校長室から(令和7年度)

4年生社会科の学習(我孫子市クリーンセンター見学)

9月17日(水)、4年生が社会科の学習で、我孫子市クリーンセンターに見学に行きました。4年生の社会では、自分たちの住んでいる身近な地域や市についての学習単元で、主な公共施設などの場所と働きを学ぶことになっています。今回はその一環で、集められたゴミがどのように処理されているのかをクリーンセンターに行って実際に見ることで、これまで学習した内容を深める目的で見学に伺いました。

クリーンセンターでは、計量が終わったゴミを投入するための「プラットホーム」、ゴミを溜めておく「ゴミピット」、焼却炉を制御している「中央制御室」、ゴミを燃やした時にでる排ガス熱を水蒸気に変える「廃熱ボイラ」、廃熱ボイラでできた蒸気を利用して電気を作る「蒸気タービン発電機」、排ガスの中の有害物を取り除く「集塵機」等の設備を順に見学しました。また、見学に際しては、2つのグループに分かれ、それぞれに案内者がつき、説明だけでなくビデオ映像も交えて、詳しく説明していただきました。児童たちも熱心に話を聞くだけでなく、メモ用紙一杯にメモを取り、敷地を歩きながらゴミ処理の方法と、そこで働く人たちの様子をしっかり学ぶことができました。

さらに、今回は、増え続けるゴミ問題、食品ロス、カーボンニュートラル、マイクロプラスチックの問題などにも触れられ、持続可能で環境に優しい社会の実現に向けて一人ひとりがどうすればいいかについても考えを深めることができる見学となりました。

▼見学の様子

  

   

   

 

修学旅行が行われました

7月13日~14日、1泊2日で修学旅行が行われました。

今年は、猛暑や台風5号の接近が心配されましたが、北上のペースが遅くなり、13日の朝は、時折晴れ間の出る曇り空で過ごしやすい天候の中、いつもより早く6年生が学校に登校し、出発の会が行われました。

実行委員会の子どもたちを中心に修学旅行の目標や約束事などを確認し、出発の会を予定通り行った後、今年も下級生の作った「元気にいってらっしゃい!!」や保護者の方に見送られ、学校を出発しました。今年のバスは半年前に購入された新車ということで、真新しく快適な環境の中、早速レク係を中心にビンゴゲームを開始するなど、楽しいレクで盛りあがりました。また、今年も道路が空いていたこと、子どもたちがトイレ休憩で素早く行動したこともあり、予定よりも早く東照宮に到着しました。

東照宮では、グループごとに事前に作った計画にそって、写真でしか見たことのない、左甚五郎が彫った三猿や国宝・眠り猫の彫刻、豪華絢爛な陽明門などの文化遺産をまのあたりにすることができました。心配された暑さも雨もなく、過ごしやすい天候の中の見学で、到着が早まったこともあり、見学時間が増えたことに加え、他の観光客や修学旅行生が少なかったことも幸いし、あるグループでは奥ノ院に2往復するなど、児童たちは、静かな山林に囲まれた神秘的な景観をじっくりと堪能しました。

   

▲東照宮にて

東照宮見学後、徒歩で昼食場所まで移動して予定より30分くらい早くおいしい昼食をとりました。食事後はお買い物タイムです。店頭に並べられた土産に児童たちは、友達とあれこれ相談しながらたのしく買い物をし、大満足の笑みでリュックも心もいっぱいになったようでした。

次に向かったのは、華厳の滝。全員で一気にエレベータへ乗り込み100mほど降り、観爆台へ向かいました。エレベータの中は、「満員電車はこんなものかなぁ。大変だなぁ。」と呟く子どもが出るくらい、すし詰め状態でした。エレベータから降りると一気に気温が下がり、子どもたちのテンションも一段と増し、観爆台へ続くトンネルを進みました。トンネルを抜けると、毎秒あたり2トンの水が、98mの落差を豪快な水しぶきをあげて落ちる滝に大歓声が上がりました。自然が作り出す雄大さと、美しさをバックにクラスや個人、グループごとにいろいろなポーズをとって記念写真を撮りました。

   

▲華厳の滝にて

ここまでの行程がとてもスムーズで時間に余裕ができたことと明日の天候がよくないということで次に向かったのは、2日目に行く予定だった戦場ヶ原。ここでは、それまで雲がかかっていた男体山もバスが到着するころにはその雄大な姿を見ることができるぐらい天候も回復し、男体山をバックに学年全体、戦場ヶ原展望台でグループごとに記念写真を撮りました。雄大な男体山と戦場ヶ原をまじかでしっかり見ることができました。

   

▲戦場ヶ原にて

次に向かったのは、湯滝でした。湯滝は高さ70メートルの斜面を豪快に流れ落ちる滝で、華厳の滝とは違った趣があり、ここでは見るだけでなく、滝つぼから少し離れたところで、水遊びを楽しみました。水の冷たさにしばし暑さを忘れる子どもたちでした。

そして、宿泊地日光四季の宿越後屋にも予定時間よりも早く到着することができました。越後屋では従業員のみなさんの温かい笑顔とお手製のウエルカムボードが出迎えてくださいました。荷物の整理を済ませ、越後谷さんの真向かいにある足湯『あんよの湯』にまず立ち寄りました。少し熱めの湯で子どもたちも最初は遠慮がちに足を入れていましたが、1日歩き回った足の疲れがとれ、足湯をたっぷり楽しむことができました。足湯からでてから源泉へ散策に出かけました。源泉では、ぷくぷくと湧き出す湯だまりに手を入れたり、白い湯気に包まれた小さな源泉小屋が建ち並ぶ景色を楽しんだりしました。また、源泉に設置されている木道を進むと、野生のシカたちが草を食む姿が見られるなど、山景を楽しむことができました。

宿に帰って、夕食を済ませた後、この日の最後のイベント、日光彫りを子どもたちが体験しました。日光彫職人の先生の説明の後、カーボン紙を使って考えてきたデザインを各自が選んだ木製の皿やペン立て、ミニアルバム、手鏡などに写し取り、ひっかき刀を使って彫刻していきました。最初はひっかき刀の角度や力の入れ方に苦労しながらも、徐々に子どもたちは作品作りに没頭しました。彫刻が難しい細かい部分などは日光彫職人の先生に手助けしてもらいながら、約1時間後には全員が完成した作品を手にすることができました。

   

▲日光彫体験

2日目、早朝は雨が降っていたこと、戦場ヶ原へは昨日行っているということで、少し時間の余裕ができたので、ホテルの大広間を使ってみんなで室内レクを楽しみました。心配していた雨もホテルを出る頃には止み、お世話になった越後屋の方々に見送られながら最終訪問地日光江戸村へバスは向かいました。バスの中では、いろは坂からの眺めを楽しんだり、カーブに設置されている標識を探したりしながら、誰一人乗り物酔いする児童もなく、日光江戸村へ移動することができました。

江戸村では、ほぼ中央にある両国橋で解散となり、グループごとに作成した行動計画に従って行動しました。忍者体験の迷路や修行の館へ行くグループ、江戸文化の展示を巡るグループ、忍者劇場や南町奉行所などの劇場で芝居を見るグループ、せんべい焼き体験の体験活動など、様々なアトラクションを楽しみました。また、観覧や見学の合間に商人の町で、昼食や買い物も楽しみました。

こうして全ての日程を終え、帰路につきました。帰路のバスも交通事情に恵まれ、時間より早く学校に到着することができました。

最後になりますが、天候や交通事情にも恵まれ、子どもたちがこの2日間で多くのことを学ぶことができたのも、朝早くからお見送り、そして到着時にはお出迎えとお骨折りいただいた保護者の皆様のおかげと感謝しております。修学旅行へのご 協力、本当にありがとうございました。

※写真に関しては、ホームページの『スクールライフ(最近の出来事の紹介)』にも掲載してありますので、ぜひご覧ください。

4年生の社会科見学

7月7日(月)、4年生が社会科の学習で,北千葉浄水場に見学に行きました。北千葉浄水場は、流山市にあり、北千葉広域水道企業団の唯一の浄水場です。北千葉広域水道企業団は、水道水を各家庭に供給している構成団体(千葉県、松戸市、野田市、柏市、流山市、我孫子市、習志野市及び 八千代市の1県7市)に、安全で良質な水道水を安定的に供給する「水道水のメーカー」の役割をしている事業所です。

予定通りにバスが学校を出発しました。途中16号線で渋滞がありましたが、バスの中では、レク係が集めた楽しいクイズや音楽で盛りあがりました。結局、予定より15分程度遅く到着しましたが、具合が悪くなる児童もなく、楽しい時間を過ごせました。

浄水場では、最初にPRホールにおいて、ビデオを見ながら北千葉浄水場で水道水がどのように作られるかなどを詳しく説明を受けました。ビデオの途中には、クイズもあって、子どもたちも楽しく見ることができました。次に展示ロビ-へ移動して、「水がどこからきて、どのようにきれいになっていくか」や「川の水(原水)と水道水(浄水)の比較」、「浄水処理に使用する主な薬品」などの説明を受けました。その後、中央管理室 → 薬品混和池・凝集池・沈でん池 → ろ過池 → 薬品注入館・送水ポンプ室 → 高架水槽 → 屋外体験コーナー(バルブ開閉体験・送水管トンネル)の施設を見学させていただきました。施設の見学では静かに集中して話を聞いていた子どもたちも、最後の屋外体験コーナーでは、バルブを開閉させ実際に水が流れ出る様子を確認することや出来立ての水を試飲したことなどで、大はしゃぎで笑顔いっぱいの見学で締めくくることができました。

広大な敷地を歩き見学しましたが、帰りのバスの中でもレク係が中心に、楽しいクイズなどで盛りあがりました。

今回の校外学習では、原水から集められた水がどのようにして安全できれいな水に作り変えられ、私たちの家庭や地域に送られるのかを学習し、改めて水の大切さを学べたようでした。

 
▲PRホール

 
▲展示ロビー

  
  
 
▲施設見学

5年生の校外学習

7月4日(金)、5年生の校外学習が行われました。いつもより少しだけ早く学校に登校し、予定通りに学校を出発しました。天候もよく交通渋滞にはまることなく順調に進むバスの中で、レク係を中心にレクで盛り上がりました。

今回の目的地は、栃木県茂木町にある「モビリティリゾートもてぎ」で、「本田コレクションホール」の見学と「ハローウッズ」の散策を予定していました。

「本田コレクションホール」に着くと、最初に電動カート乗車体験をしました。ここでは、タイヤの硬さが違う2種類のカートに全員が乗車しました。1回目の体験では、コースの最初のカーブで操作を苦戦する子もいましたが、2回目はとても運転が上手になり、子どもたちの順応性の高さに感心させられました。体験後は、タイヤの硬さの違いが実際の車にどう生かされているかの説明をしていただき、乗用車とスポーツ車の違いに多いに納得したようでした。次に、ホンダコレクションホールでグループごとに見学しました。ここでは、クイズラリー形式で、クイズを解きながら館内の展示物を楽しく鑑賞することができました。

見学が終わり、レーシング場スタンドに移動し、楽しみにしていたお弁当を食べました。食べ終わった頃に、爆音を轟かせたバイクのテスト走行が始まり、その本番さながらの迫力にしばし釘付けになっていました。

 食事後は、「ハローウッズ」へ散策に出かけました。「ハローウッズ」は、サーキットを取り囲む山々を人が「手入

れ」することによって、荒廃から元気を取り戻させ、多様な生命の息吹と恵みをもたらす里山にしたところです。この日は日差しが強い日でしたが、森の中は涼しく、ガイドの方からいろいろな話を聞きながら散策をすることができました。「ハートにかじられた葉っぱは、ムササビの食べた跡」、「頭部の角だけのカブト虫は、カラスが堅い所だけ食べ残す習性があること」、「巣箱の鳥の卵をねらって蛇が木に登ることがあること」など、興味深い話に子どもたちの目は輝いていました。また、佐々木先生が木の上にいるクワガタを発見したり、子どもたちが草の上を跳ぶバッタを捕まえたり、ガイドさんが飛んでいたタマムシを捕まえ見せてくれるなどたのしい出来事が多く、時間を忘れる里山散策となりました。

今回の校外学習では、学校で体験できないことがたくさんでき、子どもたちが役割を分担するなど、協力し団結することができました。そして、5年生の絆も一層深まった校外学習にすることができました。保護者の皆様には、朝早くからのお弁当作りや学校解散後の見守りなど、ご協力大変感謝しております。ありがとうございました。

 
 ▲電動カート乗車体験       ▲体験後の説明

   
 ▲ホンダコレクションホールでの見学

      
▲ハローウッズの散策

駅前花壇整備ボランティア

 5月24日と6月7日の土曜日に湖北駅南口にある駅前花壇整備ボランティアに東小の児童と一緒に参加しました。

 このボランティアは、湖北台中学校の生徒や保護者、地域の方が、毎年夏花壇と秋花壇づくりを30年以上続けている活動です。一昨年から東小にも、「一緒に活動しませんか」と、お誘いをうけ、それ以後、6年生の有志を募って、毎年花壇整備に参加しています。

 今回の作業は、 24日が花を植えるための除草作業、7日が花の移植作業を行いました。のべ20名以上の東小の児童がこの活動に参加し、素敵な花壇づくりに貢献しました。これから美しい花が咲くと思いますので、湖北駅をご利用のときには、ぜひ、ご鑑賞いただけるとありがたいです。

▼5月24日 雑草取り

   

▼6月7日 花の移植

  

 

1,2年生公園探検

 例年になく曇りや雨の多かった5月でしたが、28日(水)に1,2年生の公園探検が行われました。この日ばかりは、神様が子どもたちの願いを聞いてくれたのか、とても爽やかな晴天の中、湖北台の3号、中央、4号、2号公園を散策することができました。

 今回の公園探検では、2年生が1年生を常に優しくリードしていました。特に中央公園での自由時間では、追いかけっこをやったり、山の上から転がったりと思い思いの遊びの中でも1年生を気遣う2年生の姿がたいへん頼もしく感じました。また、出発や到着の会でも、しっかりとした司会進行や話しをすることができていて、この1年間の大きな成長を感じました。

   

 この探検では、4号公園のそばを歩いているときに、大きな蛇と遭遇するなどの珍事件もありましたが、大きなけがもなく無事に学校へ到着できました。また、いっぱい遊んだり歩いたりしたので、この日の給食はいつも以上においしく、たくさん食べることができたようでした。

 

運動会が終わって

 今年度の運動会は、予定の5月17日(土)があいにくの雨のため、順延して18日(日)となりました。しかし、グラウンドコンディションや天候も程よい状態で、多くの保護者や地域の方にも多数参観していただけ、順延にも関わらず無事に開催することができ、みなさまのご協力に深く感謝しております。

 さて、今年の運動会ですが、例年以上に感動的なものになりました。

 競技では、あきらめる児童もいなく、最後まで一生懸命に取り組む姿がどの種目でも見られ、とても見応えある戦いが展開されていました。表現のダンスでも、指先までしっかりと力を入れ、きびきびした動きで、見ている人を魅了する演技が学団ごとにでき、たくさんの拍手をいただけました。そして、応援も応援団を中心に、応援合戦はもちろん、競技中にも、競技をしていない児童たちの熱の入った応援合戦が繰り広げられました。その結果、僅か2点差という激闘の末、白組が優勝しました。白組のみなさん、みなさんの頑張りが結果になっておめでとうございます。もちろん、負けはしましたが、最後まであきらめずに頑張り抜いた赤組のみなさんも、とても立派でした。運動会のスローガンは、「創り出せ、最強で最高の運動会」でしたが、文字通り、過去に類を見ないドラマチックな運動会を作り上げることができました。

 最後になりましたが、運営面で助けていただいたPTA役員のみなんさん、朝早くから終了まで、ご協力ありがとうございました。また、ご来校いただいた保護者や地域のみなさま、たくさんの温かい拍手や声援をいただいたことに、深くお礼申し上げます。

 

保護者全体会あいさつ

 4月23日(水)、保護者全体会と学習参観・学級懇談会が行われました。
 全体会では、校長挨拶として、以下のようにお話しさせていただきました。

 『本日は、ご多用の中、保護者会、授業参観にご出席をいただき、誠にありがとうございます。また、日頃より、本校の教育活動にご理解・ご協力をいただいておりますことに、重ねて感謝申し上げます。
 さて、新年度が204名の児童でスタートしてから、およそ3週間が過ぎました。児童たちの学校生活も、だいぶ軌道に乗ってきたようです。本日は、令和7年度のスタートにあたり、2点お話しさせていただきたいと思います。

 まず、1点目は、学校経営についてです。資料3ページをご覧ください。
 学校目標を、「活力のある学校」「精一杯遊び、学び、互いのことを考え思いやることができる子どもの育成」とし、本校の合い言葉「ひ」、「人を励まし応援」、「が」、「ガンガン挨拶」、「し」、「静かに話を聴く」を児童とともに共有し、学校目標の達成に努めているところです。
 そして、「目指す児童像」として、記載の4点を掲げました。本校の児童は、人に対して優しく、たいへん素直で、明るい児童たちですが、さらに大きな目標に向かって挑戦する逞しさがやや足りないと感じています。また、活動に対しても受け身になりやすい傾向もあるように思います。そこで、目指す児童像の(2)と(3)にあるように、児童が進んで物事に挑戦し、障壁を乗り越える逞しさが持てるよう、教職員が具体的な目標や道のりを示し、励ましの声をかけながら、児童と共に成長する学校づくりができるように努力したいと思います。そのためにも、児童が「先生、あのね」と言ってきたときは、いつ、どこでも、最優先で時間を作って対応できる教職員集団でありたいと思っています。

 2点目は、私から保護者の皆様へのお願いです。
 子どもたちのことを幸せにしたいという根底にある目的と熱い気持ちは、私たち教員も保護者も同じです。だから、意見や納得のいかないことがあれば、遠慮なく学校に聞いてください。ただ、家で学校の先生のことを子どもに直接、悪く言うことは、おやめください。もし、子どもが学校の先生のことを嫌いになってしまったら、子どもは毎日、嫌いな人に会いに行くことになってしまいます。そうなると、子どもが学校を嫌いになってしまいます。最終的な目的は同じです。ただ、納得いかないこともあるかと思います。そんなときは遠慮なく学校にお尋ねください。直接話をすれば、「先生が言いたいことは、そういうことだったのですね。」と、すぐに解決することが、案外多いのです。宜しくお願いいたします。』

 当日は、雨の中でしたが、たくさんの保護者の皆様にご出席をいただきました。子どもたちも、いつもと違った雰囲気の中での授業で、緊張した様子も見られましたが、一生懸命に頑張っている姿を保護者の方に見てもらうことができました。
 年度始めの何かとお忙しい折ですが、ご来校、本当にありがとうございました。

 

新年度を迎えて

 令和5年度に着任し、3年目を迎えました、校長の石塚浩です。

 保護者や地域の皆様には、いつも温かく学校の教育活動を見守っていいただき、たいへん感謝しております。今年度も教職員が一丸となって、子どもたちにとって学校が、安全で安心できる場となるように取り組んでいく所存です。

  さて、4月8日に始業式、10日に新入生30名を迎え、全校児童204名で令和7年度がスタートしました。学校教育目標「活力のある学校」の達成に向けて、「精一杯遊び、学び、互いのことを考え、思いやることのできる子どもの育成」に努めたいと思っております。また、東っ子の合い言葉、ひ(ひとを励まし応援)・が(がんがん挨拶)・し(しずかに聴く)をいつでも念頭におき、子どもたちと共に伸びることができ、昨年よりも一歩でも前進した学校になるようにしたいと考えています。

 本年度も保護者や地域の皆様の変わらぬご理解、ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

令和7年4月11日
我孫子市立湖北台東小学校長   
石塚 浩   

校長室から(令和6年度)

1年間を終えて

 本日の修了式も終わり、令和6年度もお陰様で無事終了しました。

 今年度も素直で明るい東っ子たちとの毎日がとても楽しく、幸せを感じる毎日を送ることができました。東っ子たちは、「ひ(ひとを励まし応援)・が(がんがん挨拶)・し(しずかに聴く)」の合い言葉を常に心掛けていて、お互いが共に伸びて行こうとする雰囲気があり、日々の活動も充実していたと思います。特に、運動会やメロディーフェステバルなどの行事を経るごとに、子どもたちの成長が感じられ、たいへんうれしく思いました。これも、子どもたちを支え学校教育活動へのご理解とご協力いただいた保護者や地域の皆様のお力あってのものとたいへん感謝しています。本当に1年間ありがとうございました。

 もうすぐ、令和7年度が始まろうとしています。新しい先生方を加え、より一層パワーアップして、これまで以上に学校教育目標「活力ある学校」に近づけるよう頑張りたいと思います。ご理解とご協力をこれからもお願いいたします。 

                    令和7年3月24日
我孫子市立湖北台東小学校長   
石塚 浩

校長室から(令和5年度)

1年間を終えて

 本日の修了式も終わり、令和5年度もお陰様で無事終了しました。

 私にとっては、昨年4月、東小学校の子どもたちに温かく迎えられて、あっという間の1年間でした。私は、中学校での勤務が長く、しかも新米校長としての赴任、期待よりも不安の多い中でのスタートでした。しかし、素直で明るい「東っ子」たちとの毎日がとても楽しく、いつしか不安はなくなり、充実した毎日が送ることができました。そして、子どもたちの様々な活動を通して「東っ子」の良いところをたくさん発見することもできました。教室や校庭で、元気いっぱいに目を輝かせ学習や活動に取り組む「東っ子」たち、そんな児童一人ひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。また、子どもたちを支え学校教育活動にご理解とご協力いただいた保護者や地域の皆様にもたいへん感謝したいと思います。本当に1年間ありがとうございました。

 もうすぐ、令和6年度が始まろうとしています。新しい先生方を加え、より一層パワーアップして、今以上の素敵な学校になるように頑張りたいと思います。  ご理解とご協力をこれからもお願いいたします。 

   

                                 令和6年3月22日

                                  湖北台東小学校長   

                                      石塚 浩  

 

 

校長室から(令和4年度)

令和4年度修了式

 今日は今年度最後の登校日。朝早くから元気なあいさつの声が聞こえてきました。今朝は湿度が高く、廊下や昇降口が結露でたいへん滑りやすくなっていました。すると、ありがたいことに登校した5年生の児童たちが、職員と共に昇降口の床を拭いてくれました。

 2階に上がると、ここでも5年生の児童たちが、1・2年生の教室や職員室の窓ガラスを拭いてくれていました。その姿を見て、2年生の児童たちも一緒になって手伝いをしていました。この1年間、学年の目標としてきた「率先垂範」をまさに日々実践し、このような活動に献身的に取り組んでくれた5年生の児童たちには感謝の気持ちでいっぱいです。これほどまでに頼もしい5年生がいてくれるので、東小は来年度も安心です。

 1時間目に体育館で修了式を行い、各学年の代表児童に修了証書を手渡しました。

 私からは、各学年ごとにスライド写真を見せながら、この1年間を振り返って話をしました。

 最後に、生徒指導担当職員が春休みの過ごし方について話をしました。

 修了式に続いて辞校式を行いました。年度末人事異動により、今月で本校を転出する職員を紹介しました。卒業した6年生も大勢来てくれました。

 式後の学級活動の様子です。担任から通知表と修了証書が一人ひとりに渡されました。

 最後になりましたが、私も4月より他校に異動することになり、今日の辞校式で他の10名の職員と共に児童たちにお別れの挨拶をさせてもらいました。

 3年前の4月、この東小に着任したときは、コロナ禍による臨時休校で2カ月近くも児童が登校しない日々が続きました。再開後も、学校行事の中止や縮小などにより、保護者の皆様が学校の様子を直に観る機会がまったく無くなってしまいましたので、学校に戻ってきた児童たちの頑張っている姿を少しでも届けることができればと思い、このページを通して児童たちが活動する様子を紹介してきました。

 しばらくして、ある保護者の方から、ご主人が仕事帰りの電車の中で、毎日このページを見ることをとても楽しみにしている、という話を伺いました。私も、東小に着任する前は電車通勤をしており、同じように、帰りの電車の中で本を読んだりスマホでニュース記事を閲覧したりして過ごす時間が、束の間の心安らぐひと時になりましたので、その言葉がたいへん嬉しく、また大きな励みになりました。

 それ以来、そのお父さんが電車の中で楽しく見てくださっている姿をいつも想像しながら、今日まで更新を続けることができました。それでも、伝えきれなかった児童たちの雄姿や笑顔がまだまだたくさんありましたので、次年度は、学校でその様子を直接観る機会が更に増えることを願っています。そして、この3年間、児童たちも含めて多くの方にご覧いただいたことを心より感謝いたします。ありがとうございました。

校長室から(令和3年度)

今日の桜

 校庭の桜の木がたくさんの花を咲かせています。まだ蕾が次々と膨らんできていますので、今日で8~9分咲きといったところです。明日は天気があまりよくないようですので、金曜日から週末頃に見ごろを迎えそうです。

校庭の桜は五分咲きです

 今日(3月28日)の校庭の桜の様子です。ほぼ開花している木が数本見られますが、全体的には5分咲きといったところでしょうか。2~3日後には満開の桜を楽しむことができそうです。

令和3年度修了式及び辞校式

 

 今日は今年度の最後の登校日です。

 1時間目の修了式の様子です。式の前に図書室でたくさんの本を借りた児童に読書賞を授与し、式の中では各学年の代表児童に「修了証」を渡しました。

 2時間目の学級活動の様子です。担任の先生から一人ずつ通知表が渡されました。

 3時間目に辞校式を行い、この3月をもって退職する職員及び転出する職員を児童たちに紹介しました。卒業した6年生も大勢駆けつけてくれました。

 昨日このページで紹介した6年生吹奏楽部員の卒業演奏会について、ご指導いただいた田川先生が、ご自身のブログでこの演奏会のことを取り上げてくださいました。(http://schoolbandsupporter.blog24.fc2.com/)田川先生を始め、多くの地域の方々に温かく支えられていることを心より嬉しく思います。

 今年度もこのページをご覧くださってありがとうございました。「毎日更新を楽しみにしています」との声をたくさんいただき、とても励みになりました。この1年間、いろいろな場面でがんばる児童たちがたくさんいてくれたおかげで、記事にしたいことをいくらでも見つけることができましたので、何よりもまず、児童たちに感謝したいです。次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

今日の校内風景と6年生吹奏楽部の発表会

 

 明日は修了式なので、今日が今年度の最後の授業日となります。1・2時間目の様子を急ぎ足で撮ってきました。

 最初に、1年生の英語の授業の様子です。色を表す単語の学習をしていました。

 2年生2クラスの授業の様子です。3時間目の大掃除の様子も追加します。

 4年生は、学級レクと、社会科の都道府県に関する発表会の様子です。発表会は、まるで自治体の観光課がPRをしているような素晴らしいプレゼンテーションでした。

 5年生2クラスの様子です。校庭でそれぞれの学級がレクを楽しんでいました。

 最後に、今日の3時間目後に体育館で開催した、6年生吹奏楽部員による演奏会の様子を紹介します。彼らにとって今年度最初で最後の発表会になりました。卒業したクラスメイトたちも大勢聴きに来てくれました。また、昨日に続いて、学区内にお住いのスクールバンドサポーターである田川伸一郎先生(許可を頂きましたのでお名前を紹介させていただきます。ブログも開設されているそうですので、ぜひご覧になってみてください)も聴きに来てくださいました。田川先生からは、6年生に対するご指導だけでなく、本校児童たちの聴く姿勢がたいへんすばらしかった、とのお言葉まで頂きました。

今日の校内風景(3年生 他)

 桜の蕾が膨らみ始めたにもかかわらず、今日は昼前から雪が舞っています。この時期は「三寒四温」とはいえ、本格的な春の訪れが少し遠のいてしまったような気がします。

 さて、先週卒業した6年生の吹奏楽部員が、明日演奏会を開きます。その準備のために、今朝も学校に集まって練習の機会を持ちましたが、そこに、本校の学区内にお住まいで、過去に多くの小学校で吹奏楽部を指導し、全国大会で何度も優勝した実績をお持ちであるスクールバンドサポーターの先生が来てくださり、児童たちにアドバイスをしてくださいました。6年生部員たちは、4年生のときにもこの先生から指導を受けたことがあるそうです。この2年間、思うように活動することができなかった6年生たちに向けて、「吹奏楽を続けてくれてありがとう」という優しい言葉もいただきました。

 1時間目の3年生の教室です。最初に覗いた学級は、算盤(そろばん)の使い方を学習していました。どの児童もとても上手に算盤を使いこなしていて、少し驚きました。

 隣の教室では、制作中の様子を以前このページでも紹介した「立体物を使った版画」の完成した作品を整理しているところでした。

 同じ3階の多目的室からきれいな歌声が聞こえてきたので覗いてみると、5年生の児童たちが集まっていました。在校生を代表して参列する入学式で、1年生に贈る合唱曲を練習していました。

今日の授業風景(5・4・3年生)

 この数日の温かさが嘘のように、今日は冬の寒さが戻ってきました。明日からの3連休を前に、体調を壊さないように注意したいものです。

 昨日の卒業式で、6年生から「これからは、みなさんが手本となり、東小を支えていってください」と託されて、「これからは、私たちが東小45年間の良き伝統を引き継ぎ、新しい未来を築きます」と大きな声で誓った5年生が、今日からどのような「新しい未来」を築いていくのか、期待を込めて教室を覗いてきました。

 算数の授業中で、立体図形の少し難しそうな問題に挑戦していました。みんな真剣な表情で、集中して問題に取り組んでいましたが、中には、問題が解けずに手が止まってしまい「教えてくださ~い」と救いを求める声を掛けてくる児童もいました。そんな素直で人懐こいところはとても好感が持てるのですが、昨日まで学校を支えてくれた6年生に肩を並べるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。それでも、5年生の児童たちは、今朝も卒業式の片づけを一生懸命に手伝ってくれましたので、新学期を迎えたら、東小を引っ張っていく自覚が芽生えて、頼もしい6年生になってくれるだろうと期待しています。

 続いて、1時間目、4年生の体育の授業です。タグラグビーの試合をしていました。先日も、同じ学級の同じ授業を紹介しましたが、あのときと比べてパス回しや連携プレーが格段に上達していました。

 2時間目の3年生の教室です。大きな手提げ袋にマジックで自由に絵を描いていました。

明日は卒業式

(6年生の教室掲示から)

  

 いよいよ明日は卒業式です。今日が最後の授業となる6年生の教室では、算数の問題やテストの見直しに取り組む児童たちの姿も見え、最後までしっかりと学習する雰囲気が保たれていました。

 小学校で食べる最後の給食です。最後にみんなと一緒に食べる「カツカレーライス」は、きっと思い出に残る味になったでしょう。お代わりを決めるときと、記念撮影のため牛乳で乾杯ポーズをとってもらった時以外は、指示がなくても、この2年間実践してきた「黙食」が徹底できていました。最後の給食ぐらい、楽しく笑いながら食べさせてあげたいのですが、それも我慢して、黙って静かに食べている姿を見ていると、この2年間本当によく頑張ってきたなあと思います。

  6年生に向けられた各学年からのメッセージです。

 5年生が一生懸命に手伝ってくれたおかげで、明日の準備も整いました。

なかよし学級「6年生ありがとうの会」

(6年生の学級掲示から)

 

 2時間目、6年生の卒業式練習の様子です。式の中で歌う合唱曲を何度も繰り返し練習していました。学年の人数は少ないですが、今年の6年生の歌声は何度聴いても素晴らしいです。練習の前に少し時間をもらい、この6年間に皆勤を達成した4名の6年生に皆勤賞を授与しました。

 3・4時間目に、音楽室でなかよし学級の「6年生ありがとうの会」が開かれました。4・5年生は「お楽しみクイズ」、1・2年生は「大きなかぶ」の劇、3年生は「思い出メモリー」を6年生に贈り、最後はみんなで「ビリーブ」を合唱しました。どの学年の発表にも、これまで仲良くしてもらった6年生に対する「ありがとう」の気持ちがいっぱい詰まっていて、とても楽しい会になりました。

 今日の給食は、6年生の卒業の「お祝いメニュー」でした。赤飯や鯛の焼き物、そして苺のロールケーキなど、とても美味しい献立がトレーの上に並びました。ふと通りかかった2年生の教室の中を覗くと、たいへん行儀よく食事をしています。「食器をしっかりと持って食べる習慣が身についてきました」と担任が嬉しそうに話していました。

6年生と1年生の交流レク大会

 今日は、春を通り越して初夏のような温かさです。児童たちが額に汗を滲ませながら水筒の水をゴクゴクと飲む姿を久しぶりに見ました。

(6年生の教室掲示から)

 

 

 2・3時間目に卒業式の予行練習をしました。いよいよ6年生の卒業が近づいてきました。

 3月1日に実施できなかった全校朝礼の代わりに、4時間目に全校集会を開きました。1年生の児童たちから、3月の生活目標として「1年間をふり返り、成長したところ見つけ合おう!」という呼びかけがありました。

 集会の終了後に、新旧児童会の引継ぎ式を行いました。旧児童会役員には感謝状を贈り、新児童会役員には任命書を渡しました。最後に、6年生の旧役員から5年生の新役員に、鍵の形をしたモニュメントが引き継がれました。

 5時間目、校庭で6年生が1年生の児童たちと一緒にレクレーション大会を開きました。久しぶりに6年生に遊んでもらった1年生は、元気いっぱい校庭を駆け回っていました。