校長室

2018年11月の記事一覧

あらきっ子の木曜日は「どんぐりどんぐら」 19

 あらきっ子の木曜日は「どんぐりどんぐら」

木曜日になると、あらきっ子は朝から胸をふくらませます。

「今日のお話はなんだろう?」

子ども達の目はキラキラ、胸はワクワク、心はポンポンはずみます。そう、木曜日の朝は、読み聞かせボランティア「どんぐりどんぐら」の方が絵本を読んでくださるのです。この取り組みがスタートして、早19年。いつの間にか、読んでもらうことが習慣になりました。ですから、子ども達は木曜日の朝が待ち遠しくてなりません。

読み聞かせが始まると、教室はシーンと静まり返り、あらきっ子は「心の旅」に出かけます。自分の頭の中で自由自在に映像をつくり出して楽しみます。どうしてわかるかっていうと、子ども達の顔はそれぞれ違うけれど、一同にうっとりしているからです。

子ども達に感想を聞いてみると、「おもしろかった」「かわいそう」「勇気がわいてきた」「主人公に感心した」などと、さまざまでした。中には、「自分だったらどうしよう」とか、「このままでいいのか?」など、自分の心と対話しながら聞いている子もいました。聞き方はさまざま、それでいいのです。10月、6年生の子ども達を対象に、「戦争について」の読み聞かせがありました。戦争の映像を見たり、戦争体験をされた方から当時のお話を聞いたりしました。子ども達はいつもより真剣な眼差しで話に聴き入っていました。

本は、言葉の力を伸ばす以上に、自分自身を見つめること、他の人を思いやること、よりよく生きることなどを理屈ぬきに学んでいくことができます。たかが10分、されど10分です。

11月に本校で実施される「ふれあい広場」には、「えほんの国」を出店してくださる予定になっています。先日、図書室に行ってみたら、代表の中川裕子さんを中心に、エリック・カール作のしかけえほん『はらぺこあおむし』を拡大して、子ども達にどう体験させるかリハーサルをしておられました。私は、びっくり仰天!あまりにすばらしかったので、当日を迎える前にこの紙面に紹介します。                       
                                             (横山 悦子)