内牧地区公民館ブログ

四方谷ふれあいサロン「おせんべいの手焼き体験」

 
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(日)午後1時から、四方谷自治会が四方谷集会所で毎月1回実施している「四方谷ふれあいサロン」において、春日部内牧せんべいさんを講師に迎え「おせんべいの手焼き体験」が行われました。

 


 

この日は午後から曇りで雨も降りそうでしたが、集会所の軒下に炭火の上に金網を置いた焼き台を設置し、ご主人のアドバイスの下全員の方が生地からせんべいを焼きました。炭火の火力は強烈で、寒い屋外でも近づくととても暖かくなりました。

 参加者の方は13名いらっしゃいましたが、皆さんで交代して自分が希望する枚数を焼きました。

 せんべいの生地は初めはとても薄く小さいのですが、網の上に置いた瞬間から休む間もなくひっくり返し続けないとどんどん焼けてしまい、なおかつ生地が膨らんでくるので、木の棒を使って押しつぶさないとそのまま堅くなって焼きあがってしまうという性質があるので、スピードの勝負です。熱い炭火の前で皆さんはこんがりと焼けるよう一生懸命でした。




焼きあがったら、しょうゆダレをハケで塗ります。このタレは春日部内牧せんべいさんにお持ちいただいたものです。



 

一通り焼き体験をした後は、お土産用にご主人に焼いていただきました。その途中私も一緒に焼きましたが、私の3倍のスピードでどんどん焼き上げて行くのを見て、プロの手さばきにみとれてしまいました。


 ちなみに私が焼いたものです。何とか失敗せずにできました。


 また、今回はお店で売っている商品も数種類お持ちいただき、即売会も行いました。皆さん自分が焼いた物を試食した後、お買い物です。

ちなみに、これが今年の4月から「かすかべフードセレクション」に加わるせんべい「春日部笑顔」です。

 

おせんべいだけでなくどら焼きもありました。


参加者の方からは「空気の押し出しがうまく出来なくて堅くなってしまった」という声や「初めてだったが、うまくできた」という声がありました。



四方谷自治会事業部長の西野さんによると、このような催しは今回が初めてで、普段はお弁当を注文して会食会などを行っているそうです。「この催しも珍しい企画なので、若い人たちやお子さんにも参加してほしかったが、中々難しかった」とおっしゃっていました。

 また、このサロンは主に地区の70歳以上の方を対象としていますが、自治会長の野村さんは、「毎月実施しているが、対象となる方の半分ほどの参加に留まっている。全員が参加することは難しい。今回はこういった企画をしたが、集まって皆で一緒にお弁当を食べたり、お茶を飲みながらおしゃべりをすることは、地区の高齢者の人たちの憩いともなるし、自治会としても安否確認のきっかけともなる」とした上で、「現在参加者の高齢化が進みこういったサロンの数が減ってしまっている。うちのサロンは準備で動いてくれる西野さんのような方がいてくれるので、今後も活動を継続していきたい」とおっしゃっていました。

 サロンの最後は、参加者全員で童謡を合唱し、終了となりました。


 

 

 集まった方々はみんなで談笑され、和気藹々とした雰囲気でした。今後少しずつでも参加者が増えていけば、自治会及び地域の団結力を高める大きなきっかけになると思いました(岩本)。