【終了間近】春季展示は7月5日までの開催です
5月16日より開催している春季展示「神明貝塚の生業ー石器からの暮らしの復元ー」が今週末の7月5日(日)で終了となります。神明貝塚現地では着々と公有地化が進んでいるところですが、神明貝塚の展示としては、実に8年ぶりで国史跡となってからは初めての開催となりました。
平成30年に実施した展示では、神明貝塚の全体をお伝えするような展示でしたが、今回の展示は、神明貝塚から発掘された石器などを中心に縄文人の暮らしに迫りました。「貝塚」、「縄文」というワードから、縄文人は貝や海の生き物をたくさん採(捕)って食べていた、あるいはシカやイノシシといった動物の肉ばかり食べて生活していたとイメージされるかもしれません。果たして実態はそうだったのでしょうか。
実は、貝塚から発掘された石器の多くは植物を加工する道具で、神明貝塚の縄文人は植物、特に木の実を多く食べていたことがわかってきました。道具だけでなく、炭化した植物や土器に残る痕跡(土器圧痕)などから、具体的な植物の利用も明らかになっています。
展示を通して、縄文人の意外な一面を垣間見ることができたり、縄文人に対する新たなイメージが定着したりするかもしれません。まだご覧になっていないという方は、今週末までの開催となりますので、是非ご覧いただきたいと思います。
また7月4日(土)には、みゅーじあむとーくを10時30分~、15時~、それぞれ開催します。予約不要で、お時間までに企画展示室までお集まりください。