内牧四区自主防災会防災訓練が開催されました。
12月10日(土)、内牧四区内におきまして防災訓練が実施されました。
今回、公民館職員として参加させていただきましたので、その状況についてお知らせします。
当日は、真っ青な空が広がり、少し風が強い中でしたが、約40名の方が参加されました。
今回の防災訓練で参加者は、避難訓練・水消火器での消火訓練・地震体験車「ゆらりん」での震度6強における訓練・AEDでの救急救命講習・炊き出し訓練を体験しました。
炊き出しで、おにぎりを作っているのは、地区の女性の方です。
約13kgのお米を炊いておにぎりを握りました。
私も炊き出しのおにぎり作りを少しだけお手伝いさせていただきました。
炊きたては、あっつあつ~!醤油味の味付けをしたおにぎりでなかなか早く握れませんでしたが、みなさんとお話をしながらでしたので、楽しい時間を過ごさせていただきました。
炊き出しで使用したのは、地元農家産のミルキークイーンという品種のお米です。
おにぎりは、防災訓練終了時に参加者に配られました。
私もちょっぴり配布のお手伝いをさせていただきました。
参加した人の中には、これが楽しみで毎年必ず参加しているという人もいました。
地区の防災訓練に参加したことは、私にとって貴重な体験となりました。
参加させていただきありがとうございました。
また、会長さんは取材した中で、「今のところ子どもたちの参加がないので、今後は子どもたちも参加できるよう企画をしていきたい」とお話をされていました。
いざ災害が起こったときに、どうすればよいのか?
自分の命は自分で守るというのは、やはり鉄則だと思います。
とにかく安全な場所に避難することです。
私は2011年3月11日の東日本大震災発生時に福島県で被災し、近所の集会所に避難しました。
集会所には、多くの人が避難してきており、小さな子どもやお年寄りもいました。
とても不安に過ごしましたが、話しかけてくださった方やおにぎりを作ってくださった方もいて、
心強い気持ちになりました。
こうした経験から災害時には、自分の命は自分で守ることももちろん、近くの人と助け合うことが大切だと感じました。
自分が災害を生き抜くために、また、周囲の人を災害から救うためにも、地域の人たちとの交流が図られる防災訓練は重要です。
町内会や自治会などの地域コミュニティで、もしもの災害発生のために助け合いの体制を構築をする取り組みは災害に強い地域をつくるのだと感じました。