校長室より

2014年11月の記事一覧

母校

      「ふるさと」
 育ったところ 必ずしも家庭ではない
     心を育てられたところが 家庭である
 学んだところ 必ずしも母校ではない
     よき師よき友にめぐり会えたところが 学校である
 生まれたところ 必ずしも故郷ではない
     心をとどめたところが 故郷である 
 
 久寺家中学校の職員室の黒板の上の壁面には,学校教育目標と並んでこの詩が掲示されています。この詩は,どんな豪華な家に住んでも,どんな立派な校舎で学んでも,人間が最後に行き着くところは,真に心を育んでくれたところであると教えています。この詩を掲示しているのは,よき師やよき友と共に,真に生徒たちの心を育める学校づくりを目指していきたいという願いからです。
 先週の11月20日(木),今年度最後の久寺家学習の授業が行われました。久寺家学習は,今年度で12年目を迎え,本校の特色ある教育活動の一つとして定着しましたが,それは,長年,講師を務めていただいている大勢の地域の方々のお力添えがあればこそと感謝しております。このような地域の方々と生徒との触れ合いが,生徒たちの心に「母校(ふるさと)」として深く刻み込まれるものと思います。久寺家学習の講師の先生方,本当にありがとうございました。
  
 

今日も精一杯努力したのだ

 期末テストが終了しました。早いもので「実りの2学期」もあと1か月余りとなり,まとめの時期を迎えようとしています。今学期は,文化学習活動発表会や合唱コンクール,1年生の校外学習をはじめ,多くの学校行事がありましたが,耐震改修工事で体育館が使用できない状況の中,生徒たちは一つ一つの活動に工夫を凝らしながら真摯に取り組み,確かな成果を上げてきました。改めて,本校の生徒たちの底力を痛感させられました。今後の生徒たちの更なる成長を願って,次の作品を紹介します。
   
   「今日も精一杯努力したのだ」
  私たちは,こんな人間になりたい。生徒も,先生も,男のも,女の子も,正しいことは正しいと,美しいことは美しいと本当のことを話し合いたい。
  困ったときは,仕方がない。苦しいときは誰かがやるさ。こんな気持ちを捨て切って,みんなで一人のことを考え,一人でみんなのことを思い,血の通った仲間になり,今日を精一杯暮らし,誰もが「生きていてよかった」と言える社会をつくる。
  私たちは,こんな人間になりたい。私たちは,一人では生きられない。喜びも悲しみも,楽しいことも辛いことも,話し合える仲間,信頼できる友達。信頼される私,私たちはそんな仲間の中でこそ生きられるのだ。
  明日に向かって歩いている私たちを,鉄のごとく,鋼のように,身も心も鍛えてほしい。私たちは,そんな自分を望んでいるのだ。未熟である私たちは,時には背伸びをし,大きく見せようとして,自分を見失うこともある。でも,本当に自分を支えてくれる仲間,そんな仲間の中でこそ生きられるのだ。今日一日を振り返って,「精一杯努力したのだ」と言える人間でありたい。
                     「中学生の心をひらく 朝の感話12か月」より
<季節は秋から冬へ>