11月28日(金)受験シーズン
受験シーズン
11月も最終登校日となりました。3年生の中には5月の修学旅行で北野天満宮のお守りを買った人もいるのではないでしょうか…。それもそのはず、この神社は学問の神様として知られる菅原道真公ゆかりの神社なのですから。今日は、そんな菅原道真公が現代に残した言葉を紹介します。3年生だけでなく、「努力しているのに上手くいかないなぁ…」と思っている1、2年生にも読んでもらえたらと思います。
「心だに誠の道にかないなば祈らずとても神や守らん」
これは、菅原道真公が詠んだ歌と言われています。意味は「心から誠実に努力をすれば、祈らなくても、神様は守ってくださるだろう」です。夢や理想に向かって一生懸命努力する姿はいつの時代も心を打たれるものです。しっかり努力を続けていれば、神様はちゃんと見ていてくれ、祈られなくても手を差し伸べてくれるということですね。
目には見えない小さな行動でも、いつかの何かにつながっている、と私は思います。例えば毎日読書をする。簡単そうに見えてなかなか難しい習慣です。本を読まなくても生活はできる。最初は続けられたとしても、精神的、体力的につらいときはサボりたくもなります。でも、この読書をする行動に向き合い続けていれば、そこでの知識がいつかどこかで役に立ったり、助けられたり、新しい発見があったりするかもしれません。
そんな、ちょっとした「良いこと」は偶然ではなく日々の努力から来ています。もちろん体調に合わせて休むことも大事。でも、誘惑に負けて大きくサボってしまうと誠実に努力を続けた人に負けても何も言えませんよね。さあ諸君、踏ん張りどころです!受験は2月。でも受験校を決めるための努力や実力を知るためのテストは今この時期です。今やるべきことを1つ1つしっかりがんばってください。きっと大丈夫!応援しています。(校長)
3年生の廊下に設置された電子掲示板
朝、勉強しながら登校する生徒たち
7、8、9組