校長先生から今日のお話

11月18日(火)江戸しぐさから学ぶ

江戸しぐさから学ぶ

 江戸しぐさという言葉を知っていますか…。今から2~300年前のことを江戸時代と言いますね。江戸は今の東京のことです。「しぐさ」は「やり方」ということです。今日は江戸時代に使われるようになった江戸しぐさの話をしますね。
 雨の日に傘をさしている人同士が狭い道ですれ違う時、そのまま進んでいくと傘と傘とがぶつかってしまいますよね。そういう時はお互いに自分の傘を相手のいない方に傾けてすれ違うのです。これを「傘かしげ」と言います。また、電車やバス、ベンチなどで席がいっぱいで座れずに立っている人がいる時に、座っている人がみんな、こぶし1つずつ腰を浮かせて横に詰めることで、一人分の席のスペースを空けることができます。これは「こぶし腰浮かせ」という「江戸しぐさ」です。相手を思いやる、ちょっと粋(いき)な行動ですよね。でも決して大げさではない…。他にも色々な「江戸しぐさ」がありますので興味のある人は調べてみてください。今日みなさんに考えてほしいことは、このちょっとした心遣いのできる人になってほしいということです。先日、校内でこんな事がありました。言われて嫌な気持ちになっている人がいて、とても傷ついていました。しかし、言った方の生徒に事情を聞くと、キョトンとして、「悪気があって言ったのではない」「他の友達にも同じことを言っている」と言うのです。「相手が違えば受け止め方も違う」ということが、その生徒にはまだ理解できていなかったというわけです。
 友達の気持ちを感じ取るアンテナの感度は良好ですか…。江戸っ子の粋で、お洒落で、かっこよい生き方を学んでほしいものです。(校長)

朝清掃、1年生しっかりと体育館と通路を清掃してくれています。

1年生 社会 地理 アフリカ

1年生 数学 図形の回転異動

1年生 英語

1年生 理科 光の進み方

2年生 国語 徒然草

2年生 社会 地理 北海道

2年生 数学 合同な図形

2年生 保健体育 持久走

3年生 期末テスト 二日目

7、8、9組 理科 動物の特徴