小中高・地域が協働するマップ作り
8月3日(月)、今年で3回目となる布佐my♡プロジェクト2015「マップ作り」が実施されました。これは地域の小中高校生(布佐小・布佐南小・布佐中・我孫子東高)と職員、そして地域の方々が協働して布佐のまちについて調査し、調べたことをマップ作りを通して学び合う活動です。この営みによって、私たちは①子ども達に布佐に対する誇りと愛着をもたせ、将来にわたって布佐の地に貢献できる人材を育成する、②小中高の連携・交流をいっそう深める、③地域の方との触れ合いを通してコミュニケーション能力を育成し、社会性を身につけさせる、といったことをねらっています。そして、一昨年、第1回目は防犯、2回目は防災、そして今年度は地域の歴史と文化についてがテーマでした。
早朝、市長・教育長・警察署長を始め、多くの来賓のみなさんをお迎えして開会行事を行った後、炎天下の中、8グループに分かれた小中高校生と地域の方でフィールドワークに出かけました。そして、それぞれのグループが立ち寄る史跡等では、地域史に精通しておられる専門家や古くから布佐にお住いの方から詳しい説明をしていただきながら勉強しました。グループ内では、小中高校生が各自の役割分担にそって活動し、地域の方にサポートしていただきながら見事なチームワークで午前中の行程を走破しました。
午後からは、グループごとに調べたことをマップにまとめて発表し合うのですが、ここにも午前中に史跡等の説明でお世話になったみなさんにお越しいただき、さらに詳しいレポートの作成まで行うことができました。完成した地図はもちろん、子ども達の発表はどれも素晴らしい堂々としたものでした。
わずか1日の活動ではありますが、この1日で子ども達が学んだこと、身につけたことはとてつもなく大きかったと考えます。この貴重な体験を今後の学校生活に活かすことを願うとともに、ここに至るまでに多くの関係者のみなさんのご尽力とご支援があったことに改めて深く感謝申し上げたいと思っています。
※活動の様子を下記にアップしますが、「生徒の活動」のページにもアップしてありますので、クリックしてご覧ください。
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