「内牧一区自主防災訓練」(共催)を開催しました。
6月5日(土)
昨年は残念ながらコロナウィルス感染防止により中止となってしまった「内牧一区自主防災訓練」でしたが、今年は内牧一区自治会の関根昇会長の『外出がしにくい時なので、防災訓練に参加しませんか』との呼びかけの下、防災対策課と春日部市消防本部の職員の協力を得て、内牧南公民館にて開催をしました。
3蜜を避けるため、室内での炊き出しなどは取りやめ、駐車場で消火訓練、AED訓練、「ゆらりん」での地震体験、全てを屋外で行いました。
幸いにも天候にも恵まれ、コロナ禍にあっても約30名の地域の方が参加していただきました。
関根会長のあいさつから
島﨑内牧南公民館長は、「今はどこで災害に遭ってもおかしくはないので、日ごろの意識づけを大事に」との言葉とともに6月に配布された新しいハザードマップを紹介しました。
そして訓練の開始です。
まずは緊急地震速報が発令されたという設定で、放送が流されたと同時に”シェイクアウト“の態勢をとる訓練を行いました。
屋外に居た時は頭を手で守り、しゃがんで揺れが収まるのを待つのが基本的な動作です。
体験型の訓練の前には、コロナ対策のため各ブースで入念に使用器具を消毒し、準備を怠りません。
早速参加者全員が3グループに分かれ、消火訓練、AEDを使った心肺蘇生訓練、そして「ゆらりん」で震度5強~6強の地震を各ブースで体験しました。
最後に東日本大震災時の震度7の激しい揺れを再現した「ゆらりん」では、体験した方よりそれを見届けていた方から『こんな体験はしたくないわね』との声が聞かれました。
本部席では赤十字奉仕団の方々の献身的な活動が、縁の下の力持ちとして発揮されていました。
いざという時にどう行動してよいかを今一度再確認し、何より人との協力が大切だと気づかされる訓練になったようです。
ご指導いただいた防災対策課・春日部市消防本部の職員のみなさま、ありがとうございました。