校長室

充実と躍進の1学期を終えて

 本日、7月17日()をもって平成27年度1学期の授業はすべて終了しました。1学期を振り返ってみると、校外学習を始めとした各学年の取り組み、生徒総会や歌声交歓会といった生徒会・学校行事の数々、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、大きな成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た感動的体験や成就感によって、彼らはまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である布佐中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることができました。生徒たちにも感謝しなくてはいけないと思っています。

 終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、岩手県で発生した中学生の自殺事件にも触れ、いじめ根絶に向けての話もしました。先に生徒からとったいじめアンケート集計の結果、本校でも残念ながら「周囲から嫌なことを言われて悩んでいる」といった回答が5人からありました。担任の教育相談や早期発見によって、いずれも解決しているということで取りあえずは安心をしていますが、その後のケアにも細心の注意を払っていきたいと思います。心に負わされた傷は他人には見えないし血も流れません。だからこそ私たち大人が、学校が常にアンテナを高くして生徒たちの人間関係を耕し、敏感になっていなくてはならないと考えます。

長いようであっという間に終わってしまった1学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、2学期以降の布佐中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める夏季休業にしたいと思います。そして、これからもいじめなど一切ない、本校のめざす学校像の一つである「先生も生徒も通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる学校(希望の登校・満足の下校)」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願い致します。

 ※終業式から(クリックしてご覧ください)
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