ほごログ(文化財課ブログ)

カテゴリ:文化財の保存と活用

市指定無形民俗文化財「銚子口の獅子舞」の新春例大祭とラジオ放送のお知らせ

 令和8(2026)年1月18日(日) 14時~銚子口香取神社の境内にて、春日部市指定無形民俗文化財「銚子口の獅子舞」が公開されます。
 新春の清らかな空気のなか、勇壮な獅子舞を堪能する時間を過ごされてはいかがでしょうか。

 また、例大祭に伴い、インターネットラジオ「ゆめのたね放送局」のパープルチャンネルでは、銚子口獅子舞保存会の皆さまの生の声が放送されます。

 やったり踊り保存会の渡辺大介さんが主宰する「だいすけが勝手に応援するラジオ」に、保存会の皆さまが出演され、2回に分けて例大祭への想いや今後の取り組みについて語ってくださいます。

 放送スケジュールと内容は下記のとおりです。放送時間はいずれも23:00~23:30(30分)です。

2026年
1月 6日(火)「例大祭の舞手へインタビュー」
(再放送は13日(火))

1月20日(火)「今後の運営や継続伝承へ向けて」
(再放送は27日(火))

▼ラジオ収録風景

 

 

ラジオをお聴きいただき、銚子口の獅子舞に思いを寄せていただけるとうれしいです。
※インターネットラジオのご利用にかかる通信料は、利用者のご負担となります。

 

豊野小学校で「獅子舞授業」~銚子口の獅子舞~が行われました

 12月11日(木)の5・6時間目に、豊野小学校第3学年の「総合的な学習の時間」を使って「獅子舞授業」が行われました。赤沼に続き、今回は銚子口の獅子舞の授業です。

 この授業は、令和5年11月の豊野小学校開校150周年記念の式典において、市指定無形民俗文化財「赤沼の獅子舞」「銚子口の獅子舞」が披露されたのを契機に実施されるようになりました。

 当日は、銚子口獅子舞保存会の9名の方が、大切な三匹獅子と天狗がかぶる鳥兜、大太鼓やしめ太鼓、篠笛を持参され、指導してくださいました。

 5時間目は、銚子口の獅子舞の歴史、獅子頭の種類・特徴などについて、資料と実物を使って解説していただきました。
 赤沼の獅子舞について学習した3年生のみなさんは、獅子頭の種類が太夫獅子・中獅子・女獅子の3種類であり、角に違いがあることをしっかり覚えていました。
 それでも「なぜ3匹なのか」との問いは答えが難しく、保存会の方から、3という数字は「太陽・月・星」を表している、と教えていただきました。

▼5時間目授業風景

 


 6時間目は、4つのグループに分かれて、獅子頭・天狗がかぶる鳥兜を触ったり、お囃子の太鼓や篠笛を体験したり、神社での祭礼の映像を観たりしました。獅子頭の髪は「尾長鶏」の羽を使っており、高級品であるため、やさしく触って、やわらかさを確かめました。 

 次回は2月に、笛や太鼓に踊りも加えて実際に舞を練習する予定です。「早く踊ってみたい」「笛をほめられたから次も笛をやりたい」など、今回も充実感に満ちた感想が聞こえてきました。2月の授業も楽しみです。

▼獅子頭・天狗の帽子

 

 ▼太鼓

 

▼笛体験

 

▼祭礼の映像鑑賞

銚子口の獅子舞は1月18日(日)14時~、銚子口香取神社で新春の例大祭の時に公開されます。ぜひお出かけください。

豊野小学校で「獅子舞授業」~赤沼の獅子舞~が行われました

 12月4日(木)の5・6時間目に、第3学年の「総合的な学習の時間」を使って「獅子舞授業」が行われました。

 この授業は、令和5年11月の豊野小学校開校150周年記念の式典において、市指定無形民俗文化財「赤沼の獅子舞」・「銚子口の獅子舞」が披露されたのを契機に実施されるようになりました。

 当日は、赤沼民俗文化財保存会の4名が講師として来校され、大切な獅子頭と神楽のお面、大太鼓、しめ太鼓、篠笛もご持参いただきました。

 5時間目は、赤沼の獅子舞の歴史、舞の種類や意味、獅子頭やお面の種類・特徴など、スライドと実物を使った座学の授業です。お話の中で、3匹の獅子頭のうち太夫獅子がどれかをあてたり、ホウガケ(獅子頭とともに被る布)に描かれた鳥の種類をあてたりするクイズがあり、みなさん積極的に参加してくれました。

▼5時間目授業風景

  

 6時間目は、4つのグループに分かれて、獅子舞に使われる道具である獅子頭、神楽面、お囃子の太鼓や篠笛を体験しました。実際に獅子頭を被ったり、お面をつけたり、音を出したりと、大盛り上がりでした。

 次回2月は、太鼓と笛と踊りの3班に分かれて、舞の基本である三番叟(さんばそう)とぶっきりを練習する予定です。

 6時間目の最後に聞いた感想では、「獅子頭を被ることができて嬉しかった」、「2月の授業では笛をきれいに吹きたい」など、授業の楽しさが伝わる声があがりました。

▼獅子頭

 
▼神楽面

 

▼太鼓

 ▼笛

 

 11日は「赤沼の獅子舞」の兄獅子である「銚子口の獅子舞」を継承する銚子口獅子舞保存会のみなさまが授業を行います。両地区で共通している点と異なる点が見えてくるのが楽しみです。

12月12日(金)にハルカイトにて発掘調査現地説明会を開催します

令和7年8月から、大凧文化交流センター(ハルカイト)駐車場造成予定地において、貝の内(かいのうち)遺跡29次地点の発掘調査を実施しています。

つきましては、調査の成果を市民の皆さまへお知らせしたく、下記日程で現地説明会を開催しますので、お気軽にご来場ください。

1 日 時  令和7年12月12日(金)午後1時30分~午後2時30分
※小雨決行 荒天の場合は中止
2 場 所  春日部市西宝珠花593 大凧文化交流センター(ハルカイト) 多目的広場
※下記の地図をご覧ください。

3 問い合わせ 春日部市教育委員会文化財課 048-739-6811
※事前申し込みは不要です

 

大凧文化交流センター「ハルカイト」公式ホームページ

https://www.city.kasukabe.lg.jp/soshikikarasagasu/kankoshinkoka/gyomuannai/7/1/1/2/25209.html

 ▲古代の住居跡

ハルカイトにて発掘調査を実施中!

現在春日部市では、大凧文化交流センター「通称ハルカイト」にて、発掘調査を行っています。

8月~12月と長期にわたる調査の中で、多くの文化財がみつかっていますので、途中までの調査成果をお伝えします。

 

ハルカイトは、旧宝珠花小学校の跡地を利用して作られた施設で、昨年の8月にオープンしました。現在は大凧あげ祭りに関連した凧の展示や、旧小学校についての展示、そして郷土資料についての展示がされています。


この学校を含めた周辺地域は、「貝の内遺跡(かいのうち)」という遺跡にあたります。
今回、旧校庭部分にバスのロータリーを建設することに伴い、貝の内遺跡では29回目となる発掘調査を行うことになりました。

 

 今回の調査では、現在までに奈良時代~平安時代の建物跡が20軒ほど見つかっています。竪穴建物1

発見された竪穴建物 中央部分にみえる穴は柱を立てていたものです。

建物が2軒重なってみつかりました

2軒の建物が重なって見つかりました。北側にはカマドが設置されています。

建物内でみつかったカマド

カマドの袖部分からは土器がみつかりました。

 

建物跡からは、当時の人々が使っていた生活道具もみつかっています。

須恵器

建物跡内部からみつかった須恵器

鉄製紡錘車

鉄製の紡錘車も見つかりました。

 

発掘調査は、12月まで行う予定です。

折に触れて、調査の様子を紹介していきます。