学校ブログ

校長先生から今日のお話

7月9日(水) プラス思考

事実は変わらない、でも受け止め方はいくらでも変えられる

 君は今、大事な試験を受けているとします。時計を見ると、残り時間はあと3分…、さて君はこの状況にどう思うのか…。「あー、もうあと3分しかない。もうダメだ、あきらめよう…」ですか、それとも「まだ3分もある。最後まであきらめないぞ。カップ麺にお湯を注いで出来上がるまでの3分はあんなに長いんだ」でしょうか…。
 今日校長先生が諸君にお話ししたいことは、「事実は変わらない」でも「その事実をどう受け止めるかは、その人次第」ということです。勉強でも、スポーツでも、仕事や恋愛関係だって、不利や逆境と思える状況にすぐにあきらめてしまう人もいれば、最後の最後まであきらめずにがんばり、奇跡を起こしたり、その後の人生の糧にする人もいます。ものごとは、受け止め方や考え方次第でいくらでもその人をプラスに導いてくれるものなのです。さあ、今日もプラス思考で元気出していきましょう!

7月8日(火)勉強の目的

勉強の目的

 人は何のために勉強するのだろうか…。それは、一言でいえば、人生を楽しむためです。ですから自分の人生を豊かで楽しいものしたければ勉強することです。「勉強をしないと親や先生に叱られるから」とか「進級、進学できないから」という狭く小さな考えではなく、これから生きていく中で、勉強をすることで、たくさんのことを知り考える力が身に付きます。すると、様々な事に敏感に反応し、たくさんの情報からより良い判断をくだせるようになります。同じニュースを見ても、同じ本を読んでも、同じ映画を見ても、勉強をたくさんした者とそうでない者とでは、感じ方理解の深さ、そして面白さが違うのです。
 “これからの自分の人生を豊かで楽しいものにするために学ぶ”という姿勢が大切です。勉強は時に苦しいこともありますが、それだけでなく、学ぶ喜びや知る喜びもあり楽しいものでもあるのです!
(今日は校長先生一日不在です。熱中症、けがなどがないように過ごしましょう)

7月7日(月)七夕 ~君は何をお願いする…?~

七夕 ~君は何をお願いする…?~

 本校の1階と2階の廊下に七夕の笹と短冊を書くテーブルが用意されています。大沼中の生徒たちは、どんなお願いをするのかな…と思い、1枚1枚よく読んでみました。“志望校に合格できますように”、“恋が実りますように”、“第2音楽室にエアコンが入りますように”、“全中に行けますように”など人それぞれの思い願いが短冊に込められていました。よく神社などにその様なことを書いた絵馬がたくさん飾ってあるのを見ますが、“神にもすがりたい”という心境なのでしょうね。その気持ちは、精一杯がんばっている人だからこそ心からそう思うものなのです。達成することが簡単なものなら、そういう気持ちにはなりませんからね。
 人事を尽くして、天命を待つという言葉があります。自分でやれるだけのことは全てやり、あとは神様の判断を待つ、という意味です。するべき努力もしないで神様にお願いしても、神様は願いを聞いてはくれないのではないでしょうか…。だから目標に向けて最大限の努力をしよう。さらに、校長先生が日頃から言っている気遣い、心遣いができる人ならば、君を応援してくれたり、力になってくれる人もたくさんいるはず。そういう力も実は大変ありがたいし、大きなものなのだということを大沼中学校での3年間の生活を通して学んでもらいたい。

生徒たちの思いや願いは様々

1年生 保健体育 プール学習

What did you do this weekend?

3年生 数学 二次方程式

3年生理科 天球儀

 3年生社会 よく手が上がります

2年生英語 一問一答

2年生社会 日本のエネルギー

2年生数学 連立方程式の利用

1年生国語 1分間スピーチ原稿づくり

1年生数学 文字式

789組 学校ファーム

2年生 美術

1年生 音楽 合唱祭に向けてパート練習

 

7月4日(金)正しい答えと優しい答え

正しい答えと優しい答え

 「10÷4」はいくつですか…中学生には簡単ですかね?答えは「2.5」、小学生なら「2余り2」ですね。先日市内の小学校の校長先生と出張先で話をしていると、こんな話をしていました。「「10÷4はいくつになりますか?たとえば10個のお菓子を4人で分けたらどうなりますか?」と投げかけたら、「僕の家では、お父さんとお母さんが2個ずつ、僕と妹で3個ずつ分けるから余りはでません」っていう子がいて…、小学生はかわいいんですよ」と。私はこの話を聞いて、その日1日この話を思い出して、なんだか心がほんわかして顔がニヤニヤしていたと思います。たしかに算数や数学での「正しい答え」は「2余り2」や「2.5」です。でもこの子が言った「余りはでません」は間違った答えなのでしょうか…。私はこの子の言った答えは「優しい答え」と言いたいです。人が社会で生きていくときには、算数・数学的な正しい答えでは解決できないこともたくさんあります。人に優しく接したり、意見を上手に調整したり…、生徒諸君には、正しい答えとともに優しい答えも学んでほしいです。

表彰朝会 

 

生徒の美術作品 11日の授業参観日にぜひご覧ください! 

特別支援学級南地区交流会
(武里中、大増中、春日部南中、大沼中)

 

 

 

7月3日(木)熱意 ~はしごを作り出すには~

熱意 ~はしごを作り出すには~
 何かを生み出すために、何かを成し遂げるために大事なのは、なんと言っても熱意ではないでしょうか?もちろん、知恵や才能はあるに越したことはありません。しかし、最後は熱意のあるなしがカギになってくると思います。例えば「何としてでも高いところに上がりたい」という熱意があれば、はしごというものを考えつくのです。ただ何となく「上がってみたいなあ」と思うぐらいでははしごを思いつかない。「どうしても、何としても上がりたい。自分の唯一の目的はあそこに上がることだ!」というくらいの熱意があった人が、はしごを考えついたのだと思います。熱意のあるところ、人は必ず新しい道を拓きます。常識では考えられないことまでやってのけるのです。運命を切り拓いたり、新しい発明、発見をしたり、独自の思想を展開したり、いわばそれまでの常識を破るのです。熱意の発するところには、次々と新しい発想が生まれ、必然的に常識が破られていくのです。自動車王といわれたヘンリー・フォードは、ベルトコンベアシステムをはじめ数々の新しいアイデアを経営の中に取り入れました。彼は「優秀な技術者ほど、できないという理論を知っている」と言ったそうです。多くの知識を身につけている優秀な技術者はともすれば常識の枠から出られないということですね。常識というものは、いわば先人の知識の積み重ねですから、もちろん大事です。けれども、新しいものを生み出すためには、1度常識から自分を解放しなければなりません。そのためには熱意が強く必要とされるのです。
 最近は人に迷惑をかけなければ何をしてもよいという考えがはびこっているが、そうではない。人に迷惑をかけてもよいから、自分が正しいと信じたことを命を懸けてでも精一杯やってみなさい!たとえそれが常識外れな事でも…。
 部活で勝ちたい、志望校に合格したい…その様な熱意があれば、顔つきが変わり、行動が変わります。変わらないのは本当は大してそう思っていないからです。

百人一首

 

 

7月2日(水)ノミの天井

ノミの天井

 ノミを知っていますか?犬や猫の毛の中に住み、血を吸って栄養として生きるとても小さな虫です。ノミは自分の体の150倍もの高さまでジャンプすることができるのだそうです。人間なら200m以上もジャンプすることができることになります。ノミをふた付きのガラス瓶に入れておくと、はじめは高くジャンプしてふたにぶつかるのですが、そのうちガラス瓶のふたの高さ以上に飛び上がらなくなるそうです。そのノミを再度広いところに放してもガラス瓶の高さ以上に飛び上がろうとしなくなるそうです。これはノミが自分で限界を決めてしまっているからなんだろうと思います。
 さて…、鋭い人は校長先生が何を言おうとしているか分かるでしょう。今日から期末テストが返却されます。よくがんばって結果に満足する者もいるでしょう。一方、残念な結果に対し、「自分の力はこんなもんだ」とか「もう無理だ」とか限界を自分で決めてしまう人がいないことを願います。それは自分の思い込みに過ぎないからです。勉強でも部活でも限界を感じたら、今日のノミの天井の話を思い出し、「自分はやればできるんだ」「あきらめずにがんばればきっと伸びる」と思い、新たな決意で挑戦してほしいと思います。

今日からプール学習が始まりました。安全第一で行います。

合唱コンクールに向けてパート練習が始まりました

テスト返却の様子 一人一人に成果と課題を伝えます

七夕の短冊には願いごとがたくさん書いてありますね

 

 

 

7月1日(火)保護者の皆様へ 人に好かれる子に育てる

人に好かれる子に育てる

 子育てについて考えるとき、最近「あれ?」と思うことがあります。“人に好かれる子”に育てていないことです。いくら能力があっても、学歴があっても、人間関係がうまく行かなければ世の中は渡ってはいけません。人に好かれたり可愛がられたりする、感じのいい子に育てることが、その子の将来の幸せにつながると思うのですが…。感じがいいとは、よく気が利き愛嬌のある子と言ってもいいでしょう。愛嬌というのは、自分の欠点を認めてさらけ出すことができる態度のことです。人間関係の中で好感を持たれるのはカッコ良い人よりも、愛嬌のある人です。なぜお笑い芸人がモテるのか…?彼らは自分の欠点を丸出しにしているのです。それこそが愛嬌の本質でしょう。「人間はいっぱい欠点があるんだよ、失敗もするんだよ」ということを親が進んで見せた方がいいと思うのです。大人がいいところばかりを見せようとしていると、子どもは失敗を恐れてしまう。「人間っていうのは欠点があっちゃいけないんだ」と思い込んでしまいます。そうなると今度は他人の欠点にも厳しい人間になってしまいます。
 失敗や欠点があってもいいんだと子どもに分からせるには、失敗したときのほめ方が大切だと思います。「失敗してもくじけなかった」「失敗したけど態度は素晴らしかった」と評価してやるのです。逆に成功したときにも態度によっては叱った方がいい時もあります。例えば何かの勝負で自分の子が勝って、敗者に対して勝ち誇ったような態度を見せたら、「敗者の気持ちを考える」「調子に乗らずに益々真摯にがんばる」ということをきちんと教えるべきでしょう。親は「成功か失敗か」だけを評価の対象とせず、成功や失敗をどう自分で受けとめるべきかを教えることが大切です。
よく気が利き、愛嬌のある、誰からも好かれ、かわいがられる人に育てられるよう努めましょう。

 

非行防止教室(埼玉県警)

学校運営協議会委員の皆様にもご参観いただきました

 

6月30日(月)試験はやり直しが命!

試験はやり直しが命!

 校長先生が小、中、高、大を終え、そして教員として、社会人として働きながら感じ、一貫して主張することは、“勉強とは自分でするもの”ということです。学校での授業を基本に、自分で課題を見つけて学習をする(予習をしたり、復習をしたり、より高いレベルの問題を解いてみるなど)ことが本当の勉強であると思うのです。内容はもちろん人それぞれです。例えば校長先生は数学の教員なんですが、得意な人、不得意な人様々です。得意な人は予習をどんどんしたり、より高いレベルの問題集を本屋さんで探してやってみる。また、不得意な人は、授業の復習をして、もう1度教科書の問題を解いたり、ワークをやって補充したりします。また、“数学は全然ダメ”という人は、“自分がどこで解らなくなったのか”を考えてみて、地道にそこから復習することが、時間はかかるが確実かつ唯一の方法です。恥ずかしくも何ともありません!地道に復習して下さい。また、得意な人も不得意な人も必ず解らない問題に出くわします。ですから使う問題集は、解答だけが載っている不親切なものではなく、授業で配ったワークのように、答えに至るまでの途中の考え方が詳しく載っているものを選ぶようにしましょう。それでも解らなかったらどうするか?塾に行く?いえいえ、友達に聴けばよいのです、家族に聴けばよいのです、学校の先生に聴けばよいのです!!そういったことを積み重ねていくことが、先生のいう“勉強は自分でするもの”ということなのです。
 今日から1学期の期末テストです。試験を受ける、試験が返ってくる、「やったー、目標の~点取れた!」、「もっと真面目にやればよかったなあ」、「ライバルのあいつに勝った!」などと一喜一憂してそれで終わってしまっては、試験を受けた意味がないのです。どんな点数でもいい。試験はそれまでの取り組みを省みて、自分が身に付いていない教科や分野を発見し、それを補う為にやるものだということを忘れずにいて下さい。そしてしっかりとやり直しをすれば、試験で満点を取った人にさえ、試験後に追いつけるのです!だから…試験はやり直しが命なのです!試験勉強とは、試験の前よりも試験後の方が大切なのですよ!

 

 

 

6月27日(金)北風と太陽の話

北風と太陽の話

 イソップ物語の中に、「北風と太陽」という話があります。ある日、北風と太陽が力比べをすることになりました。そこへたまたま、コートを着た1人の旅人が通りかかりました。そこで北風と太陽は、「あの旅人のコートを脱がせた方が勝ち」ということに決め、さっそく力比べをはじめました。最初に北風が冷たい風を激しく旅人に吹きかけました。しかし旅人はコートのえりを立て、しっかりとコートの前を合わせて、吹き飛ばされまいとします。北風が懸命になって力を入れれば入れるほど、旅人はコートをしっかりとおさえつけて、はなしません。とうとう力つきた北風は太陽と交代しました。
 太陽は、暖かい日差しを優しく旅人にあてます。どんな強風にもコートを離さないでいた旅人でしたが、ポカポカと暖かい太陽の光を浴びて身も心も温まり、ついにコートを脱いでしまいました。
 この北風と太陽の話はたとえ話です。一般的な解釈は、北風は冷たく厳しい非難や押しつけをあらわし、太陽の光は、温かい思いやりや賞賛をあらわしているということです。
 以前こんな人がいました。とっても要領がいいのか、先生の前ではいい子ぶる、掃除は見ていなければ怠ける。部活では人のミスをきつく言う。そうこうしているうちに、お決まりのように周囲が、「なんだあいつ、言うことだけ言ってやらないじゃないか。無視しようぜ…」と。
 この時、ある先生が上の話を持ち出し、「人を変えようと思ったとき、北風のようにピューピュー吹いたってダメ。また逆に暑くてもコートを脱がないような人じゃダメ。人間関係をより温かく、素敵なものにするには、批判される方は素直に反省すべきだし、批判する方は思いやりのある、自分がされて嫌だなと思う手段は絶対にとるべきじゃない!」ということを言っていたんだなぁ…。
 さて、校長先生は毎朝学校に出勤すると校舎内を一周し見て回ります。すると…、廊下や教室の窓が開き、朝の涼しく新鮮な風が入り、教室が爽やかな空気に満ちています。また、担任の先生が黒板に朝のメッセージを書いてくれています。“今日一日がんばろう!”という気持ちになりますよね。また、クラスによっては、学級通信が生徒全員の机に置かれているクラスもあります。私はこれも、北風と太陽の話の太陽的な担任の先生方の君たちへの愛情の1つだと思います。

 

 

6月26日(木)君と一緒に誰かの悪口を言う者は、君の悪口も言うだろう

君と一緒に誰かの悪口を言う者は、君の悪口も言うだろう
 陰口とは、その場にいない誰かのことをあれこれ言うことですね。だから誰かと一緒に陰口を言えば、その相手と親密な関係で結ばれたような気がするものです。誰かの陰口を一緒に言い合うことで、その人と今まで以上に親しくなれたような気がするのです。しかし相手が変われば、「あの人はあなたのことをこう言っていたよ」となるのが世の常です。
 “自分の行為に恥じるところはない”と正々堂々、自信を持って言える人は、他人の行為を良い方に解釈できます。
「~さんって、ものすごくケチなのよ」と誰かが言ったとしても、「ケチじゃなくて物を大切にする人なんだよ」というふうに切り返して陰口をうのみにしないように出来るものです。自分に似合う服を選ぶように、言葉も選んで使ってください。

 

6月25日(水)いじめをなくせ ~心の傷は見えない~

いじめをなくせ ~心の傷は見えない~

 アメリカで「サンタクロースへの手紙コンクール」が行われたときの話である。最優秀賞に選ばれたのは、ある脳性小児麻痺の女の子からの手紙だった。彼女はたったひとこと「サンタさん、どうかたった1日でもいいから、友達にいじめられない日をプレゼントして下さい」という切なる願いを手紙に書いたのだ。この手紙が全米のラジオで放送された。それを偶然にもその女の子のクラスメイトが聴いていて、自分達がいかに彼女の心を傷つけていたかを知り、絶対にいじめたりしないというパーティを開き、全米の感動を呼んだそうである。
 サンタクロースに頼むものと言ったら、ゲームであったり、可愛らしい小物であったりするものだろう。ところが…「いじめられない日をたった1日だけ…」この悲痛な叫びにも似た彼女の思いをみんなはどう受け止める…?
 さて生徒諸君、君や君の周りを見渡してくれ。本人がそのつもりがなくても、心ない一言が友達を傷つけたりしていることはないだろうか…?何気ない行為で人を傷つけたりすることがないだろうか…?転んでケガをすると、「あれ、どうしたのそのケガ?」とすぐに周りが気づく。血も出るし、ばんそうこうを貼ってあるかもしれないからすぐに分かる。でも言葉や態度によって受けた心の中の傷は、本人が訴えなければ分からない。それには薬も付けられないので治りにくい…。今後は教室のドアを開けて入ったときに、フッと心が軽くなるような温かな雰囲気のクラスにしよう。
 もう一度見渡してくれ。小さな事でも、何気ない一言や行為で心に傷を受けている人がいないかどうかを!人の心の痛みの感じられない鈍感な人になってはいけない!10年、20年たっても、また会いたいと思える、懐かしいクラス作りのためにみんなで人の心を傷つける発言はしないと誓いを立てよう。そして、もし今後そのような心無い発言をしている者がいた時には、周りの人間がそれを許すな!みんなが大好きな大沼中、そしてその仲間の誰かが嫌な思いをするような行動をとる者を許すな。自分たちの力が及ばないならすぐに先生に助けを求めるようにしよう。大沼中からいじめをなくそう!

6月25日(水)保護者の皆様へ 我が子を人をいじめる人間にしないために

 保護者の皆様へ ~我が子を人をいじめる人間にしないために~

 先日このホームページで、父母の恩は山よりも高く海よりも深しという内容を載せました。親が子を思いやるのは当たり前と思われていますが、今日はその当たり前を改めて考えてみましょう。子への思いやりとは、子のことをよく知るということです。よく耳を傾け、子供にとっての世界がどんなものなのかを理解しようとし、たとえ親の思う通りでなくてもその子の世界を受け入れることも大切です。また、子の存在に感謝をし、尊敬の念を持ち、愛情を深めていくことによって、親子の関係は進歩していきます。思いやりの心を持って接すれば、話をするのが安心で楽しくなり、いじめなどの悩みも自然に親に打ち明けられるようになるはずです。
 さて、そのいじめですが、いじめは力の弱い子や、真面目に努力しようとする子、まわりに安易に流されないために異質とみなされる子などを標的にする卑劣な行為です。悪いのは、いじめる側の子供です。「いじめられる側にもそれなりの理由がある」などということは全くの間違いです!
 いくら軽い遊びや悪ふざけ、ジョークのつもりでも、いじめられる側の苦しみや痛みは深刻であることを理解させ、いじめることは、人間として決して許されない卑劣な行為であり、いじめをはやし立てたり、傍観したりすることも同じである、ということを家庭の中できちんと話す場を設けてください。そして、自分の子供がいじめをしているとわかったら、必ず直ちにやめさせて下さい。また、いじめる子の中には、親から暴力や強いプレッシャーを受けるなど、家庭でも学校でも居場所がない子が多いと言われています。家庭が子供にとって安心できる安全な居場所であり、心が満たされるように配慮するなど、いじめをしない心の環境づくりもしていきましょう。

6月24日(火)保護者の皆様へ アウトメディアチャレンジweek

 【 保護者の皆様へ アウトメディアチャレンジweek

いい本に出会うことは、いい人に出会うことに似ている

 私は今年度、相談室保健室に来る生徒たちのために、 “ちょっと手に取って気軽に読める”を意識して、中学生が読んで心が元気になったり、心が温かくなったりする絵本を選び、毎月1冊ずつ寄贈しています。
 読書は、想像力考える習慣を身につけ、豊かな感性情操、思いやりのを育むことができます。ゲームやYouTube等が好きな子にも、本を読む時間を持つように家庭で習慣づけたいものです。そのためにも、「食事の時間」のように「読書の時間」を設けたり、親子で本屋さんや図書館に行ったり、親も一緒に本を読むなど工夫し、子供が読書の楽しさと出会えるきっかけを作りましょう。また、読書を通じて子供が感じたり考えたりしたことに耳を傾け話し合うなど、親子の会話を増やし深める機会として読書を活用することも大切です。
 明日から一週間、“アウトメディアチャレンジweek”を設定しました。期末テスト前でもありますので、この期間は、テレビ、インターネット、SNSなどをオフにして、本を読んだり、勉強に集中したり、家族で話をする時間を意識的に持ってください。きっと新たな気づきがあることだと思います。

 

6月23日(月)麻中の蓬

麻中の蓬(まちゅうのよもぎ)

 中学生である生徒諸君は、一人一人、自分の中に多くの可能性を持っていると言われますよね。まさにダイヤモンドの原石なんです。でもダイヤモンドって元々指輪などの宝石のように光り輝いてはいないんです。原石を非情に硬い材質の道具で磨き、カットしないと光を放たない。これをダイヤモンドの原石である君達中学生に当てはめると、自分より素晴らしいものを持っている仲間と競い合ったり、歴史上の偉人について学んだり、自分で高い目標を決めて努力をしたりすることが磨くということになります。さて、今日のタイトルである麻中の蓬とはどんなことわざかというと、人は誰でも良い環境の中で育ち、良い教育を受け、良い人と出会えば、まっすぐ正しく成長するというたとえです。麻(あさ)は植物の麻、曲がりやすい蓬(よもぎ)もまっすぐ生え育つ麻の中で育てばまっすぐに育つといいます。みなさんも互いに高め合える仲間を大切にしましょう。また、歴史上の人物や身近な人生の先輩などからもたくさんのことを学び、ダイヤモンドのように光り輝ける人に成長できるよう努力していきましょう。楽しみにしています。

 

 

 

6月20日(金)進路について学んでいこう⑥(保護者向け)

進路について学んでいこう⑥(保護者向け)

やる気と学力

 誰でもやる気は出ます。出るには出ますが、遅すぎる場合が多いものです。子供のやる気はいつ出るか分からないし、出て欲しい時になかなか出てくれないものなんですよねぇ…。また、一瞬出たかと思うと消えてしまったり、本番直前だったりと「やる気になっている時」は実に短く、実にタイミングが悪いことが多いものです。ですから高校生や大学生とは違い、「やる気が出たら…」を期待して見守るだけでよい年齢だとは私は思いません。また、環境が整っていないと、せっかくやる気が出ても効率が悪かったり、空回りして、なかなか結果につながらず、成果が出る前に諦めてしまうこともあります。ですから、今後なるべく早く高校見学や説明会などに親子で足を運び、1日でも早くやる気を喚起させることが大切です。 つづく

 

6月19日(木)進路について学んでいこう⑤

進路について学んでいこう⑤

 私はこれまでの自分の人生の経験から、人生や進路というものは、なかなか自分の思い通りに事は進まないと考えています。スポーツでも勉強でも自分の持っている才能には限りがあることは誰にも否定できないことだと思うし、経済的な問題も今後君達が進路を考えるときには、決して無視できないことだとも思います。人には人それぞれ与えられた環境条件というものがあります。その限られた条件の中で最善を尽くすことが最も大切なことなのではないかと思います。自分に与えられた条件や環境の中で精一杯がんばり、自分だけの目標や充実感、楽しみを見つけてがんばってほしい。進路について悩んでいる人がいたら、ぜひ参考にしてほしいと思います。

 

6月18日(水)見える学力、見えない学力

見える学力、見えない学力

 be動詞の使い分けができる、因数分解ができるようになる、バレーボールでトスが上手に上げられる、…これらはすべて見える学力。今、授業でやっていること。テストで確かめてみられることです。授業で学ぶことですからとても大事な学力ですね。一方、手のひらの裏側には手の甲があるように、見える学力の裏側には見えない学力というものがあります。「ありがとう」「ごめんなさい」って素直に言える。ゴミが落ちていたら拾う。朝、友達に「おはよう」って元気に声がかけられる。「わー、花がきれい」って感動できる…、これらは見えない学力。優しさや思いやり、自己犠牲の心、美しいものに感動する心、心のたくましさ…こういったものは机の上ではなかなか身に付かない、見えない学力です。
 机の上の勉強も大切。でも、その土台となる人間の芯の力である見えない学力も大切である。生徒諸君の見えない学力はいかほどかな…。

 

6月17日(火)父母の恩は山よりも高く、海よりも深し

 先週までの学校総合体育大会地区予選会では、大沼中の生徒たちの精一杯のがんばりがどの部からも伝わってきて心打たれました。また一方で私は、生徒諸君を応援する保護者の皆様をも見ていて、君たちを思う保護者の気持ちの大きさにも改めて心打たれました。父母の恩は山よりも高く、海よりも深しという言葉があります。これは、親の恩の高く深いことを言っています。また、親思う心にまさる親心という言葉もあります。子どもが親を思う心、その心以上に親は子を思うものだということです。これは、吉田松陰が安政の大獄で処刑される前に詠んで、故郷の両親に送ったとされる歌「親思う心にまさる親心、今日の訪れ何と聞くらん」の前半部分です。皆さんの中には、もしかしたら、親にそれほどの愛情を感じるようなことをしてもらった覚えはないと考える人もいるかもしれません。人それぞれ、環境も考え方も違いますから、全員が同じ思いというわけにはいかないかもしれませんね。でもね、いま皆さんがここにいるということだけでも、大きな恩を感じてもいいのではないかと私は思います(いずれ分かればそれでよし)。私たちは、いつも誰かの愛情の中で生活をしているものなのです。普段は気がつかないかもしれませんが、何かのできごとをきっかけに、その大きな愛情に気がつくでしょう。そして、皆さんに最も大きな愛情をかけてくださる人が、家族なのではないかと思います。周りの人からの愛情に気づき、がんばって生きることで、その愛情に応えていきたいものですね。
 今日は校長先生一日不在です(出先でこのブログをアップしています)。熱中症に気をつけてくださいね!

6月16日(月)私はリンゴの木を植える

明日地球が滅びるとも、今日私はリンゴの木を植える

 この言葉を見聞きしたことのある生徒もいるかもしれませんね…。この言葉は、ドイツで宗教改革を行ったマルチン・ルターの言葉です。まず、どんな意味が込められているのか各自で考えてみましょう…。

 リンゴの木は、種や苗を植えてから何年もたたなければ実がつきませんよね。もし、明日地球が滅びるとしたら、リンゴの木を植えたって意味ないじゃん…。たしかにそういう考えもありますよね。でも、ものごとに絶対というものはありません。希望を捨てず、今日、自分にできることを精一杯やって生きる、これこそが人間として生きることの意味だとルターは伝えたかったのではないでしょうか…。地球が滅びるというのは、あまりにも大袈裟なたとえですが、みなさんは毎日の学校生活家庭生活において、どういった心持ちで過ごしているのか振り返ってみましょう。近い将来や遠い自分の人生に対して、目標を持ち、努力をしていますか…。努力をせず、簡単に自分の限界を決めてあきらめている人はいませんか…。「期末テストに向けて」「部活動の大会に向けて」「高校入試に向けて」「将来なりたい職業に向けて」など夢や希望を抱き、努力することが大切なのです。今週は暑い日が続く予報が出ています。健康に気をつけて元気出して過ごしましょう!(校長)

 

 

6月13日(金)進路について学んでいこう④

進路について学んで行こう④

 生きるということは、刻一刻と流れ、先の見えない時のなかを、何らかの決断を繰り返しながら過ごすということです。例えば、最初の就職先に定年まで勤めるという人もいれば、方向転換をし、違う職業に就く人もいます。年老いた両親の面倒を見るために故郷に帰るという決断をする人もいます。要は「後悔しない人生を選べばいい」と最後には決断をするものです。さて、先を見るということは大切なことで、将来自分はどういうふうになりたいのか?というイメージを持っている人は、そのためには、今自分はどうしたらよいのかという判断がつきやすい。将来のイメージがないと、今すぐの損得で決断するから後で後悔をしやすいのです。将来のイメージがあると、今は損でも将来のためになるという判断がつくから、辛い努力や苦境に耐えることができるものなのです。簡単には絶望しないし、愚痴ることもない。今のことしか考えない者や、簡単に自分の限界を決め、苦労から逃げる者は「~はしたくない」、「~の方が楽だ」となりやすい。楽なこと、好きなことしかしない人は、自分が広がっていかない。後悔しないための決断には、心の支えがあると最高の助けとなります。それが家族だけではなく、先生、先輩、友達、後輩などに囲まれたら益々不安なしに全力を尽くせるよね。良い人間関係を作り保てる人になるための勉強を今学校で学んでいます。これからも教室に入ると「ほっとするクラス」をみんなで作っていきましょう。こんな力もよくいう「生きる力」の1つだと思います。   つづく

6月12日(木)進路について学んでいこう③

進路について学んでいこう③

 今日は大沼中を卒業後、人生の第一歩をどうするかについて話します。3年生はあと約10ヶ月で義務教育を終えて広い社会に出ることになります。広い社会の中に高校や大学があります。高校や大学は義務教育ではないので、やめたくなればいつでもやめられますし、出席日数やテストの点数が悪ければ進級や卒業ができません。ですから進学先を慎重に選ぶことが求められます。
 さて、人は人生のほとんどを職業人として生きることになります。大学院まで進んだとしてもわずか18年~20年間の学校生活であり、その後はずっと社会人なのです。今現在、将来の職業をきちんと考えている者は少ないですよね。「自分の長所や適性は何なのか?」「どんな仕事に就けばいいのか?」という漠然とした不安や悩みをこの時期は抱えるものです。一方、自分が将来何になるのか心が決まっている者は話がはやい!その職に就くための最も効率の良い最短距離をひたすらに進めばよい。なりたい職業に就くために大学を出る必要があるのなら進学率の高い高校へ進めばいいし、「日本一の料理人になりたい」のならば、調理師の専門学校や料理人の修業ができるところへ一直線だ。問題なのは自分の適性や将来が見えていない大多数の生徒たちです。自分が何者なのか…校長先生は中学時代には何も見えませんでした。でもね、青春時代とはそういうものなのです。自分を見つめる、でも自分はどの道を歩んで行ったらよいのか…分からない、見えない。その不安や悩みと戦い続けるのが青春時代なのです。結論なんてそう簡単には出ない。でも大切なことは自分を見つめることから逃げてはいけないということ。「自分探しのために高校へ行く」というのもいいだろう。でもね、高校に行っても、勉強や部活や友達と楽しく過ごすことで自分を見つめることを忘れてはいけない。悩み、もがき、転がり続けてようやく1つ何かをつかむことができるかもしれないのだから。卒業後の人生の第一歩をどうするのか?保護者や先生方は君たちの力になります。しかし、人生最後は自分で決断をするのです。 つづく

6月11日(水)進路について学んでいこう②

進路について学んでいこう②

 今日は絶対に忘れてはならないことを話します。

★一人ぼっちにならないことみんなで励まし合っていくこと
 人は苦しいとき、つい「自分だけが…」と思いがちですが、中学3年生はみんな同じように辛いのです。その苦しさを共有し、お互いに励まし合いながら乗り切ろう。苦しいときに芽生え育った友情はとても強く美しいものです。
★君は1人じゃない。応援してくれる人がいっぱいいる
 家族、先生方、その他の大人の人達、たくさんの人が君のために力になろうと思っています。君が内心「うるさいなぁ」と思うようなことをガンガン言うのもそのためなんだよ。気持ちを落ち着けて「ありがたいなぁ」と思えば、気持ちがスーッとして「がんばろう!」という気持ちが自然に生まれてくるはずです。
★最後にクラスのことも忘れないで
 良いクラス、良い仲間を作ることは結局、自分自身に返ってくることなのです。これまでスキー教室、修学旅行、体育祭、合唱祭など色々な行事がありました。一人一人が一生懸命取り組みました。それが集結してクラスの力になりましたね。クラスの力は一人一人の力を大きく羽ばたかせてくれるものです。今年は3年生として、クラスに限らず1、2年生のときの同級生や部活動の仲間など本当にたくさんの仲間が君の周りにはいるはずです。3年間の様々な活動を通してかけがえのない友情を育み、それが人生の財産であることを知るでしょう。そしてどんな時も君の味方になってくれる家族という存在の大きさも知ることになるでしょう。共に支え合い、喜び合える仲間づくりを残りの日々でしっかりやっていこう。 つづく

6月10日(火)進路について学んでいこう①

進路について学んで行こう ①

 いよいよ今日、梅雨入りの発表がありました。雨でじめじめとしたり、合間には晴れて暑くなる日があったりと不快指数の高い日が続きますね。そんな日々だからこそ仲間同士では、さわやかな笑顔で朝のあいさつをしよう。さて、3年生諸君にとっての夏、それは進路を考え、目標に向かって精一杯の努力をする夏となります。これまでは、小学校も中学校も義務教育ということで同じ地域の仲間と同じ学校で勉強や運動に励み、楽しい時間を過ごし、喜びや悲しみ、苦しみをも共にしてきました。そんな仲間とも中学校を卒業すると、それぞれ違う道を歩き始めるのです。その道の方向を決めるのが「進路」です。今日の東部地区学力テストは、君たちが進路を考える時に使う資料の1つとなるものです。
 これから君達は、卒業後の人生をどの方向に進むのかを本人、保護者、先生、まわりの大人達と考え、自己実現に向けて努力をしていかなければなりません。初めて経験する、人生の別れ道に差しかかっているのです。色々と不安なこと、苦しいこと、悩むことなどが自分に降りかかってくるときでもあります。君達の今までの人生の中で1番大変な時がこれから来るのです。でもだからこそ私は言いたい。苦しかったり、悩んだりするから人間として成長できるのです。苦しみや不安、悩みなどにつぶれてしまったり、逃げて楽な方に進んでしまったりしていては、自分の人生を切り拓くことにはなりません。挑戦し、壁にぶち当たりながらも必死で努力しなければなりません。傷ついたり、しんどかったりするだろうけど、へこたれないで乗り越えてほしいと校長先生は思っています。なにも成績が上がったり、希望する高校に合格することだけを言っているのではありません。それは単なる結果であって、大切なことは、苦しさに立ち向かい、それを乗り越えようとがんばること。その経験が人としての厚みや深みを増していくのです。これからの人生の中には、もっともっと大変なことはたくさんあります。その時、楽な方へ逃げてしまったり、つぶれてしまったりしないような、たくましく、しなやかで強い人間性をこの進路活動においても身に付けていくのです。 つづく

 

6月10日(火)自分

きたえるのも自分、なまけるのも自分
がんばるのも自分、いねむりしているのも自分
自分自分でなくなりはしない
終わったことは変えられない
他人を変えることも難しい
でも、これからのことや自分のことは
自分でがんばろうとすれば
今すぐ自分で変えられる
未来の扉のカギはみんな自分が握っている

 多くの部活動で学校総合体育大会が終わりました。昨日はなんだか気が抜けたような雰囲気が3年生のフロアに漂っていました。3年生にとって部活動の集大成の大会が終わったのですから、それも仕方のないことだな…と思いました。無理にがんばれとは言わないし、たまには少しゆっくり今後のことを考えてみることも大切です。でもね、校長先生のような年寄りとは違い、みなさんは弾けるような若さとエネルギーを持っている中学生です!なるべく早く次への志を立てて新たな一歩を踏み出そう!

6月9日(月)負ける練習

負ける練習

柔道の基本は受け身
受け身とは投げ飛ばされる練習
人前でたたきつけられる練習
人前でころぶ練習
人前で負ける練習です

つまり人前で失敗をしたり
恥をさらす練習です
自分のカッコの悪さを
多くの人前で
ぶざまにさらけ出す練習
それが受け身です

長い人生には
カッコ良く勝つことよりも
ぶざまに負けたり
だらしなく恥を
さらすことの方が
はるかに多いのです

そして
負け方や受け身の
本当に身についた人間が
苦しみに耐えて
他人の心の痛みを
心の底から理解できる
優しく暖かい、そして強い人間になれるんです

相田みつを(一部抜粋)

 カッコよく見られたい。カッコ悪いことはしたくない…。ちょうどみんなはそういう年頃ですよね。とってもよく分かります。でも、カッコ悪く投げ飛ばされることだってあるわけです。何をやってもね。柔道でいえば、その時に受け身ができないと大きなケガをしてしまいますよね。
 たまには派手に投げ飛ばされて負けたっていいんです。その事が必ず役に立つのだから。投げられまい、投げられまいとするよりも、投げられたときに受け身をとり、すぐに体勢を立て直す。そんな人になりたいですね。
 学校総合体育大会の地区予選の多くが終わりました。勝った部活、上位の大会に出場が決まった部活は、益々気を引きしめてがんばりなさい。一方、負けてしまった部活の生徒諸君、当然だがまだ人生の結果が出たわけじゃない。気持ちを鎮めてこれまでを振り返り、次への心の準備をしよう。決意をすることは大切なことだ。人の生き方を決めるのは魂だからだ。元気だしていきましょう!(校長)

6月6日(金)神様からのメッセージ

 学総集中日もいよいよ最終日ですね(陸上やバドミントンは別日)。さて、私は教員時代、陸上競技部の顧問をしていました。そこでよく当時の生徒たちに指導していたことは、「陸上の神様が君に教えようとしていたことは何だったんだろう…?」ということでした。陸上競技には相手はいません。誰にも邪魔されずに決められたレーンを走り、与えられた場で幅跳びや高跳びなどを試技する。これまでの自分と向き合い、自己新記録を目指す。そんな競技です。思うような結果が出なかったときは、陸上の神様はきっと、自分に人間として何かを伝え、教えてくれているのではないかと思うのです。さて生徒諸君、野球の神様、バスケットの神様、テニスの神様、…etc、それぞれの競技の神様は、君たちにどんなことを教えてくれましたか…。「よくがんばったね」「まだまだ取り組みが甘いぞ」「この経験をこれからの人生で生かしなさい」…。~の神様と表現しましたが、それは生徒諸君ののことなのです。どう受け止めるかは人それぞれです。
さぁ、今日一日を精一杯がんばろう!

6月4日(水)もっと熱くなれ!

 学校総合体育大会が始まりました。初日の昨日、市内の各会場を回りましたが、どの部にも感じたことを言いますと、沼中生諸君!君たちは、はっきり言ってお行儀良すぎます!スポーツの目的は勝つことではないけれど、目標は勝つことでしょ…。ならば、もっと声を出せ!もっとラケットやバットを魂込めて思い切り振れ!もっと強くボールを叩け!もっと走れ!男子バレー部のTシャツの背中にはこう書いてある!「勝ちたいならば声を出せ!」と。3年生、最後の大会だろ!もっと熱くなれ沼中生!見ていてたいそう歯がゆい。(校長)

6月2日(月)仲間との誓い

仲間との誓い

 いよいよ明日から学校総合体育大会が始まります。普段同じ教室で勉強し、同じ学年の仲間として過ごしているわけですが、選んだ部活動は人それぞれですね。明日からの大会では、競技は違ってもお互いに大沼中学校の仲間として全力を尽くしてがんばろう!仲間との誓いを胸に、力の限り精一杯のプレーをし、声を出し仲間を応援しよう!

 

5月30日(金)生徒朝会(部活動壮行会)

【校長先生からのお話(一部抜粋)】

 生徒のみなさん、おはようございます。

 いま、各部の代表の生徒から、来週から始まる学校総合体育大会への意気込みを聞きました。どの部の代表からも3年生にとっての最後の大会にかける意気込みが伝わってきました。3年生の生徒諸君に言いたいことは、やり切れ!ということです。今月君達は、修学旅行体育祭という2つの大きな行事を通してたくさん得るものがあったと思います。そして成長することができました。しかしそれらは、きちんと事前の準備をしたり、練習をしたりしたことと、当日、心を一つにしてやり切ったからです。来週から始まる大会も、できる準備や練習を最後の最後までやり、試合当日も悔いの残らないプレーや仲間への応援をしてほしいと思います。

 1、2年生の生徒諸君もお世話になった3年生の先輩の部活にかける姿勢を学んでください。そして来年、再来年、先輩方を越えていくことが先輩への恩返しになるということを胸に刻んでください。校長先生も可能な限り、時間を見つけて試合会場を回り、がんばってプレーをする君たちの姿を心と写真に焼きつけに行きます。健闘を祈ります。がんばってください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月29日(木)教育実習生、よくがんばりました!

 いま大沼中学校には、本校を卒業し、将来学校の先生になろうと大学で学んでいる教育実習生が3名来ています。3名とも同じ学年で、校長室で当時の卒業アルバムを見て懐かしい話で盛り上がっていました。先日の体育祭でも生徒と共に一緒に練習したり、応援したりしてくれました。教員チームのリレーにも出場しました。そんな教育実習も今週で終わりになります。今週は3人とも実習のまとめの研究授業を行いました。日頃お世話になっている大学の先生も参観にお見えになりました。将来の学校の先生の卵ですので、大いに期待しています。明日はさみしいお別れの日となります。実習生のみなさん、大沼中はいかがでしたか…。残りの学生生活を楽しんでくださいね。そして近い将来、ご縁があれば、一緒にお仕事をするかもしれません。その時はどうぞよろしくお願いします。お疲れさまでした。

 

5月28日(水)基礎・基本を大切に

 大相撲や日米両プロ野球選手たちが連日カッコ良い、素晴らしいプレーを披露していますね。今日は、「基礎・基本を大切に」という話をします。どんなジャンルでもそうなのですが、プロと呼ばれる人たちは基礎的な練習を非常に大切にしています。野球選手で言えばキャッチボールや素振り、サッカー選手で言えばパスやトラップなど基礎的な練習を本当に大切にし、繰り返し繰り返し練習しているそうです。では、君達中学生にとっての“基礎・基本”とは何でしょうか?一言でいえば、“基本的な生活習慣”の確立です。具体的には、①時間を守る、②あいさつや返事がしっかりできる、③健康管理ができる、④授業や家庭学習にしっかり取り組むなどです。これらのことがしっかり出来れば、勉強も部活動も自然と目に見える結果となって表れてきます。基礎・基本を大切にして、中学生として大輪の花を咲かせてほしいものです。

 

5月27日(火)目標と目的

 今日は体育祭の表彰朝会を行いました。体育祭を通して、「机の上では学べないこと」をたくさん学んだことだと思います。優勝という「目標」は各学年1クラスしか達成できません。でもね、そんなことよりずっとずっと大切なことが体育祭の「目的」にはあるのです。それは、体育祭を通して、仲間と心を1つに活動することの喜びを感じ、これまで以上に仲の良いクラスになることです。今後君達の人生でも「目標」に届かないことはたくさんあります。しかし「目標」だけに捕らわれることなく、「目的」を見つめ考えてほしいと思います。今年の体育祭が本当の意味で成功したと言えるのは、今後の君たちの生活が向上し、今まで以上に良い仲間になったと誰もが思えたときなのです。

5月24日(土)体育祭 ~優しさと強さ、そして賢さをありがとう~

 最高の天候とグランドコンディションの中で行われた第49回体育祭。どの学年もどのクラスもこれまで連日練習を重ねてきましたね。今日は保護者・地域の皆様やご来賓の皆様がたくさんお越しになられました。それだけ大沼中の生徒諸君への関心や期待が高いということです。競技の様子を見ていると、学年が上がるにつれて、より速く、より力強くなり、成長を感じました。1、2年生は来年度は今年の先輩を超える気概をもってほしいと思います。それは体育祭に限ったことではなく、日々の学校生活をいかに充実させるかにかかっているのです。また、体育祭で“いいなぁ”って思ったことを2つ。1つ目はみんなで精一杯の声で応援していたこと。はやく終わった者が、クラスにかかわらず競技中の選手に「がんばれー」と声をかけ応援していたこと。また学年を越えて先輩や後輩を応援していたこと。私は大沼中学校の生徒たちのこういった気質が一番嬉しい。そうです、みんな大沼中の仲間なんだということ。2つ目は、朝礼台に上がり発言した生徒たちが先生方顔負けの素晴らしい発言内容であったこと。このことは今の大沼中の文化の高さを表しています。審判をしてくれた生徒のみなさんもよくやってくれました。放送委員の放送もよかった。図書委員の早く正確な得点集計も見事でした。開会式で校長先生が、保護者・地域の皆様、ご来賓の皆様方に対し、「今日は本校の自慢の生徒たちがさわやかな笑顔、輝く汗、もしかしたら美しい涙も見せます」と言ったことを覚えていますか…。そうです、君たち沼中の生徒たちを自慢に、そして誇りに思います。今日の体育祭を通しその思いは益々強まりました。今日は沼中生の優しさ強さ、そして賢さをありがとう。

 

5月23日(金)保護者の皆様へ

 これまでの経験常識では通用しない問題が増えています

 子育ての不安、友人関係のトラブル、いじめや不登校などで悩みを抱えたときに、配偶者や親・兄弟・友人などに相談することが基本的にはよいのですが、それだけでは解決できないこともあります。社会の急速な変化家庭環境の多様化から、これまでの経験だけでは適切な助言が難しい問題も多くなってきているからです。そんな時には、迷わず専門家専門機関に相談しましょう。学校の教員、スクールカウンセラー、市役所こども相談課、市や県の教育センター、警察の生活安全課や青少年相談窓口、児童相談所、民生・児童委員など様々な相談機関があります。それぞれの特色を知り、相談内容にふさわしい機関を選び、勇気を出して相談してみましょう。

     保護者の生き方が、子供への最高の教育になる

 これまでは、勤勉で従順な人が社会から求められましたが、これからは問題を解決するために自分で考え、工夫し、新しい発想で行動する、勇気ある社会人が求められます。

 自分にかかる損得だけでなく、地域そして社会全体にまで目を配り、積極的に社会やその問題に関われる人に育てるために、まず親自身が新たな社会に順応し、新たな価値観のもとで、子供の前で手本となり、堂々と胸を張り行動できるよう努力や挑戦をすることが大切です。

5月22日(木)道

 道 

 道はいつもひらかれている
 道はすべての人の前にひらかれている
 学び、知ろうとする意欲
 考えようとする意欲
 向上し、がんばろうとする意欲
 少し意欲を持ちさえすれば
 自分の歩く道が少しずつ見えてくる 
 道はいつもひらかれている

 今日は生徒諸君に「道」という詩を送ります。先日の修学旅行で3年5組が茶道体験をしたときの先生の言葉にも通じるものがあります。不平不満、愚痴や弱音もたまにはいいだろう。でもね、どんなに辛くても、少しずつ、一歩ずつでも進まなければ、“なりたい自分になる”というゴールにはたどり着けない。自分でしっかりと考え、行動することしかないのである。大沼中の生徒たちのがんばりに期待します。

 

5月21日(水)楽しいイベントには支えてくれている裏方がいる

 今日は午前中、体育祭の予行を行いました。最後の講評でも述べましたが、体育祭の競技はまだまだこれから数日間で伸びます。みんなで知恵を出し、声を出し、汗をかけばレベルアップします。

 また、体育祭や修学旅行など楽しいイベントには、そのでみんなを支えてくれている人達がいることを忘れてはいけません。体育祭でいえば、観察係、決勝審判、そして放送を担当する放送委員会、得点を集計する図書委員会、その他様々な役割を担う担当者がいます。イベントを支える、なくてはならな役割を持った人達です。そういった役割を担った人は、誇りを持って役割を全うしてください。そして周りのみんなは、そういった役割の人の存在に気付き、感謝する気持ちを持ちましょうね。当日もよろしくお願いします。

5月20日(火)自立と自律

 君達の学校生活の最終的なゴールは、“自立”できる人になることです。自立とは何かというと、自分の力で責任を持って生きて行くということです。では、どうすれば自分の力で生きて行くことができるのでしょうか?それには“自律”した人間になることが必要です。自律とは何かというと、字のごとく自分を律するということです。簡単に言えば、自分をコントロールすることができるということです。例えば、君達の年齢を考えると、保護者のひと言ひと言をうるさく感じたりしませんか…。親から「はやく勉強しなさい!」と言われて、「うるさいなぁ」と思うことはある意味正常です。しかしそう思った後、よく考えもせず「うるさいなぁ!分かってるよ!」と言ってしまうのは、自分をコントロールすることができていない人です。親の言うことに「うるさいなぁ」と思っても、「でも確かに親の言っていることは正しいことだ。それに自分の事を大切に思い、心配して言ってくれているからこそなんだ」と考えられる人は、自分をコントロールできる人であり、そういう人を“自律している人”といいます。

 中学生として、やるべきことを誘惑に負けずに自分を律して実践している人って素晴らしいですよね!校長先生も人間ですから弱い面もずるい面も、また自分が嫌になるような醜い面もあります。でも人としてより良く生きようという思いもあります。人が与えられた条件や環境の中で、より良く生きるためには、よく考えることが必要です。哲学者・科学者であるパスカルは「人間は考える葦(あし)である」という名言を残しています。考えることこそが人間の人間らしいところなのです。生徒諸君!中学生としてよく考えて生きよう!

5月19日(月)君はどのタイプ…?②

 先週、このタイトル“君はどのタイプ…?①”で、ドラえもんのキャラクター、のび太、ジャイアン、スネ夫に登場してもらい、人はみな違う、みんな違っていいんだ。それぞれの個性を認め合い、力を合わせて良いクラス、良い人間関係を作っていこう!という話をしました。今日は再びドラえもんのキャラクターに登場してもらい、違う話をします。今回登場するキャラクターは、のび太、ジャイアン、しずかちゃんです。

 皆さんは、「アサーション」という言葉を知っていますか?分かりやすい言葉で簡単に言うと、「自分も相手も大切にする爽やかな自己表現」です。そのような態度をとれる人を「アサーティブな人」と言います。そこで今日は、ドラえもんのキャラクター3人に登場してもらい、アサーティブな人になれるように勉強しましょう。

ジャイアン…自分の感情をすぐに爆発させてしまい、言葉や暴力で相手の心や体を攻撃してしまう。

のび太…自分の本当の気持ちをなかなか主張できない。嫌なことを言われたり、やられたりしても「いやだ」「やめて」と言えなかったり、人に何かを頼むことも苦手。

しずかちゃん…自分の考えを相手に伝えることが上手。何かを頼んだり、断ったり。でもその時に相手を攻撃して傷つけることはしない

 自分の思いや考えを相手にきちんと伝えることは自分を大切にすること。そして、上手な伝え方で相手のことも大切にしてあげられることも大切なこと。今日の話、「アサーティブな人」はまさに、このしずかちゃんタイプの人ですね。みなさんも、このしずかちゃんタイプのアサーティブな人になれるように意識していきましょう。意識をして、失敗も重ねながら成長していけば、必ずアサーティブな人になれますよ。まずは身近な人で誰がアサーティブな人かを考えてみましょう。そして、その人の良さをまねてみることから始めましょう。

 

 

5月16日(金)茶道体験で学んだこと

 修学旅行から戻ってきました。大きなけがや病気になる者が出ず、参加192名全員が楽しく学ぶことの多い3日間になりました。保護者の皆様をはじめ、修学旅行に携わっていただいたすべての方々に感謝申し上げます。さて、私は3日目のクラス別行動で、5組と行動を共にしました(その様子はログインして学校行事のページをご覧ください)。宇治の平等院鳳凰堂の拝観と茶道体験でした。その茶道体験でお世話になった17代店主の方のお話がとても素晴らしく、自分の心にも響き、刻まれたので、ぜひ5組以外の生徒、そして1・2年生諸君にも紹介します(本来、「話」というものは、話す人と直接対峙して、その人の持つ全身のオーラなどすべてを受け止めなければ本当のことは伝わらないものですが)。

人生は自分の「心」次第で花が咲く

 12歳を過ぎればもう自分の人生は自分で考え、努力し責任を負うこと。勉強のできる人、スポーツで一流の選手になる人、そして社会人として認められ成功する人は、人の話をよく聴き、すぐに生かすことができる人。お茶のいれ方を説明しても言われたことをすぐに実行できる人とそうでない人がいる。よく集中し、目と耳と心でしっかりと受け止めるようにすること。「ありがとうございます」「いただきます」と頭を下げて言える人になろう

 いま、君たちは親や先生に叱られることが多いと思う。叱られて反抗心を持つことは悪いことではない。しかし、その反抗心を、自分を変え、至らなさを改めることで、見返せれば人として成長できる。他人が悪い、社会が悪いと言っているうちは、決して立派な人にはなれない。幸せな人生を送れるかどうかはすべて自分の考え、努力、そして心次第である。茶道というのは心のあり方、人としてのあり方を学ぶことである。

 いま、この文書を書いていて、情けないほど伝える力が不足していると反省しています。茶道の先生を見習い、校長先生ももっともっと努力しなければと思っています。1、2年生も修学旅行で貴重な体験をしてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

5月12日(月)君はどのタイプ…?①

 人はみなそれぞれ違うものです。顔も体格も、得意な教科も、好きな本や音楽もみんなそれぞれ。当たり前とも言えますが…。よく考えてみてください。みんな同じ見た目や性格だったらどうですか?ちっとも面白くありませんよね。みんな違ってみんないいんですよね。みなさんはドラえもんのキャラクター、のび太、ジャイアン、スネ夫、この3人のキャラクターを知っていますか。この3人は全然違う性格で、けんかばかりしていて仲良しという感じはしませんね。でも校長先生はこの3人は本当はものすごく仲が良くて支え合っているのではないかと思っています。だから、いざという場面やピンチの場面では3人が力を合わせて困難なことを解決したり、敵に立ち向かったりすることができるのだと思います。性格も考え方も体つきもまったく違うけれど、「困ったときには力を合わせたり、助け合える」そんな良い関係なんだと思います。皆さんのクラスにも色々な友達がいますよね。みんなで協力して助け合える、そんな良い仲間づくりをしてほしいと思います。 つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

5月9日(金)学習について考える

 いま学校では連日、24日の体育祭や来週からの修学旅行に向けて急ピッチで準備が進められています。そこで、だからこそ大切な話を今日はします。それは学習についてです。君たちの学校生活のメインは授業、学習です。

 君達は、学校では授業という形で勉強を教わっている訳ですが、こういう形式での学習は、内容はよく精選されているし、教え方もよく研究されているので、学ぶ側が集中して行えば、かなり効率の良いものです。しかし、それだけで本当の学習をしているとはいえません。

【学習は一生続けるもの】

 学習は学校だけでやるものではありません。変化の激しい現代社会では、仕事に就いてからも、学校以上に学習しなければならないものです。しかもその学習は、“授業形式”ではないのです。すべて自分で学習しなければならないのです。その時になって「誰も教えてくれないから学習できません」では通用しません。自ら学ぶ能力が身に付いていないといけないのです。

【自学自習ができるのは学力がついている証拠】

 幼稚園や小学校の低学年の子供に「自分で勉強しなさい」と言ってもそれは無理なことです。何を勉強しなければいけないのかが分からないからです。自分の学習すべきことが分かることや、どういう方法で学習すればよいのかが分かることも1つの学力です。

【できるだけ早くはじめよう】

 テストに向けての学習というのは、その時期に近づけば近づくほどみんな懸命にやり始めます。しかし、テストのためだけの一夜漬け的な学習は、はっきり言って効果は期待できませんし、本筋からずれているような気がします。やはり学習は目標を持って、一歩一歩着実に積み重ねてゆくものです。そのためにもできるだけ早く始め、長期に渡って実践して行きましょう。

 

 

 

 

5月8日(木)その向こうにあるもの…

その向こうにあるもの

 かつて、地球がまだ平らだと考えられていたころ、イスパニア(今のスペイン)は、可能性を求めて海洋探検に乗り出しました。その時のイスパニアの金貨に書かれていた文字は、『プラス・アルトラ』(「その向こうに、まだある」)という言葉だったそうです。大海原を風を頼りに、はるか彼方の水平線を見つめ、「あの向こうにもまだきっと何かがあるんだ」と信じて海を渡る人達の瞳には、海よりも彼方の未来が見えていたのではないでしょうか…。君達の心には『プラス・アルトラ』という言葉が響いているだろうか…?「このくらいでいいや」「もう無理」「どうせやってもできないし」…etc。がんばることの先には、一流のがんばりというものがあり、さらにその先には超一流のがんばりというものが必ずあるものです。勉強でも部活動でも「もっとできるはずだ」「まだがんばれるはずだ」「この努力の向こうには新しい何かがあるはずだ」とプラス思考でがんばってほしい。
 

 

 

 

 

 

 

5月7日(水)連休も終わり…そこで

散歩のついでに富士山に登る者はいない

  連休も終わりましたね。そこで今日からは、真剣に毎日の生活について考えてもらいたい。生徒のみなさんは散歩をすることはありますか?校長先生は、休日の朝に散歩(ウォーキング)をします。散歩といえば、時間がある時に季節を感じながらなんとなく街を歩くことですよね。さてここで、散歩をしていて気がついたら富士山の頂上だった、なんてことは絶対にありえませんよね。日本一の山に登る時は、靴や荷物を準備したり、その日の天候をチェックしたりと心構えをしっかりするものです。つまり、ただなんとなく…では目的は達成できないということです。みんなの生活にもこれは当てはまるよね。目標を持たずにただなんとなく生活をしていては、「なりたい自分」にはなれません。勉強も課題を意識し、実行してはじめて身につくものです。部活動も同様で、ただなんとなく「うまくなれたらいいなあ」ではうまくなる訳がありません。例えば、具体的に、「毎日1時間自分で計画した予習や復習をしよう」とか「毎晩、腹筋、背筋、ストレッチをしよう」など目標を細かく決めることで“富士山に登る”的な生活ができるのだと思います。新しいクラスでの生活にしても、「楽しいクラスになれたらいいなぁ」ではなく、「楽しいクラス、過ごしやすいクラスにするには自分が何をしたらいいのか」を考え、行動することが大切なのですよ。

 次に人間関係。みなさんは、仲間の様子を見ていますか?誰ががんばって掃除をしていますか?誰ががんばって授業に取り組んでいますか?誰か困っている人はいませんか?誰かつらい思いをしている人はいませんか…?少し意識をすれば見えてきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

5月2日(金)いい仲間だ!

 3年生は本日、体育館にて合同帰りの会を行いました。内容は、昨年、一昨年に続き、今年もニュージーランドから短期で大沼中学校に体験学習に来ていたムタ・イッセイさんとのお別れ会でした。最後は3年生全員で花道を作り、彼を送り出しました。来年はお互いに高校生になりますね。またいつかどこかで会えることでしょう。今後も大沼中学校の仲間としてお互いにがんばりましょう!3年生、本当に良い集団ですね。

 

 

 

 

5月2日(金)明日から4連休ですね!そこで…

心の安全点検

 F1レーサーは、時速300㎞を超えるスピードでサーキットを疾走します。かつて日本人初のF1レーサーとして世界中を転戦した中島 悟という人がいます。彼はある時、インタビューでこんな質問をされました。「300㎞以上の速さで走るために一番大切なマシンの条件は何ですか?」と。質問をした記者達は、当然エンジンの馬力、タイヤ、エアロパーツなどの答えを予想したことでしょう。ところが彼の答えは、「F1マシンにとって最も大切な条件は、安全に停止できるブレーキです」というものでした。走ることを支えているのは、止まることだったのです。車ではブレーキと言いますが、人の場合はそれを“自制心”といいます。自分がされて嫌なことは、人にも絶対にしないということを改めてしっかりと考え、心のブレーキの点検をしてください。また、明日から連休に入ります。気分も、お財布のひもも、そして心も緩みがちになるときです。勉強、部活、そして家族と楽しく過ごすなど充実した連休にして欲しいです。そのためには、心のブレーキである自制心も必要です。連休後、元気でさわやかな笑顔でまた会いましょうね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月1日(木)内科検診、3年生修学旅行しおり読み合わせ集会

5月になりました。新緑がきれいで本当にさわやかな季節になりましたね。

君達はどんな場面で春の季節を感じるのかな…? 新緑タケノコ?それとも薫る

感性は人それぞれ。素敵な感性を持った人になって下さいね。

※3年生の修学旅行しおり読み合わせ集会は、IDとパスワードでログインして「修学旅行」のページをご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

  

4月30日(水)生徒朝会、学校運営協議会、掲額式

生徒のみなさんへ

 4月も今日で終わりですね。新しい学校、新しいクラス、そして新しい友達や先生と過ごしたこの1ヶ月はどうでしたか…?はじめの数日は緊張もしたことでしょうね。また、新しいクラスメイトや担任の先生と少しぎこちない人間関係でなかなか自分らしさを発揮できなかった人もいたことでしょうね。それが4月というものなんですね。今日で4月も終わります。明日からは5月。5月は、自分らしさをどんどん発揮し、そして仲間の良さに気付いてあげる…。そんな自分たちにとって過ごしやすい居場所づくりをする月にしてくださいね。

 

保護者の皆様へ

 本日は学校運営協議会という会を開催させていただきました。この会は、法律に基づき、すべての学校に設置するもので、学校の教育活動の方針等について、保護者の代表、地域の代表、学校教育における学識経験者等に委員を委嘱し、ご意見や指導・助言を賜り、今後の教育活動に生かすことを目的としています。本日は、今年度の学校経営方針を説明し、この1ヶ月の様子を報告しました。その後授業参観給食の試食をしていただき、大沼中学校の教育活動についてのご意見やご指導・ご助言をいただきました。委員の方々は、大沼中学校の生徒たちのことを日頃からよく見ておられます。学習や部活動をがんばっていることもよくご存じでいらっしゃいました。本日いただいたご意見、ご指導・ご助言を真摯に受け止め、今後の本校の教育活動に生かしてまいります。

 

掲額式

 本校の第16代校長として令和3年4月1日から令和7年3月31日までの4年間お勤めいただきました、金丸 敦先生の掲額式が校長室にて行われました。金丸校長先生がお創りになられた大沼中学校の良き伝統を引き継ぎ、教職員一同で力を合わせて、益々良い学校にしてまいります。4年間本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

4月28日(月)保護者の皆様へ

保護者の皆様へ ~ 子供たちの一番の願い、それはなんだと思いますか…~

「あなたの家庭に最も望むことは何ですか」と子供たちに聞いたアンケート結果では、どの年代の子どもも一番多かった答えは、「家族のみんなが楽しく過ごす」だったそうです。そんな当たり前とも思えることを子供たちが願わざるを得ない現実を、親として真剣に受けとめたいものです。
 必要なお金や物さえ与えていれば子供は育つ、と思えた時代も遠い昔にはありましたが、家族みんながそれぞれ忙しい現代社会。今や楽しい家庭は、家族が意識的に協力し合わなければなかなか得られません。家族みんながそろって食事をしたり、団らんの時間を過ごしたのはいつですか…。連休を機にご家庭が子供にとって心安らぐ居場所になっているかどうか、家庭を見つめ直してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月25日(金)授業参観、部活動保護者会、制服等バザー

保護者の皆様へ

 本日は午前中の授業参観制服等のリサイクル販売、午後の部活動保護者会のために、万障繰り合わせの上ご来校いただきましたことに感謝申し上げます。本当にたくさんの保護者の皆様にご来校いただいたことに、改めて本校教育活動への関心の高さと期待の大きさを実感し、教職員全員で襟を正し、益々生徒たちのためにがんばろうという気運が高まりました。ご意見・ご感想をお持ちの方は、担任、顧問、そして校長、教頭までご意見をお寄せください。

生徒のみなさんへ ~校長先生から今日のお話 ゴールデンウイークはどう過ごす?~

 一週間お疲れさまでした。日々、笑顔で登校し、真剣に授業を受け、休み時間は友と語り合い、放課後は部活動に打ち込み、笑顔で下校する君たちを見て、校長先生は目を細め、君たちの益々の成長を願っています。いよいよゴールデンウイークが始まります。連休は「よく学び、よく遊べ」と言いたいです。

よく学ぶこと…中学生として自分で考え、計画を立て、自分に必要な学習をしましょう。

よく遊ぶこと…友達や家族と楽しい時を過ごせるといいですね。また部活動に打ち込むことも良いですね。もちろん疲れている人はゆっくり休むことも大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

4月24日(木)埼玉県学力学習状況調査

 今日は、埼玉県学力学習状況調査が行われました。生徒諸君、大変お疲れ様でした。この学力調査は前年度までの学習内容がどれだけ身についているのか、各個人に焦点を当て、昨年度からどれだけがんばって学力を高められたかを調べるためのテストです。先日も書きましたが、入学試験以外のテストはすべて、自分の過去のがんばりと現在の位置を知るために行うものです。今日のテストをやってみて、苦手な単元や得意な単元も分かったと思います。ぜひ、今後の自分の学習に生かしていってください。

 

4月23日(水)歯科健診(1、2年生)放課後諸活動なし

自ら考え、実行する人になろう

 の朝です。昨日、このサイトの掲示板で私は、「明日は朝から雨の予報です。1年生の生徒諸君、雨の日はどんな対策をして登校しますか。また交通安全はどんなことに注意したらよいですか…中学生として考えて登校しましょう。」と載せました。私はあえて、答えを出さずに投げかけておきました。雨の朝のひと場面でのことですが、何かを考え行動できましたか…。朝、雨の中を登校するということは、雨の強さにもよりますが、靴そして靴下が濡れてしまうかもしれません。かばんや体が濡れてしまうかもしれません。そこで、替えの靴下を持っていくとか、濡れた体や持ち物を拭くタオルを1枚余計に持っていくとか、濡れた靴下やタオルを入れるビニール袋を持っていくとか、絶対に濡らしてはならない大切なものや提出プリントなどはクリアケースに入れ、ビニール袋に包むとか、、、。そういったことを、保護者や先生に言われなくても、「自分で考え、実行できる人」になりたいものですね。

 今日は1、2年生の歯科健診があります。歯の健康と学力には相関関係があるといわれています。歯磨きをしっかりしたら学力が上がる…わけではありませんよね。もしそうならば、そういった関係を「因果関係」があると言います。そうではなく、「相関関係」とは、歯磨きをしっかりすることのできる、つまり基本的な生活習慣が身についている者は、勉強もしっかりと取り組むことができる。すなわち、歯の健康と学力は相関関係があるということです。歯磨きも奥が深く、ただボーっと歯を磨くのではなく、磨き残しがないようにしっかりと磨こうと自ら考え、実行することが大切なのですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月21日(月)C日課、放課後諸活動なし

目と耳と心で聴きましょう

 授業が本格的に始まっています。また、クラスの中での役割も決まり、学級という生き物が動き出しました。そこで、今日、皆さんに話したいことは、先生やクラスの人の話を「聞く」のか「聴く」のかという話です。「聞く」というのは、ただ人の話や音楽などの音が耳に入ってくるようなイメージなのですが、「聴く」というのは、その漢字をよく見てみると分かりますが、目と耳と心を使って受け止めるということです。先生の話、係や委員会などの生徒の話は「聞く」ではなく「聴く」ことが大切です。人の話を聴くことができれば、勉強も分かるようになるし、仲間の思いも分かり、良い関係が築けることにつながります。よい天気が続き本当に気持ちの良い季節ですね。今週もがんばりましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

4月18日(金)友達の気持ちを感じるアンテナの感度は良好ですか…

 1学期の始業式での式辞の中で、私は、「大沼中は誰もが安心して過ごせる楽しく安全な学校にしよう」と話しました。「ここで大切なことは、「誰かが」ではなく、「誰もが」というキーワードだ」とも。各学年200名以上の生徒、全校で600名を越える大沼中の生徒の誰もが安心して過ごせる楽しい学校にするためには、一人一人がどんなことを考えて過ごすことが必要かを考えてみてほしい。家での生活のように、わがまま、気ままに振舞ったり、時には乱暴な言葉を発したり…、みんなが学校でそんな過ごし方をしたらどうでしょうか…。社会生活を良好に送るためには、相手の気持ちを考えた発言や振舞いが必要です。これを「気を遣う(つかう)」と言います。大沼中の生徒の中に、友達の気持ちをよく考えられずに、大切な友達に嫌な思いをさせてしまった生徒がいました。その友達が好きで楽しく過ごしたいのに…。これからは、仲間の気持ちをよく考えて人と接するようにしましょうね。また、自分が嫌なことをされた時には、我慢をせず、かつ相手を怒らせたり、傷つけたりせずに上手に自分の気持ちを伝えられるようにしましょう。こういった態度をアサーティブと言います。「いやだ」とか「痛いからやめて」と。これも大人になるために必要な訓練の1つです。

 そしてもう1つ、ぜひ言っておきたいことがあります。今朝の学年集会での生徒たちの態度です。全員がきちんと座り、顔が上がって話が聴けていました。素晴らしい学年だなと改めて思いました。楽しい修学旅行体育祭にするためにも、もっともっと良い学年にしていきましょうね。元気出していきましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

  

4月17日(木)3年全国学テ、時間割開始、2・3年歯科検診、仮入部期間

 4月も半月が過ぎ、いよいよこれから暑くなります。これからの季節は熱中症に気をつけなければなりません。先生方も皆さんの体調をよく観察し、気を付けますが、みなさんももう中学生ですから、自分の体とよく対話し、体調が良くないようならすぐに先生や仲間に伝えること。また、人は健康が一番大切です!みなさんも健康についてもっともっとよく勉強し、学んだことを実行するようにしましょうね。食事や水分のとり方、睡眠やストレッチなどの体のメンテナンスなどです。

 さて、今日から正式な時間割通りの授業が始まります。上記、体のメンテナンスと同じで、学習の中心は授業ですが、家庭学習で予習をしたり、復習をしたりすることが、勉強のメンテナンスと言えます。考えてみてください、予習として簡単に次の日の授業の内容を確認した状態で授業に臨めば、聞くべきポイントなどもよく分かりますよね。そして、復習としてその日習ったことをワークなどで補強すれば、学習内容がよく身につきますよね。(大沼中ではこの予習、授業、復習の取り組みを黄金サイクルといいます)ゲームやYouTubeも楽しいよね!よく分かります。でもね、君たちにとって一番大切なことは学習ですから(このことは後日詳しく話します)、時間を上手に使い、けじめをつけて過ごしましょう。

 1年生は仮入部期間ですね。部活動は学校生活に彩りをもたらす放課後の活動です。たくさんの部活を見て、体験し、大いに悩んでください。そして本入部したら思い切り青春の汗を流そう!

 

3年4組 英語 3年3組 英語

2年1組 理科 2年3組 数学

2年5組 理科 2年6組 英語

 

 

 

 

 

 

 

 

4月16日(水)1年生:新入生テスト、2年生:実力テスト、3年生:全国学力・学習状況調査

 大沼中学校の生徒諸君、今日はテストお疲れさまでした。テストには2種類あります。1つは入学試験、これは合格か不合格か、一発勝負、その日の出来次第のものです。自分が入試の日まで蓄えてきた実力をテストで発揮できるかどうかが問われます。2つめは、学校で行う定期試験や実力テスト、国や県の学力テスト、北辰テストや塾のテストなどがあります。皆さんに大切にしてほしいのは、この2つ目のテストです。これらのテストは、自分の「現在の実力」を知り、「課題」を認識することが目的です。「できた」とか「できなかった」、「何点だった」で終わりにすることなく、テストの結果をこれからの学習に生かすことが大切です。今日のテストはどうでしたか?何ができましたか?、何が課題か分かりましたか?

朝から元気に登校 朝から元気に登校

3年生の教室 3年生の教室

3年生、全国学力・学習状況調査 3年生、全国学力・学習状況調査

2年生、実力テスト 2年生、実力テスト

2年生、実力テスト 1年生、新入生テスト

7、8、9組:体力テスト 7、8、9組、体力テスト

3年生、タブレットを活用して修学旅行の計画を立てる時代です 3年生、タブレットを活用して修学旅行の計画を立てる時代です

班で協力して話し合いをしています 班で協力して話し合いをしています

4月15日(火)爽やかな光景

 今日は校長先生、とても良い気持ちになりました。午前中に1、2年生合同の体育の授業が行われ、2年生が1年生に大沼中伝統の「春日部体操」をレクチャーしてくれました。代表生徒のあいさつに始まり、見本を見せたあと、2年生がマンツーマンで1年生に春日部体操を教えていました。その姿がとても立派でもあり、仲睦まじくもあり、爽やかな天気と相まってとても清々しい気持ちになりました。最後にお礼を述べた1年生の代表生徒のあいさつも立派でした。またひとつ大沼中の良いところを見つけました。毎日、大沼中が好きになっていきます。

3年生は今日も学活 3年生は今日も学活

2年生代表生徒の掛け声 まずは2年生が見本を見せます

2年生による縄跳びの見本 先輩が後輩に優しく春日部体操を教えてくれました

先輩が後輩に優しく春日部体操を教えてくれました 今度は1、2年生が合同で春日部体操

今度は1、2年生が合同で春日部体操 1年生代表生徒のお礼の言葉 立派でした

4月14日(月)学年時間割、内科検診(2年生)

 土日はゆっくり休めたでしょうか?新しい環境に身を置くと疲れますよね。今日からまた新しい週が始まります。笑顔で元気出していきましょう!今日はどのクラスも委員会の委員決めや学級目標などを決めていましたね。どのクラスも積極的に委員に立候補する生徒が多く、素晴らしいことだなと思いました。3年生は修学旅行の班を決めたり、バスや新幹線の座席などを決めていました。

 

4月11日(金)避難訓練、学活、学年活動、新入生歓迎会

 今日は新入生の歓迎会が行われました。新しく大沼中の仲間に加わった1年生に、先輩方が学校生活の紹介をしてくださいました。興味深そうに聴き入る新入生の様子と委員会や部活動の先輩方が大変立派だったことが印象的でした。先輩が後輩に手本を見せて導く。後輩はその教えをしっかりと受け止め、次の後輩たちの手本となる。そんな良い伝統が大沼中学校にはあります。校長として誇りに思います。

R7新入生歓迎会 校長あいさつ.pdf

 

 

 

 

 

新入生歓迎会

今日は朝に避難訓練は行い、避難経路の確認を行いました。

4校時には、新入生歓迎会を行い、2・3年生から1年生に記念品の贈呈と

各専門委員会や部活動紹介を行いました。

【生徒会長歓迎のことば】

【各専門委員会の紹介の様子】

 

「夢や希望」を語ろう!

4月10日(木)身長何cm伸びましたか…

 今日は、年度当初恒例の発育測定、視力・聴力検査がありました。生徒の皆さんの一番の関心は、身長が何cm伸びたかなぁってことですよね!1年で10cm以上伸びる年もありますし、伸びのピークを越え、2センチしか伸びなかったぁ!なんていう人もいるかもしれませんね。ところで生徒諸君、頭や心も成長しましたか?1つ学年が上がったのですから、その分大人になりましょうね。

 今日は、2、3年生の保護者会が行われました。たくさんの保護者の方々にご来校いただきました。生徒諸君はこのことに考えを巡らせたことはありますか?多くの保護者の方々は仕事をされています。保護者会に来るということは、仕事を休んで来るということです。愛する我が子の担任の先生は誰で、どのような人柄なのか、学校や学年の方針はどうなのか?逆にぜひ学校の先生方に自分の子の特性など知っておいてほしいことを伝えたいなど、愛する我が子のために仕事や家事を調整して保護者会に参加しているのです。そういったことにも考えを巡らせ、「益々がんばろう!」と思い、行動に移すことができる中学生であることに期待します。

 

 

 

4月9日(水) 学級開き、教科書配布

 昨日の始業式、入学式お疲れさまでした。今日から新しいクラスでの生活がスタートします。

 今日は学級開きということで、各学級では、担任の先生が創意工夫を凝らして、学級活動を行っていました。また、各学年で時間をずらして体育館にて学年集会を行いました。担任の先生以外の学年の先生からのお話を聞いたり、生活のルールを確認したりしていました。さらに今日は教科書を配布しました。みなさん忘れずに名前を書くためのペンを持ってきていましたね。各クラスの有志生徒たちがたくさんの教科書を教室まで運んでくれていました。新しい教科書、新しいノート、そしてやる気に満ちた新しい自分がいますね。明日は2、3年生の保護者会があります。よろしくお願いします。給食も始まります。

 

 

 

4月8日(火)始業式・入学式

本日午前中に行われた2、3年生の始業式。無言の整列・入場に始まり、代表生徒の作文発表、そして校歌。どれも「見事!」としか言いようがないほど素晴らしいものでした。昨年、一昨年と大沼中の生徒たちが、当時の先生方と共によく学び、成長した成果なんだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。午後の入学式では、新入生の返事がまず素晴らしかった!「中学生としてがんばっていこう」という前向きな気持ちがよく表れていましたね。そして、2、3年生の校歌紹介!新入生の皆さん、先輩方の校歌はどうでしたか?ビックリしたでしょう!?そうです、あれが「沼中生」の先輩の姿なのです。君たちも今日から「沼中生」です。先輩方を目標に明日からがんばりましょうね!

1学期始業式と入学式の式辞を載せました。改めて読み、一年の始めに新たな決意をしよう!

R7 1学期始業式 校長式辞.pdf

R7  入学式 校長式辞.pdf

 

 

 

第49回 入学式

麗らかな気候の中、第49回入学式を行いました。

これからの期待や不安が入り混じる中、素晴らしい態度で臨むことできました。

また御来賓の方にも御臨席を賜りましたこと、改めて感謝申し上げます。

【校長式辞】

①学校教育目標「心身ともに健康で社会に有為なひとづくり」を目指し、社会に役立つ、貢献できる人間になろう

②あなたたち一人一人はかけがえのない存在です。

【校歌紹介の様子】

第1学期始業式

心地よい天候の中、始業式を行いました。

代表生徒2人の発表のあと、校長式辞がありました。

式辞では①柳のようなしなやかな人間性を身につけよう、②誰もが安全で楽しい学校をつくろう、と話がありました。

4月7日(月)準備登校、新クラス発表

 おはようございます。まず初めに自己紹介をします。4月1日より本校校長となりました、田村 嘉則と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて今日は、明日から始まる1学期、そして新入生の入学式の準備のため、朝から2,3年生の生徒諸君は準備登校をしてくれましたね。校長先生は、朝、教頭先生とともに正門前で立哨をして皆さんを迎えました。登校してくる2、3年生の生徒たちは、みなさわやかな笑顔で気持ちの良い挨拶をしてくれましたね。校長先生はとても嬉しく思い、「この学校に来ることができてよかった」、「沼中の2、3年生は素晴らしい!」そんな嬉しい気持ちになりました。人と人との初めての出会い、ファーストコンタクトは笑顔とさわやかな挨拶が大切なんだと改めて学びました。

 次に、清掃のあと、新しいクラスの発表がありましたね。みんなドキドキしたことでしょうね!青春の一場面ですね!今日、皆さんに一番お話ししたいことは、「新しい仲間と楽しく学校生活を送ってほしい」いうことです。そのためのコツを教えます。それは、自ら進んで新しい仲間たちの良いところを見つけて好きになることです。そして、ほんの少し勇気を持って、自分から進んで挨拶をしてみましょう。「挨拶は心と心の握手」です。

 明日の始業式、入学式楽しみですね!

 

準備登校

明日の始業式、入学式の準備ならびに新クラスの発表を行いました。

どの生徒も、明日の行事のために一生懸命掃除などをしました。

ありがとうございました。

【新クラス発表の様子】

修了式

今年度の締めくくり、修了式を行いました。

1・2年の代表生徒の発表のあと、校長の式辞がありました。

その後、春休みの生活の仕方や部活動などの連絡を行い、最後は表彰を行いました。

【代表生徒】

【表彰生徒】

今年度も、保護者・地域の皆様の深いご理解ご協力のおかげで、終えることができました。

ありがとうございました。

来年度も、どうぞよろしくお願いします。

市長表敬訪問

本日市役所において、全国で活躍する小中学生が市長にその活躍ぶりを報告する、市長表敬訪問がありました。

本校から、日本書道研究会の第58回書心学生展書部において名誉会長賞をいただいた生徒が参加しました。

市長にしっかりと報告していました。今後の活躍も応援しています。

※限定ページに画像がアップされています。

ウインドオーケストラ部定期演奏会

本日、本校の体育館にて、ウインドオーケストラ部定期演奏会が開催されました。

演奏会は3部構成で、

第1部は「マーチ・シャイニング・ロード」「大草原の歌」「ステップ・スキップ・ノンストップ」、第2部は「点描の唄」「時の翼」「テレシコーレ舞曲集」「英国の賛美歌による変奏曲」、第3部はディズニーメドレーでした。

素敵なハーモニーとともに、楽しい趣向も盛り込まれていて楽しい演奏会でした。

お越しいただいた保護者の皆様、地域の皆様、在校生や卒業生の皆様、ありがとうございました。

※限定パージにも画像がアップされています。

 

 

 

春日部市スポーツ賞表彰

本日、正和工業にじいろホールにて、春日部市スポーツ賞表彰がありました。

本校からは、女子剣道部が県大会個人戦優勝、関東大会個人戦準優勝、団体戦県大会優勝、関東大会準優勝などで、また、個人で全日本空手道選手権大会準優勝等、JOCジュニアオリンピックカップ(マウンテンバイク大会)優勝等で表彰されました。残念ながら、所要があり欠席した生徒もいましたが、おめでとうございます。

限定ページに、他の画像もアップしています。

  

 

 

  

 

授業参観、保護者会

今学期の締めくくりとして授業参観及び保護者会を実施しました。

授業参観では、助産師さんを講師として招聘し、「生命の安全教育」を行いました。

足元の悪い中、多数ご来校いただき、ありがとうございました。

第48回卒業証書授与式

ウグイスのさえずりが聞こえる中、第48回卒業証書授与式を行いました。

ご来賓の皆様、保護者の皆様、ご来校ありがとうございました。

3年生最後の学年集会

明日の卒業式を控え、3年生は最後の集会(学年集会)を行いました。

温かな雰囲気の中、出し物の披露や、3年間の思い出をスライドショーで視聴しました。

ひまわり賞(善行賞)

他の生徒の模範となるような言動に授与する「ひまわり賞」

昨日、該当の生徒に授与しました。

素晴らしい行動に敬意を表します。

卒業式予行

今週末に控えた卒業式の予行を行いました。

予行に臨む姿勢や態度から、式本番もすばらしいものになると確信しました。

3年生を送る会

卒業式を来週末に控え、今日は3年生を送る会を行いました。

生徒会の出し物、部活動のメッセージ、お世話になった先生方から、最後に1・2年生から3年生へメッセージを送りました。

その様子を、学校運営協議員の皆様にも参観していただきました。

ありがとうございました。

地域清掃

本日、1,2年生で放課後地域清掃を行いました。

本日、残念ながら、学校外の清掃はできなかったのですが、校庭の草むしりを中心に取り組みました。

ボランティアで参加してくれた生徒の皆さんありがとうございました。

奉仕作業

7・8・9組では、校舎内をきれいにする作業を行いました。

寒い中、もくもくと廊下の壁を「白色」に塗りました。

ありがとうございます。

球技会(3年)

卒業まで残りわずかの3年生。

あいにくの天候でしたが、体育館で球技会を行いました。

白熱した大会になりました。

パフォーマンス大会

今日の5・6校時に、1年生は「パフォーマンス大会」を行いました。

立候補した生徒が、各々のパフォーマンスを見せ、感動あふれる機会となりました。

学校保健委員会

保健委員会主体による学校保健委員会を実施しました。

テーマは「健康な生活を送るために~インターネットとの付き合い方について~」

動画視聴ののち、グループごと協議を行い、指導者から指導をいただきました。

期末テスト

今日明日と、1・2年生は期末テストを行っています。

3年生の県公立入試と同じように、今までの努力を発揮してもらいたいものです。

【生徒が作成した予想問題集】

 

「夢や希望」を語ろう!

明日の県公立高校受検に向けて

すでに卒業後の進路先を決めている生徒もいますが、大半の生徒が明日・明後日の県公立高校入試に挑みます。

そのための事前指導を4校時に行いました。

どの生徒も、今までの努力してきた成果を存分に発揮していもらいたいものです。

支援籍学習

一昨日、今年度最後の支援籍学習を行いました。

1年1組で社会の授業を受け、帰りの会でスピーチをしました。

※支援籍学習とは、障害のある児童生徒が必要な学習活動を行うために、在籍する学校または学級以外に置く埼玉県独自の学籍です。

学校歯科保健優良校コンクール表彰式

本日、春日部市教育センターにて令和6年度春日部市学校歯科保健優良校コンクール表彰式が行われました。

この表彰は歯科保健の学校の取組などの複数の項目を総合的に審査するもので、本年度本校は大規模校の部で見事、優良校に選ばれ表彰されました。

 

明日から東京へ

2年生の校外学習が、明日企画されています。

6校時、事前集会を行いました。

ここまでの実行委員の尽力、個人の取組のすばらしさに感心します。

 

「夢や希望」を語ろう!

校外学習(2年生)

2年生の学年行事として、13日に校外学習が計画されています。

主な目的(身につけてほしい力)は、①自らの力でルールや計画を立てる力をはぐくむ、②班行動・活動をとおして、協力することの大切さを学び、責任感や社会のルールを守る力をはぐくむ。ことです。

 

「夢や希望」を語ろう!

生徒朝会

給食調理員への感謝の気持ちを伝える会を設けました。

また、3送会に向けて、実行委員の紹介と実行委員長の話がありました。

華道部

本日夕方から華道部の生徒の活けた活け花でお客様を迎えています。

 

スキー教室(出発)

1年生がスキー教室に出発しました。

参加した生徒たちは笑顔で長野県の竜王スキーパークに向かいました。

スキー教室の様子を限定ページにてお知らせする予定です。

 

適切な体調管理

保健室前の掲示です。

規則正しい生活も大切ですが、気温などにあわせて何を着て1日過ごすかということも大事です。

掲示物は、学習や生活の意欲を高めるためになどの目的があります。

 

「夢や希望」を語ろう!

修学旅行に向けて(2年生の取組)

今年の5月に計画されている修学旅行に向けて、京都の学習が始まっています。

学習した内容をこの掲示に記載していきます。

日頃の生活や来月実施の校外行事から得たことを生かし、修学旅行の目的を達成してほしいものです。

 

「夢や希望」を語ろう!