11月19日(水)無事これ名馬なり
無事これ名馬なり
「無事これ名馬なり」は、競走馬の能力が多少劣っていても、怪我なく無事に走り続けられる馬こそが本当の名馬であるという考え方です。逆に優れた能力を持っていても、本番でそれを発揮できなければ意味がなく、健康であることが能力を発揮する上で最も大切な要素であるという意味でも使われます。もちろん競走馬だけでなく、スポーツ選手やビジネスマンなどの様々な場面で「健康でいることが成功する第一条件」を意味する言葉として使われます。能力が高くても、体調を崩してしまっては元も子もないという意味ですね。さて、この言葉を諸君には噛みしめてもらいたい!練習試合でどんなに無敵でも、大会本番で体調不良やケガなどで力を発揮できない者は名馬にはなれない。北辰テストでどんなに良い成績であっても、入試本番で風邪をひいて力を発揮できない者は名馬にはなれないのです。ここ数日、隣の地区の中学校とその学区の小学校は150名を越えるインフルエンザ罹患者で学校閉鎖になっています。また、八木崎小学校や上沖小学校も昨日100名前後の欠席者が出て、学級閉鎖になっている学年もあります。授業を見て回っていると教室や廊下の窓が開けられ換気はなされていますね。また予防を意識してマスクをする生徒や先生も多いです。「自分(たち)の身は自分(たち)で守る」を実践できていて素晴らしいと思います。さらにできる行動は、家でもマスクをするということ。家族が外から持ち帰った風邪やインフルエンザが家庭内で感染しないようにすることです。無事これ名馬なり…これからの諸君の人生で心に刻んでほしい大切な言葉です。(校長)
7、8、9組の農園 かわいいブロッコリーが成り始めました