理に使われます。冬至の頃かぼちゃを食べる風習があるのは、粘膜や皮膚の抵抗力を高め風邪の予防になる栄養素を含むことや、緑黄色野菜の少ない冬場に、保存の効くかぼちゃからの栄養補給が重要であったためです。良いかぼちゃの選び方は、小さくてもずっしりと重いもの、カットしてあるものは、種がふっくらとしているものを選びましょう。丸ごとなら10℃前後の風通しのよいところで1~2ヶ月保存することが可能です。

 

 スカイベリー        栃木県産

 

  スカイベリーの果実は大きく、全体に粒ぞろいがよく、表皮の色は明るく艶のある濃い橙赤色です。食べてみると、甘味がしっかりとあり、それと共に程よく酸味も効いていてとても美味しいです。美味しい召し上がり方は、苺は先端の方が甘いのでヘタの方から召し上がると最後まで甘さを楽しめます。苺を洗う際は栄養分が流れ出さないようヘタ付きで洗ってください。保管は野菜室よりも温度の低い冷蔵室がおすすめです。新鮮な朝どれ苺ですので、できるだけお早やめにお召し上がりください。スカイベリー」は早生種で収穫時期は「とちおとめ」とほぼ同じとされています。12月初旬頃から始まり、1月から3月頃が最盛期となり5月初旬頃まで続きます。

 

 

 とちおとめ 栃木県産

 

 

 

 

 

 

 

 いちご王国栃木県を代表する「とちおとめ」は,果皮の色は鮮赤で果形は女峰の特徴を受け継いで比較的整った円錘形をしています。果肉はやや硬めではありますが、果汁は十分にあって香りも甘く強い香りが立っています。糖度は15度前後あり甘味酸味のバランスがよく食味はとても良いです。美味しいイチゴの選び方は,まず、十分にヘタ近くまで色付いてムラが無いこと。表面に艶があり産毛のようなものが残っているものを選びます。なるべく冷蔵庫には入れず、その日のうちに食べるのをお勧めします。冷蔵庫で保存する場合は乾燥しないようパックごとポリ袋などに入れてからにしましょう。なるべく早く食べてください。

 とちあいか

 

 

 

 

 

 

 

 栃木県で生まれた新しいいちごの品種「とちあいか」は、10月下旬から出荷されますが収穫最盛期の旬は12月から3月にかけてとなります。果実の大きさは、とちおとめとスカイベリーの中間で食感はややしっかりとした歯触りがありますが、酸味が少なく、甘さが際立ち、香りがよく、とってもジューシーです。糖度は,15度前後あり、真っ赤な完熟よりもへた近くに白身が残る程度の方が一番甘く輸送の際傷がつきにくい品種です。