校長ブログ

4月15日(火)子供たちの学びのイメージ 

◆【2年】算数「わかりやすく あらわそう」を基に、子供たちの学びのイメージを説明します。

 ここに、バラバラに示されたカードがあります。

どのカードが何枚あるのか、分かりやすく表せるかな?

 課題は、「わかりやすいあらわしかたをかんがえよう」です。

 「どうやったら、わかりやすくなるかなあ。」

 一人一人が、解決できないか真剣に考えていますよ。

 「先生、同じものをまとめてみるとできそうです。」 「なるほどね。」

 「かくれんぼカードが3枚あるよ。」 「では、同じものをまとめてみようね。」

 「何だかできそう。」 

 「早くやってみたいな。」

  同じものを「表」にまとめてみることになり、自力解決が始まっています。

 課題に対して解決の見通しをもった子供たちは、このように学びを進めていきます。

 

 子供たちの「主体的な学び」には、①「高い問題意識」と、②「課題解決に対する見通し」が大切です。

これだけではイメージしにくいので、子供の学びをジェットコースターに例えてみましょう。

 

 ジェットコースターは、私たちを乗せてスタートし、カタカタカタカタと高いところまで上がっていきます。

子供たちが、学びの対象・事象に対して、少しずつ問題意識を高め、課題をしっかりとつかんでいくイメージです。

一番高いところまで行くと、ゆっくりと走り出し、これから始まる楽しさ(恐怖?)に、ワクワク、ドキドキしてきます。

子供たちが、これから始まる学びに見通しがもてたイメージです。

 

 その後、ジェットコースターはどうなりますか?

急加速しスピードを上げ、レールを下ったり上がったり、また、回転したり、暗闇を走ったり・・・

キャーキャーと声を上げ、興奮しながら、ゴールにたどり着きます。

ジェットコースターから降りたとき、「ああ、楽しかったあ。もう1回乗りたい。」となります。

充実感、達成感ですね。

 

 これが、私がイメージする子供たちの学びの姿です。

このイメージのような授業をつくり、子供たちを支援していきたいと思っています。