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分園への入園に際しての、本園との関係性など

この11月より宇都宮市の平成28年4月の保育所入所申込の受付が始まり、平松分園についてもこのところお問合せやお申込をいただくようになりました。そうした中、いわゆるよくある質問から、分園の概要について市民のみなさまへの情報が不足している点にもあらためて気付かせていただくことがあります。そこで、初歩的な事項ながらお伝えが行き届いていなかった点についてお知らせします。

分園の保育内容
 基本的に平松保育園と同じく、0歳児から年長児まであそびを中心とした生活の中で、それぞれの年齢らしさ、またひとりひとりのその子らしさが充実する育ち方を目指して、あそび方や保育者のかかわり方を工夫していきます。
 そのため、乳幼児期の年齢発達にそぐわない早期からの知識教育や、成果主義的な子どもへの指導や評価、トレーニング式の体育のようなことはほとんど行いません。(そうしたことが人間発達的に適してくるのは学童期以降だからです。)

分園の保育士体制
 上記の保育内容の実行に向け、分園の保育者、調理担当者の内の一定数は、現在の平松保育園の職員が異動して着任する予定です。

入園申込や入園後における、分園と平松保育園(本園)の間の所属の変更の有無など
 このたび新設する分園と平松保育園(本園)とは、市内においてそれぞれの利用が見込まれる子育て家庭の居住区域が全くの同一ではないため、入園申込の取り扱いは各園ごと別々のものとなります。つまり、分園に入園を希望される方が、はじめから直接に分園を希望先としてお申込みいただくことになります。また、分園希望で申し込んだのに自動的に本園への入園に差し替えられてしまうことや、入園後に途中から本園に転園させられることなどはありません。(もし保護者の意思で転園をする場合は、分園と本園の間でも通常の保育施設変更の手続が必要になります。)

 これらの他にも、まだまだ一般の保護者さんには解りにくい点があるかと存じますので、ご不明な点は平松保育園園長(028−661−1465)までぜひお問い合わせください。よろしくお願いします。