学校ブログ

校長先生から今日のお話

9月12日(金)心と体をケアする

心と体をケアする

 ケアってなんでしょう…。ケア (care)とは、「世話や配慮、気配り、手入れ、メンテナンスなどをすること」とあります。部活動で日々使っている道具の手入れをしていますか…。道具は自分の体の一部と思って大切に扱いましょうね。さて、手入れやメンテナンスが大切なのは道具だけではありません。そうです!心と体のメンテナンスもとても大切なことです。2学期が始まり半月が経とうとしています。今年は残暑が厳しいこともあり、色々と疲れがたまっていませんか…。明日からはちょうど良いタイミングで3連休がありますね。疲れがたまっているなと思ったら、シャワーではなく、ぬるめのお風呂にゆっくりと入ったり、家族や友達とおしゃべりして心の疲れを癒したり、好きな音楽を聴いたり、好きな本を読んだり、好きなものを食べたり…etc。なかでも「話す」ことはとても大切で、友達や家族に自分の気持ちをありのままに話すことで実は悩みは半分以上解決すると言われています。「話す」ことは「離す」ことにつながるのだそうです。疲れは早いうちに取らないとひどくなってからでは回復が遅くなります。貴重な3連休、過ごし方を考えておきましょうね。

今日は教育実習最終日の研究授業でした。とても良い授業でした。2週間お疲れさまでした。

たくさんの先生方にも見守っていただきました。

 

9月11日(木)心のレベルを上げる

自分の心のレベルを上げる

 私の経験では、自分が生徒の時も担任をしていた時も、必ず合唱祭の練習でクラスがもめます!「男子、遊んでないでちゃんと並んでよ!」的なことが主な原因でしょうか…(笑)
 合唱に限らず、人と人とが同じ時間と場所で過ごしていれば、誰かと意見が合わなかったり、けんかになりそうになったりすることは普通によくありますよね。そんな時は、自分の心のレベルを少し上げましょう。同じ高さの道路を走っているから自動車や自転車はぶつかるのです。空を飛ぶ飛行機と道路を走る車はぶつかりませんよね。人との付き合い方や心のあり方も同じで、相手の心のレベルより自分の心のレベルを高くすればぶつかることはありません。小さな子供や小さなペットと接する時を思い起こせば分かりやすいですよね。自分の心のレベルを上げるには、日頃から人の話をよく聴いたり、本を読んだりして、ものごとをよく考えて生活することが大切です。
 中学校3年間で身につけてほしいことは、そんなことも1つあると思います。(校長)

早朝から本校のスポーツマンたちが集まり、10月の駅伝大会に向けて練習しています。

発明創意工夫展審査の様子

9月10日(水)合唱っていいな

合唱っていいな

 本校では、1学期に体育祭、2学期に合唱祭を実施します。合唱祭に向けた各クラスの取り組みも本格的に始まりましたね。さて、体育祭と合唱祭の違いは何でしょうか?体育祭は大縄跳びの回数やリレーの速さなど、誰が見ても順位をつけられる種目ばかりです。しかし合唱は違います。皆さんが感じた評価と、学校の先生方、保護者の方々、そして審査員の先生方が感じた評価それぞれ異なるものだからです。ですから私は、審査員の先生からの講評は貴重なご指導だと考えますが、は要らないと考えています(今年はこれまで通り実施します)。本校には合唱部はありませんが、合唱部のコンクールとは違い、クラス合唱はクラスのみんなが心を1つにして取り組むものです。本番では、会場で聴いている人たちに、“私たちは学級という場で日々共に過ごす素晴らしい仲間です”ということが態度で伝わればそれで十分だと私は思っています。それができれば、聴いている者は感動し、クラスの仲間と担任の先生とで最高の充実感を分かち合えるのです。そして、この経験を通して生まれた仲間とのが、これからの学校生活をより素晴らしいものにしてくれます。それこそがクラス合唱の目的なのです。
 合唱祭の取り組みが始まったばかりですが、一番大切なことを諸君に話しておきます。

 

9月9日(火)置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい

 この言葉を聞いたことはありますか…。これは渡辺和子さんという方の書いた本のタイトルです。他人や自分の置かれた場所に不平不満を言うのではなく、その場所で前向きに考えて積極的に生きること、自分の花を咲かせることが大切ということです。
 学校の2学期は、本当に様々な活動が展開されます。先週は生徒会役員の改選選挙の公示があり、また英語スピーチコンテストもあり、素晴らしいスピーチを披露してくれました。今週からは10月の駅伝大会に向け、陸上部を中心に、本校のスポーツマン達が集い練習し、大沼中学校の看板を背負いがんばって走ります。合唱祭に向けた各クラスでの取り組みも始まりましたね。
 さてここで、人にはそれぞれ得意なものや不得意なものがありますよね。自分には特に得意なものなんてない…なんて考えている人はいませんか…。そう考えている人はきっと控えめで、謙虚で、優しい心を持っている素晴らしい人なのだと思います。そんな人たちこそが温かなクラスを作っているのだと思います。自信をもってそのままの君でいてくださいね。さて上記の本の中で作者の渡辺さんは次の2つの詩を載せています。

「ぞうきん」
困ったときに思い出され
用がすめばすぐに忘れられる
ぞうきん
台所や洗面所のすみに小さくなり
むくいを知らず
朝も夜もよろこんで仕える
ぞうきんになりたい

 人は境遇を選ぶことはできないが、生き方考え方を選ぶことはできる。一人一人が置かれた場所で、一日一日を精一杯生き、ぞうきんのように自分の役割をしっかり果たすことが大切であるということが伝わってきますね。

「使命」
まっ黒いぞうきんで顔は拭けない
まっ白いハンカチで床は拭けない
用途が違うだけ
使命の尊さに変わりはない
ハンカチよ、おごり高ぶるな
ぞうきんよ、ひくつになるな、顔を上げろ

 ぞうきんにもハンカチにもそれぞれ、なくてはならない大切な使命があります。置かれた場所で自分の使命を考え、幸せを見つけて笑顔で心豊かに生きることが大切だということが伝わってきますね。
 大沼中学校の生徒一人一人が置かれた場所で自分の花をきれいに咲かせることを願っています。(校長)

 

9月8日(月)駅伝練習始まる

駅伝練習始まる

 毎年恒例の埼玉県駅伝競走大会。その市内予選が10月15日(水)に飯沼中学校を発着地とし、周辺地域を周回コースとして、今年度も熱いレースが行われます。そのための練習が本日から朝練習という形で始まりました。大沼中にとっての駅伝競走大会とは、学年や部活動の枠を越えて、本校のスポーツマンたちが自らの意思で集まり、全力で走り襷(たすき)をつなぐ、体育祭と並ぶスポーツの一大イベントです。普段はそれぞれ違う競技に携わっている生徒たちが、学校の代表として結束を高め、をつなぐ駅伝は、本当に心が熱くなるものを感じます。また、駅伝は出場する選手だけでは到底成り立ちません。選手に付き添いサポートをする生徒、応援する生徒など、まさにチームが一枚岩となることが必要です。昨年度大躍進を遂げた伝統という名の襷を、今年度の生徒達が受け継ぎ、素晴らしい走りを見せてくれることを期待します。(校長)

士気を高める選手たちと本校体育科

朝の教室では生徒の登校前に担任からメッセージが書かれます

今週も元気に登校する沼中生

難しい計算をしながらのカードゲーム