校長室より

2015年2月の記事一覧

人事を尽くして天命を待つ

  「人事を尽くして天命を待つ」という諺があります。人としてやれることを全てやり尽くして,後は天に運命を任せるという意味です。
  昨日までの2日間(3日,4日)で千葉県公立高校の前期選抜の出願が終わり,来週の12日,13日には選抜検査を控え,いよいよ受験シーズンも大詰めを迎えようとしています。3年生にとっては緊張の日々が続いていると思いますが,受験日当日まで悔いのない一日一日を過ごし,栄冠を得られることを心から祈っています。
  そこで,受験を間近に控えたこの時期は,次の3点を心掛けてほしいと思います。
  まず 第一は,体調管理をしっかり行いましょう。受験当日に発熱してしまったり,腹痛を起こしてしまったりするなど,コンディションを崩してしまっては,実力を十分発揮できないのは言うまでもありません。「早寝・早起き・朝ご飯」の重要性が指摘されていますが,起床や就寝時刻をはじめ,1週間位前から受験当日のスケジュールを意識した,規則正しい生活を送ることが大切です。特に起床時刻については,人間の大脳の機能上,昔から「テスト開始時刻の3時間前が最適」と言われています。千葉県公立高校入学者選抜の検査開始時刻は午前9時25分ですから,遅くとも朝6時30分には起床する習慣をつけましょう。
  第二は,この時期の勉強方法は,基礎的・基本的な内容の復習を中心に行いましょう。あれこれと手を広げたり,新しい参考書等に手を出したりするのは禁物です。勉強不足な学習内容があることに気付いてしまうと,焦りや不安が募るだけで決してプラスにはなりません。これまで使用してきたテキストを中心に,繰り返し復習して自信をつけていくことが大切です。そして,本番では,いかにミスを少なくするかという気持ちで試験に臨んでください。
  そして,第三は,自宅から試験会場までの交通機関や所要時間等をもう一度確認しておきましょう。特に,試験当日は30分前までには会場に着くようにしましょう。また,会場では受験する教室や面接場及び控え室,トイレなどをしっかり確認しておきましょう。試験会場の雰囲気に慣れると心にゆとりが生まれ,気持ちも落ち着いてきます。なお,交通障害等で予定していた交通機関が使えなくなった場合の連絡方法や代わりの交通機関などの対応の仕方もあらかじめ調べておくことも必要です。
  結果をあれこれ心配して,ただ心を労するのではなく,どのような結果になっても後悔しないという決意のもと,今自分のやれることを全てやり尽くし,後は余計なことを考えずに天から与えられた運命に任せるという心境,そんな大きな気持ちになれた時,自然と道は拓けてくるように思います。