師走を迎えて
平成26年も残すところ,1ヶ月となりました。4月に着任以来,子ども達の大きな事故や怪我もなく,安全に過ごすことができたことを本当に嬉しく思います。その背景には,保護者や地域の方のご理解・ご協力があったからこそと,感謝しております。
「師走」という言葉通り,2学期のまとめに慌ただしく過ごしている毎日ですが,子ども達から目を離さず,充実した学校生活ができるように,頑張って参ります。
惑星探査機「はやぶさ」の打ち上げがちょっとした気象条件により,何度も延期されています。その打ち上げ時刻が秒単位まで設定されている理由として,目標とする惑星に到達するには,何億分の1というわずかな打ち上げ角度が,目標達成に左右すると言うことを知りました。子ども達のよりよい成長を見守る我々も,子ども達の将来を見据えて,細心の注意を払い成長の方向性を見極めていかなければいけないという点では,共通しているのではないでしょうか。
しかし,修正の効かないロケットの軌道とは異なり,「修正の積み重ね」が成長につながるとも言えます。失敗を認め,改善を繰り返すことを大切にした教育活動に励んでいきたいと考えます。