校長室

図書ボランティアの活動が始まります

 9日()、夏休みに続いて、本校図書ボランティア打ち合わせ会を実施しました。強い雨が降る中、20名ほどの地域の方にご参会いただきました。人数の多さや一人ひとりの言葉の中に、子ども達に対する地域の熱い思いが感じられてとてもうれしかったです。

 新聞等でも大きく報道されましたが、8月下旬に全国学力・学習状況調査の結果が学校にも届き、活用型学力の向上や家庭学習への取り組みがよくなったことなど、昨年度より改善した項目が多く見られた(分析の詳細は後日お知らせ致します)反面で、質問紙調査で読書に関係する項目への回答が好ましくない傾向にあったのが残念でした。

 そんなこともあり、図書ボランティアの方たちに活躍していただき、図書室の利用状況を改善することは本校の大きな課題です。打ち合わせ会では、まずは図書ボランティアとしての仕事に少しずつ慣れていただき徐々に活動を拡大、様々な意見やアイデアを出しながら本好きの子ども達を増やしていこうという方向で話し合いが進みました。私たち教職員も授業での調べ学習に積極的に図書を活用するよう工夫しているところです。

 同時に、図書室の蔵書管理や検索、貸し出し・返却などをスムーズに行えるよう、蔵書のデータをシステムに入力する作業も行っていただきます。まだ時間はかかりそうですが、近い将来、布佐中学校の図書室が今までとは様相を一変し、本好きの生徒たちがたくさん集う場となっていることを期待したいと思います。